エヴァンゲリオンに登場する使徒とは??謎の生命体使徒について解説!!

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1995年~1996年にアニメ放送され、社会現象にもなった【新世紀エヴァンゲリオン】。アニメ終了後には、劇場版も公開され人気を博(はく)しました。1990年代、日本の第3次アニメブームのきっかけとなり、セカイ系と呼ばれるジャンルの原点にもなった作品です。

作品完結後もファンは増え続け、2007年~2021年に亘(わた)り4部作で再構築した劇場版が放映開始されました。最終章が2021年3月に公開され話題となりましたよね。当時アニメで見ていた人もいれば、新劇場版から見たという人も多くいると思います。

中には、内容が難しいなと思った人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、エヴァンゲリオンに登場する謎の生命体【使徒】について解説していきたいと思います。まずは使徒について知ることで、エヴァンゲリオンを何倍も楽しく見ることができるかもしれませんよ♪

謎の生命体【使徒】とは?

新世紀エヴァンゲリオンには、多くの『使徒』と呼ばれる生命体が出てきます。簡単にいうと人類から見た”敵対する存在”です。その姿形は様々であり、攻撃も弱点もそれぞれ違います。では使徒にはどのような特徴があるのでしょう。

使徒の特徴
  • 組織NERV(ネルフ)で使われているMAGIシステムによってパターン青と判断される
  • 赤いコアと呼ばれる光球(こうきゅう)を持っている
  • 絶対不可侵領域(ふかしんりょういき)と呼ばれるATフィールドを周囲に展開する
  • 単体で完結している生命体のため、必ず1体ずつで攻撃をしてくるが、使徒同士戦いの情報を共有している

主にこれらの特徴により使徒と判断されています。ATフィールドは簡単に言うと、人間では破ることのできないバリアみたいなものです。そのバリアに唯一対抗できるのがエヴァンゲリオンであるため、人類はエヴァンゲリオンに乗り込み、戦いに挑(いど)んでいったのですよ。

使徒は、組織NERVがある第3新東京市のみを襲来(しゅうらい)してきます。それは、NERVの地下に母的存在である、第1使徒のアダムが幽閉(ゆうへい)されていると思っているからです。産みの親を人類に監禁されているとなると、使徒からしたら人類は敵でしかありませんよね。

使徒の名前の由来は何?

第3使徒~第17使徒まではそれぞれに名前があり、その由来はキリスト教やイスラム教で伝承(でんしょう)されている、【天使の名前】が付けられています。実際に聖書の1つである【エノク書】に記載されているのですよ。

第1使徒であるアダムは、アダムとイブで知られている、最初の人間とされた【アダム】に由来しています。そして第2使徒であるリリスはアダムの最初の妻とされている、【リリス】に由来しているのです。

作中ではアダムとリリス以外は名前で呼ばれることはなく、第〇使徒と数字で呼ばれるので、あまり名前は知られていないかもしれませんね。しかし敵対する存在に天使の名前がついているなんて、少し複雑な気もしてしまいます。

アニメ版と新劇場版では使徒が変わる?

新世紀エヴァンゲリオンに登場する使徒と、再構築された新劇場版エヴァンゲリオンでは登場する使徒が少し変わります。まず大きな特徴として、新劇場版では第2使徒であるリリス以外に名前がありません。

そして新劇場版の使徒は、コアを破壊されると体を保つことが出来なくなり、大量の赤い液体に変化します。これは組織NERVでは【形象崩壊(けいしょうほうかい)】と呼んでいました。また、使徒の頭の上には天使の輪が一瞬だけ描かれており、使徒が倒された時には空に虹がかかります。

新旧劇場版の違いについては、【エヴァンゲリオン】アニメを見る順番!新・旧劇場版の違いとは?でもご紹介しています。また、【エヴァンゲリオン】使徒はどこからやって来るのか?謎を徹底考察!では別の視点から使徒について解説していますよ。

使徒の種類

使徒の特徴をご紹介しましたが、では実際に使徒にはどのような何種類がいるのでしょうか。今回はアニメ版の使徒をご紹介していきたいと思います。

エヴァンゲリオンには使徒以外にも多くのキャラクターが登場しています。気になる方は是非、【エヴァンゲリオン】キャラクターのプロフィールを詳しくご紹介!も合わせてご覧くださいね♪

