ダイオウグソクムシを見られる関西の水族館は?
- 鳥羽水族館
- 大阪海遊館
- 須磨水族園
鳥羽水族館 (とばすいぞくかん)
ダイオウグソクムシについて何かと話題の多い水族館です。2014年に死んだ個体は5年間も絶食していたという話で有名になりました。また最近では2020年5月になんと2年ぶりに排便を確認した個体もいるとか。館内では「変な生き物研究所」のブースで見ることができます。
住所:〒517-8517三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
電話番号:0599-25-2555(代表)
営業時間:9:00~17:00(但し、7月20日~8月31日は8:30~17:30)
年中無休
公式ホームページ(外部リンクへ飛びます)
ダイオウグソクムシといえば鳥羽水族館!ですね。いろんなニュースで話題になりました。全国の中でも一番安心して見られる水族館ではないでしょうか。子供の背よりも大きなダイオウグソクムシの巨大レプリカもあって、記念写真の人気スポットになっていますよ♪
大阪海遊館 (おおさかかいゆうかん)
世界最大級の水族館と言われており、水槽が大きく、ジンベイザメなどの大型の魚が評判の水族館です。また、複合型アミューズメント施設「天保山(てんぽうざん)ハーバービレッジ」内にあるので、水族館以外にも一日中遊ぶことができます。
住所:〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
電話番号:06-6576-5501
営業時間:11:00~18:00
休業日:1、2月に年4日間
公式ホームページ(外部リンクへ飛びます)
(※2020年6月現在ダイオウグソクムシは展示しておらず、オオグソクムシのみ閲覧可能です)
大阪海遊館では2015年からダイオウグソクムシを展示していたのですが、2020年6月現在、残念ながら展示はしておらず、再開は未定だそうです。その代わり、ちょっと小さめのオオグソクムシを見ることができて、しかもその数なんと300匹!心臓の弱い方は閲覧注意ですね(笑)
神戸市立須磨海浜水族園(すまかいひんすいぞくえん)
開園以来30年の歴史を持つ水族館です。近年の老朽化に伴い、須磨海浜公園と共に再整備が決まっているそうです。現在の営業形態は2021年2月までの予定で、それ以後、解体工事に入り、本館のみの営業になるとのこと。見るなら今のうちですね。
住所:〒654-0049 兵庫県神戸市須磨区若宮町1丁目3-5
電話番号:078-731-7301
営業時間:9:00~17:00 (※入園は閉園1時間前まで)
休園:12月~2月水曜日
公式ホームページ(外部リンクへ飛びます)
地元で長年愛されてきた施設が変わってしまうのは残念な気もします。改装後は設備も増える代わりに、料金も倍以上になるんだとか。新オープンは2024年でまだまだ先の話なので、その前に一度観に行っておくべきですね。
その他の地域はどこで見られる?
関西以外の水族館を知りたいときは、全国の動物園や水族館の生き物が検索できるサイトを利用するのが便利です。
日本動物園水族館協会(JAZA)のホームページから動物名を入力すると、その動物の見られるところを選んでくれます。ダイオウグソクムシ以外でも見たい動物がいたら、検索してみると、簡単に解りますよ。
水族館に行く前に必ず確認を!
水族館にいる魚たちは、みんな生き物なので、健康状態などにより、展示できないときもあるそうです。飼育できなくなっていたり、飼育はしているけれども見ることはできない状態だったりして、行けば必ず見られる訳ではないようです。
なので、なにかお目当ての生物がいるときは、あらかじめ水族館に電話して聞いたほうが確実ですね。
ダイオウグソクムシの雑学あれこれ
ではダイオウグソクムシについての小ネタをいくつか紹介しましょう。謎の多い奇妙な生物だけに、さらに興味をそそられますよ。
泳ぎ方がカワイイ
ダイオウグソクムシは深海の生物なので、普段はじっとしていることが多いそうですが、泳ぐときは仰向けになって、しかも意外と早く泳ぎます。
引用元:You Tube
一番うしろにヒレ状に発達した遊泳脚(ゆうえいきゃく)があり、それを細かく動かして泳ぐ様(さま)はちょっとコミカルでカワイイですね。もし、水族館でその光景が見られたらとてもラッキーだと思いませんか?
脱皮は命がけ
先にお話した鳥羽水族館で「No.23」と呼ばれた個体は、2019年に脱皮の最中に死んでしまったそうです。脱皮はダイオウグソクムシにとっては大変なことなのかもしれません。これに関して詳しくは関連記事をどうぞ。
ダイオウグソクムシの脱皮は命がけ⁉︎難しい脱皮について学ぼう‼︎
オオグソクムシは日本にも生息している
ダイオウグソクムシはメキシコ湾などに生息していますが、これよりもっと小型のオオグソクムシは日本でも生息しています。そしてこのオオグソクムシはなんと、ふるさと納税の返礼品にもなっているそうです!高知県室戸(むろと)市では返礼品に生きたオオグソクムシを送ってくれます。
引用元:「深海王国」室戸からお届けする「活オオグソクムシ」(外部リンクへ飛びます)
これについて、有名ユーチューバーの「気まぐれクック」さんは「マジでありがた迷惑でしょ!」と正直なコメントをしていました(笑)見た目が苦手なかたは控えたほうがよさそうですね。
食べたら美味しい?
グソクムシは身が少ないので、食用にはあまり向かないようですが、それでもちゃんとした料理として提供してくれるところもあるようです。(調理風景はちょっとグロいので閲覧注意です!)
引用元:You Tube
調理風景がグロいせいか、あまり美味しそうに見えないのは気のせいでしょうかね?見るだけで充分な気もします・・(笑)
まとめ
- ダイオウグソクムシが見られる水族館は関西では3つ(2020年6月現在2つ)
- 全国の水族館の生き物を調べられるサイトが有る
- 見に行くときは必ず確認を!
- ダイオウグソクムシの泳ぎ方は意外とカワイイ
- グソクムシは食べられるが、食用には向かない
2020年6月現在、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除になり、それまで自粛閉店していた施設は、徐々に営業を再開しているようです。しかしまだ、いろいろな制約があり、営業時間や入場方法など各施設によってまちまちですので、必ず確認が必要です。
あらかじめ予約した上で、チケットを取っておかないと入れないところもあるようなので、いきなり行っても入れるとは限らない状況です。まだ解除されたばかりですから仕方がありませんね。
水族館は大人も子供も楽しめるので、こんな状態もなんとか夏休み頃には回復して欲しいな、と願うばかりですね。
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