今や中華の鉄板ともなった『エビマヨ』。みなさんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?エビチリほどの知名度(ちめいど)はないものの、『エビは好きだけど辛いものが苦手』という方にはとっておきの味方メニュー!お子様にも人気者なのです!
エビマヨは通常揚(あ)げたエビにマヨネーズソースを和(あ)えて作られます。特別な調味料がなくてもおいしく仕上がるので家庭でも作りやすく、これ一品でしっかり満足感があるのも嬉しいポイントですよね。
そんなエビマヨに使われるマヨネーズソースって、マヨネーズ以外に何を入れるのが一般的なのでしょう?より本格的にするには何が必要なの・・・?おいしいエビマヨを家庭でも作りたい方は必見!気になる疑問を解決していきます!
エビマヨのソースの決め手はこれだ!

『海老のマヨネーズ和え』を省略してエビマヨと呼ばれますが、エビマヨと一言に言っても調べてみるとその材料や作り方は人によって様々。基本中の基本からちょっとアレンジを加えたものまで、実に数多くのレシピが存在します。
でもせっかく作るなら少しでも本格的なエビマヨを作ってみたいものですよね。そこで!基本のレシピから応用編までご紹介します♪
エビマヨの基本のレシピ
まずは基本のレシピから見ていきましょう!
・マヨネーズ 100g
・練乳 30g
・ケチャップ 大さじ1
・白こしょう 適量
材料だけ見るとたったのこれだけ。練乳を使うことには驚きましたが、甘みと深みが出てエビにもよく絡(から)みそうです。これらをすべて混ぜ合わせればソースは完成なので、普段料理をしない方にとっても簡単ですね!
詳しくは基本の海老マヨネーズ レシピ・作り方(外部リンクへ飛びます)をご覧ください。
エビマヨをより本格的に仕上げるには?
次に少しでも本格的な味を家で楽しみたいというそこのあなた!ぜひチャレンジしてみましょう!!
・ 生クリーム 大さじ2強(乳脂肪分40%前後)
・ コンデンスミルク 大さじ2強
・ ジン 小さじ1/3
・ ケチャップ 小さじ1弱
・ マヨネーズ 100g
こちらの作り方はまずボウルに生クリーム、コンデンスミルク、ジン、ケチャップを入れて混ぜます。均一になったら、最後にマヨネーズを加えてよく混ぜ合わせたら完成です。隠し味はなんと『ジン』!
使うのは少量ですが、ジンに使われるジュニパーベリーの風味が、全体をキリッと引き締めてくれちゃいます!!詳しいレシピは、ぷりぷりでまろやか!「赤坂璃宮」流の”海老マヨ”をつくろう。(外部リンクへ飛びます)をチェックしてみてくださいね♪
焼いて和えるエビマヨは油の処理もなくて簡単♪
エビマヨは『揚げて和える』が一般的ですが、家庭で作ると油の後処理が大変で手が出しづらい・・・という方もいらっしゃるのでは??そんな悩みを解決するのは揚げずに焼く、つまり『焼いて和える』という方法!
こちらの焼いて和えるエビマヨ レシピ・作り方(外部リンクへ飛びます)では、海老の下処理をした後、塩、酒、片栗粉をまぶしてそのままフライパンで焼いてしまいます!これなら油も少量でできるので、後片付けも楽ちんです♪
エビマヨは日本料理!?

最初にエビマヨが中華の鉄板とお伝えしましたが、ここにきてなんと!エビマヨは中華料理ではなく『日本料理』だったとの情報が!!詳しく解説していきます。
エビマヨの生みの親は?
エビマヨはれっきとした日本オリジナルの料理です。考案して日本で広めたのは、広東(かんとん)料理の料理人であり、TV番組『料理の鉄人』でお馴染(なじ)みの周富徳(しゅうとみとく)さん。生まれは横浜中華街で有名な神奈川県横浜市で、お父様も横浜中華街の料理人でした。
周富徳さんがエビマヨを考案したきっかけは、以前ロサンゼルスの中華料理店で食事をした時に海老をマヨネーズで味付けした料理が出てきたこと。しかし、それが全く美味しくなかったため自分流にアレンジしてみたところ、これが日本で大好評!
マヨネーズにケチャップが入った「エビのオーロラソース」は評判に評判を呼び、瞬(またた)く間に広まりました。そこからさらに改良が重ねられて、現在に引き継(つ)がれています。
まとめ
- エビマヨとは『海老のマヨネーズソース和え』の省略
- エビチリに勝るとも劣らない中華料理の鉄板
- エビマヨソースを本格的にする秘密の隠し味は『ジン』
- エビマヨは中華料理ではなく日本料理だった
- エビマヨを考案したのは、神奈川県横浜市出身の周富徳さん
- エビマヨソースは別名『エビのオーロラソース』とも呼ばれる
今や当たり前のように食べられているエビマヨ。横浜中華街で考案されて日本人に長く愛されてきたのですね。レシピは調べたら大量にありますが、まずは基本をおさえてから本格的なものにチェレンジすると、失敗もなくていいかもしれませんね♪
ですがたまには、お店で本格中華を楽しみたいもの。今度のお休みは、ぜひ横浜中華街まで少し足を伸ばしてみては?
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