第1使徒:アダム

アダムは、第3使徒~第17使徒まで産みの親と言われています。使徒は、宇宙に存在していた生命体により、『生命の実(=アダムの卵)』と『知恵の実(第2使徒の卵)』が宇宙にまかれ、その2つが地球に漂着(ひょうちゃく)したことにより生まれたのが始まりとされています。

地球の南極に漂着したアダムは、第3使徒~第16使徒を生み出したのです。しかし、アダムは生命の実を宿しているので永遠の命が与えられていますが、知恵の実を持っていないため、人間のような知能は持っていません。

使徒と言えば、街を襲う敵というイメージですよね?ですがアダムの目的は、地球に楽園を築き、他の使徒と共に平和に暮らしていくことなのですよ。知能は持っていなくても、心は持っているということかもしれませんね。

第2使徒:リリス

リリスは、アダムの卵と共に宇宙にまかれた『知恵の実(=リリスの卵)』を宿している使徒になります。アダムが使徒の産みの親なのに対して、リリスは人類の産みの親に当たるのです。その為か、見た目は人間に近いものがあります。

リリスは、世界の中でも使徒が襲来する第3新東京市の地下で十字架に磔(はりつけ)にされており、他の使徒の襲来から街を守るために管理・監視されているのです。そしてその肉体は、人間が使徒と戦うために必要な人型兵器エヴァンゲリオンを生み出すために利用されています。

人間のために生きているわけではありませんが、他の使徒と違い、知恵の実を宿しているため、人間のような知識があるのです。そのため、他の使徒からは悪魔のような存在とされていました。

第3使徒:サキエル(水を司る天使)

サキエルは使途の中でも人型をしているのが特徴です。しかし人型といっても人間の容姿とは大きく異なり、手足は細長く、人間でいう首は存在しません。そして顔は仮面のような形状をしているのです。

戦う時は、掌(てのひら)から光の槍(やり)を出したり、両目から強力な破壊光線を放ち攻撃してきます。第1話・第2話で登場し、使徒の中でもグッズが販売されるほど認知度が高い存在です。そのため、使途といえばサキエルを真っ先に思い浮かぶ人も多いかもしれませんね。

第4使徒:シャムシエル(昼を司る天使)

シャムシエルは第3話に登場した使徒になります。筒(つつ)状の身体に、鞭(むち)のような腕を持っていて、まるでイカのような見た目なのですよ。登場の際も海から出現しましたが、脚と呼ばれる部分はなく飛行により移動します。

空飛ぶイカを想像したら、敵である使途も可愛く思えてしまいますね。しかし、その攻撃力は高く、腕の先にあるピンク色の触手(しょくて)で相手を絡(から)めて動けなくし遠くへ飛ばしたり、高速で動かすことによってビルを微塵切(みじんぎ)りにしたりもできるのです。

空飛ぶイカと侮(あなど)っていては痛い目をみるかもしれませんね。

第5使徒:ラミエル(雷を司る天使)

ラミエルは第5話・第6話で登場した使途です。生物の見た目ではなく、青い正八面体(せいはちめんたい)をしており、「ホー・・・ホー・・・」と女性の声のような音を発しながら浮遊(ふゆう)移動します。

強力なATフィールドをもっていて、一定距離内に侵入してきたものに対相手は容赦なく高威力(いりょく)の加粒子砲(かりゅうしほう)を放って攻撃してきます。心臓であるコアが正八面体の真ん中にあるため、なかなか壊すことが出来ず、やっかいな敵の1人です。

第6使徒:ガギエル(魚を司る天使)

ガギエルは、第8話で初めて登場した第6使徒になります。頭のあたりには第3使徒のサキエルと同じ顔がついており、深海魚やシャチを思わせる見た目をしているのです。飛行しない使徒の中では最大級の体格を誇(ほこ)っているのも特徴です。

巨体なため、体当たりするだけでイージス艦を大破(たいは)できるほどの力を持ち、その他にかみつきの攻撃を得意としています。今までの使徒に比べるとずいぶんと原始的な攻撃に感じられますよね?一説によると、作画の手間を省(はぶ)くためらしいですよ。

