エヴァンゲリオンのキャラクター『ペンペン』の最後はどうなった?

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エヴァンゲリオンは1995年にテレビアニメの放送が開始され、謎(なぞ)の多いストーリー等身大の少年少女たちの戦う姿が話題となり、その人気は社会現象にもなりました。

エヴァンゲリオンのシリアスで過酷(かこく)なストーリーの中でも可愛くて癒(いや)し的なマスコットキャラクターともいえる温泉ペンギン『ペンペン』を知っていますか?

人間の言葉を理解しているようで、新聞も読むという不思議なペンギンです。今回はこのペンペンとは何者なのか最後はどうなったのかについて調べてみました!

エヴァンゲリオンの『ペンペン』とは?

ペンペンは『新種』のペンギンと紹介されている、『温泉ペンギン』という架空(かくう)の種類のペンギンです。

『ペンペン』のプロフィール
  • 種類:温泉ペンギン
  • 性別:オス
  • 年齢:2歳
  • 名前:正式には「BX293A PEN2」、愛称「ペンペン」

ペンペンは葛城(かつらぎ)ミサトの家に住んでおり、自分専用の冷蔵庫型の部屋があります。温泉や風呂が大好きで、お酒も飲めて、新聞も読め、話せませんが人間の言葉を理解しているような不思議なペンギンです。翼の先端に3本の爪があり物を持てます。

温泉ペンギンは15年前にはたくさんいたということですが、海洋生物がほぼ絶滅しまっているという新世紀生まれの子供たちは見たことがない生物のようです。映画【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】でシンジが初めてペンペンを見た時は、とても驚いていました。

ペンペンの正体は?

ペンペンは元実験動物だということですが、何の実験に使われていたのかは不明です。しかし、お酒を飲んだり新聞しかも株価のところを読んだりする様子から、おじさんっぽい雰囲気(ふんいき)を感じさせるので、「人間の魂(たましい)が入っているのでは?」と疑う声も多いのです。

また、ペンペンの目がエヴァンゲリオンにとても似ているので、エヴァンゲリオンとの関係も気になります。エヴァンゲリオンやクローン人間を作るなど、不思議な科学がものすごく発展している世界で、何らかの実験に使われたのだと思うと可哀そうに思えますね。

登場人物に謎が多いエヴァンゲリオンですが、ヒロイン・綾波(あやなみ)レイの正体もはっきりとは説明されておらずミステリアスなのです!【エヴァンゲリオン】綾波レイの正体は?!実は人間ではない!!の記事に詳しく書いていますので是非読んでみてください。

ペンペンは最後はどうなったのか?

ペンペンは【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】と【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】で葛城ミサトの家に同居していましたが、【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】からは登場していません。ペンペンはどうしてしまったのか気になりますね。

テレビアニメ版の第弐拾四話『最後のシ者』の中で、葛城ミサトがペンペンに「今度からは洞木(ほらき)さんの所にお世話になるのよ」と言っているシーンがあります。

最後の戦いを前にして安全のため洞木ヒカリに預けたのですね。その後ペンペンは登場していないのでそのままならヒカリと仲良く暮らしていると思われますが、ファンの中では色々な考察がされているのですよ。その中でも「これはありそう!」というもの3つをご紹介します♪

海洋生物研究所の仲間と一緒に暮らしている

海洋生物研究所は第3新東京市の沖合いにあり、赤い海を元に戻す研究が行われている施設です。セカンドインパクトが起きる前の海の環境が人工的に再現されており、魚やクジラ、ペンギンなど、セカンドインパクトで絶滅(ぜつめつ)してしまった海洋生物が飼育されています。

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】では加持(かじ)リョウジが社会見学と言って、シンジ達を海洋生物研究所の見学に連れて行きますが、この時にペンペンも同行し、中にいた仲間のペンギン達と挨拶(あいさつ)を交わしているのです。

たくさん仲間がいるところで暮らせるなら幸せだと思えます。「ペンペンは海洋生物研究所の仲間と一緒に暮らしているのではないか」という想像には、本編に登場しなくなったペンペンの幸せを願っているファンの優しさが感じられますね!

LCL(エルシーエル)化された

「ペンペンはLCL化されたのでは?」という想像をしているファンの声もありました。LCLはエヴァンゲリオンの作品世界で重要な物なのですが、その設定は少し難しいので説明します♪

LCLとは

LCLとはエヴァンゲリオンのエントリープラグの中に満たされている液体で、酸素が含まれており、この液体の中で呼吸ができます。エヴァンゲリオンとパイロットとの神経接続もLCLを介して行われているのです。

また、LCLは第2使徒リリスの体液そのもので、リリスから生まれた人類はLCLによって構成されています。そして、ATフィールドによって一人一人の『人』という形になっているとされているのです。ATフィールドは『心の壁(かべ)』とも言われています。

ゼーレの行っている『人類補完計画(じんるいほかんけいかく)』は、『インパクト』と呼ばれる災害を起こしてATフィールドを無効化し、自分と他人の境界を無くして人類を一つの完全な生命体にすることを目的としているのです。

テレビアニメ版と旧劇場版ではサードインパクトが起こり、人類は補完されLCLとなって溶けてしまいました。新劇場版ではニアサードインパクトで同様に多くの人々が亡くなっています。

LCLとして溶けてしまうのは人類だけのはずですが、ペンペンには過去の実験によって人間の魂が入っていると考えれば、サードインパクトまたはニアサードインパクトでLCLに溶けてしまったと考察することができるのです。

AAAヴンダーとなった

AAA(スリーエー)ヴンダーとは、全長2000メートルを超えるとも思われるほどの巨大な空中戦艦(せんかん)で、【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】、【シン・エヴァンゲリオン劇場版:||】に登場しています。

エヴァンゲリオン初号機を主な動力としており、ATフィールドを発生させる事ができ、強力な重力制御(せいぎょ)システムを持っているなど、他の艦船(かんせん)とは明らかに違って特別な戦艦なのです。

AAAヴンダーの形は巨大な鳥のように見えます。ペンペンが登場しなくなり、入れ替わるように鳥のような形の物が出現したので、「ペンペンはヴンダーになったのでは?」と想像する方が出てきたのでしょう。作中に説明が無いので真相は分かりません。

まとめ

  • 『ペンペン』は温泉ペンギンという新種のペンギン
  • 元は実験動物で葛城ミサトが引き取って同居している
  • 洞木ヒカリに預けられた後は消息不明
  • その正体とともに、最後はどうなったのかに関しても色々な想像がされている

シリアスなエヴァンゲリオンの中でも、可愛くて癒されるキャラクターのペンペンですが、調べてみるとその背景にも、ちょっと怖いと思えるような謎が多く驚きます。

ペンペンの最後はヒカリに預けられ、そのままヒカリと暮らしていると考えられますが、ファンの中では様々な考察がされていました。ペンペンが幸せに暮らしているといいですね。

エヴァンゲリオンのストーリーは明らかにされていない謎が多く、そのため色々と想像をするのも楽しみのひとつです。まだ見たことが無い方はペンペンにも注目して、ぜひご覧ください!

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