大人気漫画『ゴールデンカムイ』のあらすじをご紹介!ネタバレあり!

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サバイバル×グルメ×バトル×歴史ロマン×ギャグ!「こんな贅沢(ぜいたく)な漫画見たことない!」と言われている人気急上昇中の漫画ゴールデンカムイ』!数々のメディアに取り上げられ、TVアニメ化もされているので、タイトルだけは知っているという方もいますよね☆

さらに、2020年10月5日よりアニメ第3期の放送が決定しており今後も目が離せません!そこで今回は、ゴールデンカムイのあらすじや魅力(みりょく)、個性豊かなキャラクターについてご紹介していきます♪また、この記事にはネタバレを含みますので、あらかじめご了承ください。

『ゴールデンカムイ』とはどんな漫画?あらすじは?

ゴールデンカムイとは、2014年より週刊ヤングジャンプで連載されているサバイバルバトル漫画です。作者は野田サトルさんで、この作品はマンガ大賞2016第22回手塚治虫(てづかおさむ)文化賞のマンガ大賞も受賞しています。

また、あらゆるエンターテイメントがごった煮になっていることから、ついたあだ名が和風闇鍋(やみなべ)ウエスタン!すごいあだ名ですよね(笑)多くの要素を絶妙なバランスで成立させているところが、ゴールデンカムイのすごいところです!

『ゴールデンカムイ』の魅力はどこ?

それでは、和風闇鍋ウエスタンの魅力を詳しく見ていきましょう!

アイヌ文化に触れることができる

ゴールデンカムイの魅力の1つがアイヌ文化の描写(びょうしゃ)です。アイヌ語研究者の中川裕(なかがわひろし)さんが監修(かんしゅう)を務めており、アイヌの風習や文化・食事風景が細やかに描かれています。

アイヌ独特の狩猟(しゅりょう)法や狩猟道具の使い方、食器からおもちゃまで見たことがないものがたくさん登場します。それらすべてにアイヌ人の思想や生き方が込められているので、アイヌ文化を深く知ることができますよ☆

グルメ漫画としても楽しめる

この作品では、数多くのアイヌ料理や北海道にちなんだ料理が登場します。その料理の描写やキャラクターたちの表情はグルメ漫画と間違えそうになるほどです!例えば、チタタプというアイヌ料理は「我々が刻むもの」という意味で新鮮な肉を叩いてミンチにします。

第1巻ではそれをつみれ汁のようにして食べているのですが、これがまたおいしそうなのです♪食事に感謝する「ヒンナ」という言葉を発しながら、実においしそうに食べています。そりゃあ読んでいるとお腹が空きますよね(笑)

『ゴールデンカムイ』のあらすじ

ギャグにアイヌにグルメ、キーワードが盛りだくさんなゴールデンカムイ!一体どんなストーリーなのか想像できますか?それではあらすじを見ていきましょう♪

あらすじ

日露(にちろ)戦争から帰ってきた主人公の杉元佐一(すぎもとさいち)。彼は、戦死した親友の願いを叶えるため、大金を求めて北海道で砂金集めをしていました。そこで、ひょんなことからアイヌが隠した埋蔵金(まいぞうきん)の話を耳にします。

ある日、杉元は冬眠明けの巨大なヒグマに襲われているところを、アイヌの少女・アシリパに命を救われます。そこで判明したのは、”のっぺら坊”と呼ばれる謎の男が、アシリパの父・ウイルクを殺しアイヌの埋蔵金を奪ったということ。

のっぺら坊は監獄(かんごく)の中から、外にいる仲間に金塊(きんかい)の隠し場所を伝えるため、ある方法をとったというのです!それはなんと囚人(しゅうじん)たちの体に、金塊のありかを記した刺青(いれずみ)を彫り、脱獄させるということでした!

その暗号を解くためには、すべての囚人の『刺青人皮(にんぴ)』を手に入れる必要があるとのこと。杉元はアシリパの協力を得て、囚人たちの刺青を集め始めます。埋蔵金のありかを巡って、金塊争奪戦(そうだつせん)の幕が開くのです。

あらすじを読んで、何となくゴールデンカムイがお分かりいただけたかと思います。さらに、グロテスクな戦闘シーンもあるので、何だか苦手だなぁという方もいるかもしれません。ですが、意外と女性にも人気がある漫画なのですよ☆

女性に人気の理由

敵同士であるキャラクターたちのコントのような掛け合いや、みんなでアイヌの食事を囲むほっこりシーンが挟(はさ)まれていることで、女性も楽しみやすいストーリーになっています。そして何と言っても男前なキャラクターが多く、とにかくみんなしぶとくて強いのです!

そんな強い男性が、急に乙女に描かれていたりします。このギャップに女性心をくすぐられてしまいますよね♪ちょっと引いてしまうような強烈(きょうれつ)なキャラクターもいますが、それすらキモかわいく見えてしまうのが、ゴールデンカムイの不思議なところです(笑)

個性的すぎる『ゴールデンカムイ』の登場人物たち!!※ネタバレあり※

そんなゴールデンカムイに出てくる登場人物は、みんな強烈な個性の持ち主だらけです!今回はその中でも6人を厳選してご紹介します!