第7使徒:イスラフェル(音楽を司る天使)

イスラフェルは、容姿や戦闘シーンが可愛いと人気の使徒なのですよ。時には、地球を飲み込んでしまうほどの涙を流すこともあるようです。使徒の中でも、情にもろく心優しい使徒なのかもしれませんね。

しかし戦闘においては、2体に分裂する能力をもっており、1体が傷ついてももう1体が無事なら瞬時に回復をするという、かなり厄介な使徒なのですよ。

第8使徒:サンダルフォン(胎児を司る天使)

サンダルフォンは発見時、サナギの状態だったためまだ人類の脅威(きょうい)になり得る存在ではありませんでした。しかし人類は、生きたサンプルとして詳しく調べるために、捕獲したサンダルフォンを輸送している最中、なんと羽化してしまったのです。

羽化したサンダルフォンは人間が食べてもおいしい『ヒラメ』に似ているのですよ。想像すると使徒でありながらあまり怖く感じられませんよね。実際、使徒の中でもかわいいキャラクターとして人気があり、サンダルフォン戦が好きというファンも多いそうですよ。

第9使徒:マトリエル(雨を司る天使)

マトリエルは、蜘蛛(くも)のような見た目で中心部には目のような模様が多数あります。その見た目が苦手という方も多いのではないでしょうか。登場したのが停電中の街だったため戦いは困難を極めましたが、実際には瞬殺されていたであろう最弱の使徒と言われているのです。

混乱の中だったため、特に攻撃されることもなくさらっと街に侵入してきた、運を味方につけたような使徒ですが、実際、厳重警備の中であればその姿を誰にも見られることなく消滅していたかもしれませんね。

第10使徒:サハクィエル(空を司る天使)

サハクィエルは宇宙空間に存在しており、他の使徒よりも圧倒的な存在感をもつ使徒として知られています。宇宙空間に漂(ただよ)っている時は、真っ黒な球体の形をしていますが、攻撃時にはその姿を変えるのです。

真っ黒な球体からまるで翼が生えたような姿になり、虹色の球体へと姿を変えます。そしてその巨大な体を生かし、自身の体の1部を質量爆弾として地上へ落下して攻撃をしてきました。

宇宙からの攻撃となると、なかなか人類では太刀打ちできないのではないかと、恐怖を覚えてしまいますね。

第11使徒:イロウル(恐怖を司る天使)

イロウルは他の使徒と違い、形を持っておらず、微生物サイズのウイルスのような使徒になります。自らの弱点を克服して、環境や状況に合わせて急速に成長を繰り返し、増幅したり分離したりするのが特徴です。

他の使徒みたいに大きな体ではないため物理的攻撃がしにくく、かなり厄介な敵なのですよ。そしてもうひとつ他の使徒と違うのが、心臓にあたる『コア』が無いということです。物理攻撃もできない、唯一倒すことができるコアもない、となると人間も困ってしまいますよね。

いったいどのようにして倒したのでしょう?イロウルのはっきりとした最期は描(えが)かれておらず、コンピューターシステム『MAGIシステム』と共存したのではないかというのが最も有力な情報となっています。

第12使徒:レリエル(夜を司る天使)

レリエルは一見ただの白黒模様の丸のような見た目ですが、実はその球体は本体ではなく、真下にある影が本体という少しややこしい使徒になります。球体は常に浮遊していて、球体部分に攻撃を仕掛けてきたものを、影の中にある空間に引きずり込んでしまうのです。

戦闘の際も、主人公である碇(いかり)シンジはエヴァンゲリオン初号機ごとこの影の空間に引き込まれてしまったことから、使徒の中でも最強クラスなのではないかと考えられています。空間に引きづりこまれてしまうと、武器もレーダも一切使うことができません。

そして知恵の実を持っていない使徒は言葉を話せないにも関わらず、レリエルは人間と対話できる能力をもっているのです。逃げ出すことのできない空間で、人間に精神的ダメージを与えて、心を壊してしまう攻撃・・・考えただけでも恐ろしいですよね。

第13使徒:バルディエル(あられを司る天使)

バルディエルは単体では攻撃する力はありませんが、寄生することで宿主を支配下に置き、その能力を高めるといった力があります。作中ではエヴァンゲリヲン参号機に寄生し乗っ取り、攻撃を仕掛けてきました。

