「タケコプタ〜」「どこでもドア〜」、四次元ポケットから次々に出てくる夢いっぱいの道具たち。そのポケットを持って、未来からのび太のためだけにやって来た、のび太にとって唯一無二の心の友、ドラえもん。
もはや『ドラえもん』は、私たちにとっても愛してやまない国民的アニメですよね♪そんな皆の愛すべきキャラクター、ドラえもんには誕生日があることをご存知ですか?
今回はドラえもんの誕生日の数字に秘められた意味についてご紹介します☆そこに、私たちから愛され続ける理由も秘められているのか、気になりますね!ぜひご覧いただき、アニメ『ドラえもん』をより愛していただければ幸いです。
ドラえもんの誕生日はいつ?その秘められた理由とは?

ドラえもんの漫画は1969年から連載が開始されました。1973年からアニメ化され、2020年の現在もお茶の間には、欠かせない楽しみなアニメとなっています。
『青い狸(たぬき)』によく間違えられる未来からやって来た猫型ロボットのドラえもん。ロボットであるにも関わらず喜怒哀楽がまるで本当に生きているのでは?と思えますよね♪そんなドラえもんが生まれた日ですが、実は2つあったことをご存知でしたか?
ドラえもんの誕生日はいつなの?
ドラえもんの誕生日は西暦2112年9月3日とされています。ちなみに土曜日です(笑)。ドラえもんは22世紀の未来からやって来たとされていますが、実は漫画の連載当初は2012年生まれという設定だったのです。
連載当初の1969年からみると2001年から始まる21世紀は、まさしく『未来』でした。しかしながら、ドラえもんの漫画およびアニメが長期化されていくにつれ、その日が『遠い未来』ではなく、『近い未来』へと変わっていったのです。
そのため、連載が進むにつれて未来のドラえもんの誕生日を変更する必要がありました。連載当初の漫画では2012年のままですが、ある時を境に2112年となっていますので、皆さんも漫画で誕生年の変化を確認してみませんか?
毎年9月3日はアニメでもドラえもんを祝っている!

21世紀から22世紀に変わったドラえもんの誕生日ですが、この先22世紀が近づくにつれてまた変わるかもしれませんね♪長期連載・放送され続けて来たドラえもん。1度や2度は最終回を迎えようとしていたようですが、根強いファンに支えられて、今もなおアニメの放送が続いています。
実は毎年9月3日にはドラえもんの誕生日をお祝いするアニメが放送されているのですよ♪不思議なことに未来で生まれたため、ドラえもんにとって今は過去となります。生まれてもいない誕生日を祝われるのはどのような気持ちなのか気になるところです(笑)
しかし、ドラえもんという愛着あるキャラクターをお祝いしたい気持ちもわかりますよね♪もうすぐ誕生日のドラえもんを、今年も皆さんで盛大に「誕生日おめでとう」とお祝いしましょう!
ドラえもんのプロフィール

さて、ドラえもんの誕生日が2112年9月3日とわかりました。しかし、これだけではなぜ誕生日がこの数字となったのかわかりませんよね。そこでドラえもんに関する他の設定を見てみることにします!
- 誕生日:西暦2112年9月3日
- 身 長:129.3cm
- 体 重:129.3kg
- スリーサイズ:バスト129.3cm ウエスト129.3cm ヒップ129.3cm
- 足の大きさ:129.3cm
- ジャンプ力:129.3m
ちなみにネズミから逃走する速さは、時速129.3kmとなります。これは10mを約0.28秒で走れる速さです。100mを約3秒とお伝えした方がその速さがわかりますか?かなり速いですよね(笑)
ネズミもびっくりのこの速さですが、注目すべきは『1・2・9・3』という数字です。誕生日にもこの数字が入っていますよね。ここにドラえもんをより詳しく知ることができる秘密がありそうです・・・。
1・2・9・3に秘められた理由
この数字、連載当時(1969年)の小学4年生の平均身長を基にした数字となっているのです。連載が始まった時、ドラえもんの読者の対象は小学4年生でした。
そのため平均身長に合わせることで、どんな小学4年生でも対等な関係を築けられるようにしたと考えられています。またのび太の身長が140cmと平均より高めに設定されていることもポイントです。
のび太よりもドラえもんの身長の方が、低くめに描くことで『決してドラえもんはのび太を見下(みお)ろさない』ようにしたと言われています。
愛される『ドラえもん』

のび太のことを『見下ろさない』『見下(みくだ)さない』。ドラえもんは全く自分に自信のないのび太にとって、誰よりも深く自分をわかってくれる心からの友達であってほしい。
そんな作者の心優しい想いが、ドラえもんの誕生日や他のプロフィールでの数字に秘められているのです。
もし次の100年に近づいて、またドラえもんの誕生日が変わったとしても、『ドラえもん』の数字に秘められた想いは決して変わることはないでしょうね。
まとめ
- ドラえもんは長期連載の人気アニメ
- 誕生日は2つあった
- 2つある理由は、『未来』が『遠い未来』ではなく『近づいていく未来』だったため
- 誕生日以外にも『ドラえもん』に関する数字には『1・2・9・3』が入っている
- 数字に秘められた理由は、ドラえもんがのび太を通して、読者にとって『心からの友』であってほしいという作者の想いが秘められていた
有限無限に関わらず、あらゆるものが生まれていくこの世界では、どんなものにも『生まれ』があります。人や動物など命あるものに限らず、物や機械にもある意味では作られたその日が『生まれた日』といえるかもしれません。
アニメの世界でも、作者より作り出されたその日から、私たちのためだけに『生まれた』作品が多くありますね。『ドラえもん』は生まれた日から今日(こんにち)まで、もしくはこれからの未来も愛されていくことでしょう。
のび太の時代でドラえもんの誕生日を祝う理由も、のび太を含む私たちにとっても、ドラえもんが『かけがえのない友達だから』なのかもしれませんね♪これからもアニメでもドラえもんとのび太の友情を暖かく見守って心をほっこりさせていきましょう!
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