杉元佐一

戦友のため、出会ったアイヌの少女・アシリパのため、死を恐れず戦い続ける主人公!軍帽にマフラー、顔を縦横に横断する傷痕が特徴です。決して死なずに生き延び、重傷を負っても翌日には治るという驚異的(きょういてき)な回復力から『不死身の杉元』と呼ばれています。

気さくで義理人情に厚く、敵だと判明するまではとても優しいのですが、敵と見なした相手は躊躇(ちゅうちょ)なく倒します。アシリパに対しては常に「アシリパさん」と呼び敬意を払っており、相棒として互いに認め合う関係です。

アシリパ

知恵と技術で過酷(かこく)な世界を生き抜く最強ヒロイン!死んだはずの父がのっぺら坊と呼ばれ、実は生きているかもしれないという情報を確かめるため、杉元らとともに旅を続けます。

杉元の持ち歩く味噌を「オソマオソマ!」(オソマ=アイヌ語で大便)とつっこむ子供らしい一面も。森の中を歩けば動物のオソマを杉元に見せ、シカのオソマを触らせるなど、アシリパのオソマエピソードは尽きません!

白石由竹(しらいしよしたけ)

ここぞという時頼りになる、杉元一派(いっぱ)のムードメーカー!脱獄王の異名(いみょう)を持つ、刺青囚人の1人。坊主頭に長いもみあげが特徴。関節を自在に脱臼(だっきゅう)させて、狭いすき間を出入りできる人間離れした身体能力を持っています。

小樽(おたる)の森で杉元らと出会い、金塊を山分けすることを条件に仲間になります。侵入・脱走以外は役立たずと呼ばれるかなりのドジっ子。よく動物に頭を噛まれるいじられキャラ。どこにでも1人はこういう人いますよね(笑)

土方歳三(ひじかたとしぞう)

新撰組(しんせんぐみ)”鬼の副長”土方歳三!函館(はこだて)で戦死したと言われていましたが、投獄(とうごく)され静かに囚人生活を送っていました。唯一のっぺら坊から金塊について詳しく聞かされており、脱獄を指揮した刺青囚人のリーダーです。

真の目的は、北海道を独立させること。また、70才を超えていますがその実力は全く衰えていません。「いくつになっても男子は刀を振り回すのが好きだろう?」という言葉には、思わずきゅんとしてしまいました☆

鶴見中尉(つるみちゅうい)

第七師団を率い、金塊を狙うカリスマ情報将校!両目の周りの皮膚が剥げ、つねにホーロー製の額(ひたい)当てを装着しています。興奮すると額当てから変な汁が出るという異様な男。上層部の誤った判断で命を落とした戦友たちのため、第七師団本体の乗っ取りをひそかに計画しています。

その資金となる埋蔵金を狙い、杉元・土方らと対立。カリスマ性が異様に高く、特に若い兵士からの人望(じんぼう)が厚い不思議な魅力のオジサマです。額当てに変な汁、怪しすぎますよね・・・。

尾形百之助(おがたひゃくのすけ)

孤高(ここう)の凄腕(すごうで)スナイパー!スコープ無しのライフルでも300m以内であれば確実に頭部を撃ち抜くほどの狙撃手(そげきしゅ)。常に淡々(たんたん)としており、あまり表情に変化はありません。人気投票では1位の杉元に次いで2位にランクインする人気ぶり。

鶴見の部下でしたが裏切りがバレ、土方歳三一派へ加わることに。その後杉元一派と行動を共にするなど、状況に応じて身の置き方を変えるため、コウモリ野郎と呼ばれています。

以上、登場人物のご紹介をさせていただきましたが、ここで紹介したのはほんの一部です。まだまだ一癖も二癖もあるキャラクターがたくさんいますので、ぜひ作品をご覧になってみてください♪

まとめ

  • 人気急上昇中の漫画ゴールデンカムイは、2020年10月5日よりアニメ第3期が放送開始
  • 作者は野田サトルさんで、この作品はマンガ大賞2016や第22回手塚治虫文化賞のマンガ大賞も受賞している
  • この漫画は、あらゆるエンターテイメントがごった煮になっていることから、”和風闇鍋ウェスタン”と呼ばれている
  • アイヌ文化に触れることができ、女性にも人気があるゴールデンカムイ
  • ゴールデンカムイの個性的すぎる登場人物を6人紹介した

ゴールデンカムイについてお話してきましたが、ここでは書ききれなかった魅力がまだまだあります!読まず嫌いだった人が、読み始めてどハマりするという方も多いのですよ!

欲に目がくらんだ人間と、自然と共に生きるアイヌたちとのコントラストが見事な作品となっています。また、目まぐるしく展開するストーリーは飽きることがありません。ぜひ、この機会に読んでみてください♪

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