【新世紀エヴァンゲリオン】は1995年にテレビアニメの放送がされたSFアニメ作品で、劇場版や小説・ゲームなどたくさんの関連作品が制作されており、20年以上経った現在でもファンがたくさんいます。
主人公は中学生の碇(いかり)シンジで、やや内向的な性格の少年です。戦うことも好きではなくて、アニメの放送開始当初から「ヘタレ」「弱虫」「主人公に向かない」などと言われることが多いのですが、改めて見るとかっこいいのですよ。
今回は碇シンジがどんな人物なのか、かっこいいシーンやファンの声をご紹介します!
【エヴァンゲリオン】碇シンジとは?
シンジは小さいころに母を亡くしており、「先生」と呼ばれる人物のところに預けられて育ちました。そのため家族や人と人の絆(きずな)、愛情に飢(う)えているのです。14歳の時に父に呼ばれ、エヴァンゲリオン初号機のパイロットとして使徒(しと)と戦うことになります。
生年月日:2001年6月6日
血液型:A型
年齢:14歳
身長:157cm
所属:ネルフ・エヴァ初号機専属パイロット・サードチルドレン
学校:第3新東京市立第壱中学校2年A組
特技:チェロ演奏、料理
両親:父・碇ゲンドウ、母・碇ユイ
精神的な弱さを持つシンジですが、過酷(かこく)な戦いの中、苦しんだり葛藤(かっとう)したりしながらも少しずつ成長していき、自分の存在意義を探し求めて行くのです。
シンジのかっこいいセリフやシーンをご紹介

シンジは、昔ながらのやる気に満ち正義感にあふれているヒーローを想像して見てしまうと、確かに「ヘタレ」「弱虫」に見えてしまいます。最初の頃はエヴァンゲリオンに乗るのも嫌々、または「父親に認められたいから」という理由で、ヒーローっぽくありません。
しかし本当に「ヘタレ」でしょうか?シンジは泣き言を言いつつも実際には逃げることはなく、その時々で最善と思われる行動を取っていて、かっこいい主人公だと言えるのです。では、シンジのかっこいいシーンをご紹介します!
エヴァンゲリオンに乗ることを決心するシーン
シンジは「逃げちゃダメだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ・・・」と、自分を追い込んでエヴァンゲリオンに乗ることを決心するのです。このシーンは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』で見ることができます。
「逃げちゃだめだ」というのはシンジのセリフの中でも有名ですね。これだけを聞くと後ろ向きな印象も受けますが、重症とはいえ初対面の子のために自分が戦うことを決心するのですから勇気があります!
この初めてエヴァンゲリオンに乗った時のシンジは制服姿なのですが、「制服姿がかっこいい」というファンの声もありました。エヴァンゲリオンは通常なら、プラグスーツというものを着て乗るのですが、第壱話と第拾九話ではシンジが制服でエヴァンゲリオンを操縦するのが見られます!
アスカが乗ったエヴァンゲリオンに殺されそうになっても無抵抗を貫くシーン
こちらは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』でのシーンです。エヴァンゲリオン3号機にアスカがテストパイロットとして乗りましたが、そのエヴァンゲリオンが使徒に乗っとられてしまったのです。
シンジはエヴァンゲリオン初号機に乗り、対処に向かいました。しかし、中にまだアスカがいることを知ると「アスカが乗っているのなら攻撃できない」と、自分が攻撃されても無抵抗を貫(つらぬ)きます。
指揮官である父・ゲンドウから「どうして戦わない?お前が死ぬぞ」と言われても「アスカを殺すぐらいなら自分が死んでいい」と言うのです。大切な友人を守るために自分の命をかけることができるというのはかっこいいですね!
綾波レイを命がけで助けに行くシーン
こちらも『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で見ることができるシーンです。シンジは「もうエヴァンゲリオンには乗りません」と言ってネルフを飛び出していました。しかし、綾波(あやなみ)レイが最強の使徒・ゼルエルに飲み込まれてしまったのを見て、戻る決意をしたのです。
そしてエヴァンゲリオンに再度乗り込んでゼルエルに立ち向かい「僕がどうなったっていい、世界がどうなったっていい」「だけど綾波は、せめて綾波だけは、絶対助ける!」と命がけで綾波レイの救出に向かいます。命をかけて敵と戦うシンジはヒーローらしくてイケメンですね!
物語のヒロインの美少女・綾波レイについては【エヴァンゲリオン】綾波レイがかわいい!魅力を詳しくご紹介!に書いていますのでぜひこちらの記事もご覧ください。
「シンジはかっこいい」など賞賛するファンの声をご紹介!

では、「シンジはかっこいい」というファンの声を見てみましょう!
- 最初、あんなにエヴァに乗るのを嫌がったのに、包帯巻いた綾波を見て乗るって決めるのは男らしくて根性あると思った
- 窮地(きゅうち)にはなんだかんだ腹をくくってやる気になるからシンジは度胸がある
- テレビアニメ版より劇場版のシンジはすごいかっこよくなった感じ
- こんな境遇なら内気でしょうがないと思うし内面はすごく熱血漢(ねっけつかん)
- 新劇場版の「綾波を返せ!」に鳥肌モノ
- 「シンジ君・・・立派になって・・・」と親のような気持ちになって見ていた
昔ながらのよくある戦闘物のヒーローというとやる気に満ちた熱血漢が多いので、最初に見た時には多くの人がシンジの『弱さ』を感じるようです。しかしシンジの年齢や状況が理解できると、シンジは頑張っていてすごいと思うファンが多いですね♪
また、ストーリーが進んで行くにつれてシンジが成長し、かっこよくなっていったと言う意見もたくさんありました!
まとめ
- エヴァンゲリオンの主人公『碇シンジ』は「ヘタレ」などと言われることが多かった
- しかし年齢や状況を考えると自然というか、普通より勇気のある行動をしている
- 改めて見ると碇シンジはかっこいい
エヴァンゲリオンの碇シンジは「ヘタレ」「弱虫」などと言われることが多いのですが、等身大の14歳の少年として見れば、訳が分からない状況の中でも頑張っており、むしろ勇気ある行動をしていてかっこいいですね!
作品を通してのシンジの成長にも感動します。まだエヴァンゲリオンを見たことが無い方は、ぜひシンジの成長にも注目して見てみてくださいね!
コメントを残す