味方を乗っ取り、さらにその身体能力を高めて攻撃してくるあたり、かなりやっかいな敵といえるでしょう。

第14使徒:ゼルエル(力を司る天使)

ゼルエルは、見た目はぽっちゃり型の使徒であまり強そうには見えません。しかし、第1使徒のアダムから生まれた第3使徒~第17使徒の中では最強と言われているのですよ。2本の足に2本の腕、そして体と頭があり、人間のような見た目はしていますが、2足歩行はできません。

浮遊して移動するのですが、攻撃されてもなお止まることなく進むことができるほどの防御力をもっています。爆弾が投下されようが、至近距離で攻撃を受けようが、一切傷つくことがないほどの鉄壁のバリアをもっています。

それが使徒の中でも最強と言われている由縁(ゆえん)でしょう。

第15使徒:アラエル(鳥を司る天使)

アラエルは、光る鳥のような姿をしており、攻撃力は精神攻撃で人間を廃人状態に追い込むほど強力です。精神攻撃は、強力なバリアでもあるATフィールドをもっていたとしても防ぐことができません。精神崩壊してしまうと戦うことすらできませんよね。

物理的攻撃よりも恐ろしいといえるのではないでしょうか。さらにアラエルはマッハ級のスピードも兼ね備えています。見た目の通り、鳥のように人間ではとらえるとこの出来ないスピードで移動するとこができるのです。

第16使徒:アルミサエル(子宮を司る天使)

アルミサエルは、使徒の中でも珍しく固定の形をもっていません。1番特徴的な形態が、2重の螺旋(らせん)が円を描いているような見た目であり、光るDNAのような使徒とも呼ばれています。

そんな肉体を持たないアルミサエルの能力は浸食(しんしょく)と融合(ゆうごう)になります。浸食はその通り、相手の体に入り蝕(むしば)んでいく能力であり、融合とは相手に融合し、完全に支配してしまうのです。体に浸食され、融合されてしまうと太刀打ちできませんよね。

第17使徒:ダブリス(渚カヲル)

ダブリスは、別名最後のシ者とも言われています。作中では渚カヲルとして登場し、ダブリスの名は本編終了後に雑誌記事で明かされました。

どこからどうみても人間にしか見えない彼は、生命の源である第1使徒の魂を持っており、人間を理解したいという強い思いがあります。彼については【新世紀エヴァンゲリオン】渚カヲルの正体と本当の目的とは!?で詳しく紹介していますので、ご覧になってみてくださいね!

第18使徒:リリン(人類)

リリンとはいわゆる人類の事を指します。しかしアダムから生まれた他の使徒と違い、リリンは第2使徒であるリリスから唯一生まれた使徒なのです。しかしリリスから直接生まれた訳ではなく、リリスが生み出した生物が長い年月を経て、進化していった姿が人であるとされているのですよ。

リリスは知恵の実の力をもっているため、人間は知恵を持ち化学が発展していきましたが、代わりに寿命が限られています。それに代わりアダムは生命の実をもっていた為、使徒は無限ともいえる寿命を得るかわりに高い知能がありません。

同じ使徒でも生命の源の違いで、姿形が違い、考えることが違い、争うことになってしまったのです。

まとめ

  • 使徒は人類からみた敵対する存在である
  • 使徒の名前の由来は聖書に書かれている天使の名前である
  • 使徒は第1使徒~第18使徒までいる
  • 使徒は第3新東京市のみに現れる
  • 第1使徒アダムが第3使徒~第17使徒の産みの親である
  • 第2使徒リリスが第18使徒の産みの親であり、使徒と戦うためのエヴァンゲリオンを創り出している

18種類も存在する使徒について、皆さんは何種類ご存じでしたか?グッズになっているサキエルは見た事がある!という方は多いかもしれませんね。そしてそれぞれの特徴を知ったことで、使徒へのイメージが変わったのではないでしょうか。

1回観て難しく感じた方は、是非使徒について詳しくなった今、もう一度エヴァンゲリオンを観てみてくださいね。今までと違う見方で、より一層エヴァンゲリオンの世界を楽しめるかもしれませんよ。

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