週刊少年ジャンプで連載(れんさい)されていた『銀魂(ぎんたま)』は、バトル要素だけではなく、お笑い要素も多く含まれている大人気漫画(まんが)として有名ですよね。作中では連発するボケに対して、キレのいいツッコミを入れるキャラクターがいるのです。
ツッコミ役のキャラクターとして代表的なのが『志村新八(しむらしんぱち)』という、メガネをかけた青年です。新八は銀魂に登場する中では珍(めずら)しく常識的なキャラクターですが、その常識的なキャラ故(ゆえ)に影が薄いとも言われているのですよ。
今回は新八のツッコミ名言と、新八メインの面白回をご紹介していきます♪
新八ツッコミ名言!

銀魂にはボケキャラがとても多いので、どの話でも新八はツッコんでいるのですが、その中でもファンから人気もあり、印象に残るツッコミをご紹介します。皆さんが知っているセリフも入っているかもしれませんね♪
「どんだけ弱いんだ!!スペランカーか!!!」
第99話【人生もゲームもバグだらけ】での新八のセリフです。最新ゲーム機を手に入れ、真選組(しんせんぐみ)のメンバーたちとゲームを楽しみます。ゲームの中で土方(ひじかた)が足の小指を看板の角にぶつけて死んでしまう、というときに新八が放(はな)った一言です。
銀魂の中でスぺランカーという言葉が使われていますが、1985年ころ実際に発売されたファミコン用のソフトなのです。このゲームの主人公は、少し高いところから落ちただけで死んだり、鳥のフンに当たっただけで死んでしまいます。
そこから「史上最弱の主人公」ということで、ゲームが好きな方の中では認知(にんち)されているのですよ。これを元に、新八のセリフが考えられたのですね♪
「童貞(どうてい)なめんなァァァ!!三十歳まで童貞貫(つらぬ)いた男はなァゴッドハンドと呼ばれ、加藤の鷹(たか)という存在に転生できるんだぞ!!」
第139話【財布は尻ポケットに入れるな】からの新八のセリフです。衝撃的なツッコミに、銀魂ならではという感じがして、ファンからの人気も高いセリフなのですよ♪このお話の始まりは銀時がスリに合うところから始まります。
銀時の財布をスッた晴太(せいた)でしたが、銀時に捕まってしまい、挙句の果てにはパフェまでおごらされてしまうのです。銀時の財布をスッたものの、中身が空っぽだったので晴太はさぞ悲しかったでしょうね。
晴太が財布をスッたのは遊女をしている母親に会いに行くためだったのですが、まだ子供の晴太が遊女に会うためということに驚(おどろ)き、思わず放った新八の一言です。
「コタツから出てこない嫁なんてコタツもお断りだよ」
第251話【コタツで寝る時は〇玉熱しないよう気をつけろ】からのセリフです。ある日、銀時達はこたつを手に入れてくるのですが、あまりの気持ちよさと暖かさに、こたつから出られなくなってしまいました。そこへ、新八が登場し、散らかった部屋を片付けだします。
片付けるために「こたつから出ろ」という新八に対して、神楽が「私コタツと結婚する事に決めたアル。もう離れ離れで生きていける気がしないネ。」と言うのです。それに対して新八が冷静にツッコミを入れているところがとても面白いですね。
銀魂ストーリーだけではなく、タイトルもとても面白いのですよ。銀魂はタイトルも面白い!特にオススメなタイトルをご紹介します!では銀魂の面白いタイトルをご紹介していますので見てみてくださいね♪
面白回のご紹介♪

銀魂では新八の他にもツッコミをするキャラクターがいますが、基本的に新八がツッコミをしないと物語は進みません。ボケまくる他キャラクターをよそに、一人冷静にツッコミを入れる新八は、他のキャラ達から『ツッコミメガネ』とも言われているのですよ。
銀魂では珍しく常識的なキャラなので、目上の人にも礼儀正しく振(ふ)る舞(ま)うのですが、ツッコミに力を入れるあまり急に失礼になってしまうことがあります。存在感が薄いこともあり、作中では「メガネの方が本体では?」とまで言われてしまう始末なのです。
そんな新八のツッコミが炸裂(さくれつ)する面白回をご紹介していきたいと思います♪
第34話 恋にマニュアルなんていらない
新八が大好きな猫耳の女の子とデートをするお話しなのですが、新八は女性に対する免疫(めんえき)が全くありません。そのため、猫耳をつけた可愛い女性とデートすることになるのですが、これが問題の始まりとなってしまうのです。
ネコミミ娘『エロメス』が絡(から)まれているところを偶然(ぐうぜん)にも助けた新八は、後日エロメスからデートに誘われます。お礼の品として、ケーキと猫耳が送られ、デートのお誘いの手紙が入っていたのです。
デート未経験の新八はネット掲示板でアドバイスをもらおうとするのですが、なんとそのアドバイスは新八の知り合いばかりだったのでした。
新八がドギマギしながらデートをしているところを、銀時と神楽(かぐら)、そして新八の姉であるお妙(たえ)が尾行をしているのですが、銀時は全然楽しそうではないのです。銀時の「どうでもいい」という感じと、神楽やお妙のふざけながらも見守るギャップがとても面白いのですよ♪
第126話 文字でしか伝わらないものがある
新八は江戸のトップアイドル、寺門通(てらかどつう)の親衛隊(しんえいたい)隊長をしており、来(きた)るコンサートに向け、浜辺で振り付けの練習をしていました。しかし、最近は隊員達の熱意が散漫(さんまん)になっている様子に気付いたのです。
寺門通親衛隊の規則には「みだりに婦女子と密通(みっつう)することなかれ」という規則がありますが、新八はこの規則が守られていないと気付きます。そのため、隊員に喝(かつ)を入れようとしたとき、浜辺でメッセージボトルを拾うのです。
メッセージには「文通をしませんか?」という言葉と、写真が入っており新八は返事を書こうとするのですが、なかなかいい文章が思い浮かばず悩みます。そこへ銀時が登場し、新八にアドバイスをしようとするのです。
いい文章が思い浮かばず、銀時にアドバイスをされますが、銀時がふざけてばかりいるので新八は部屋に引きこもってしまいます。そこへ銀時がエロ本を差し入れに行くところがとても面白くて笑えてしまうのですよ!
第127話 会わないとわからないこともある
126話からの続きで、今回から真選組のメンバーである、土方十四朗(とうしろう)、近藤勲(こんどう いさお)、沖田総悟(おきた そうご)が登場します。そして、新八の文通をみんなで見守るのです。
前回の手紙で真選組一番のイケメンである沖田総悟の写真を送ってしまった新八ですが、文通相手も姉の写真を送っていたのです。銀時は「僕は万事屋のバイトとして働いています。万年金欠で、趣味はアイドルのおっかけです。」と本当のことを書くよう言います。
銀時のアドバイスがどうにもならないとなったときに、土方が登場ししっかりフォローしてくれるのです。
新八の恋愛経験が不足しているところを、銀魂の仲間たちがアドバイスするのですが、真面目に話しているのか、真面目に話していないのか分からないところがとても笑えます。銀魂は漫画も面白いのですが、アニメ版も漫画とは違った楽しみ方ができるのですよ♪
人気漫画なのでアニメもたくさんシリーズが出ていますが、銀魂のアニメ見るときの順番は? それぞれ1話のあらすじを紹介しますで詳しく紹介していますので是非ご覧になってくださいね。
まとめ
- 銀魂では珍しく常識的なキャラクター
- キレのあるツッコミをする
- 存在感が薄く、メガネの人と言われてしまう
銀魂はボケ要素が多く、1話ごとに物語が分かれていることも多いのでどこからでも読み始められるのがいいところですよね♪普段ボケている仲間たちも、いざというときには頼もしくなったり、ツッコミばかりしている新八も、仲間とふざけてしまうこともあるのです。
今回は新八のツッコミをご紹介しましたが、作中には心に残る名言が登場するシーンも多くありますので、是非皆さん探してみてくださいね♪
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