イノシシについて学ぼう!子供ってどんな動物?子育て時は何匹育てる?

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あなたはイノシシを見たことがありますか?野生のイノシシに遭遇(そうぐう)することは滅多(めった)にないですが「動物園で見たことがあるよ!」という人は、いるかもしれませんね♪

2020年8月5日に福岡市で、イノシシが現れるというニュースがありました。警察官が60人がかりで捕まえるという大捕物(おおとりもの)だったそうですよ!野生の生き物なので、恐いイメージも強い動物だと思います。しかし、子育てに熱心で賢い動物であることをご存じですか?

今回はそんなイノシシについて、お話します!イノシシについて学び、動物への見識(けんしき)を深めましょう!

イノシシってどんな生き物?

まずはイノシシがどんな生き物なのかをみていきましょう。しっかりと学ぶ機会はあまりない動物なので、意外と知らないこともあるはずですよ!

イノシシの生態

日本にいるイノシシは、大きく2種類の亜種(あしゅ)に分類されます。本州や四国・九州に広く生息(せいそく)する二ホンイノシシと、奄美大島(あまみおおしま)から南のエリアや沖縄に生息するリュウキュウイノシシです。

どちらもイノシシなので行動に大きな差はありませんが、リュウキュウイノシシの方が二ホンイノシシよりも小ぶりです。

なぜ島に生息するリュウキュウイノシシが小ぶりかというと、島に住む生き物は小さい方が種の保存上において有利なことが理由としてあげられます。種として生き残る仕組みなんですね!

イノシシの性格

イノシシといえば、その見た目から豪快(ごうかい)な性格をイメージしませんか?しかし実際は真逆(まぎゃく)で、とても神経質(しんけいしつ)で警戒心(けいかいしん)の強い動物なのです!そのため人と遭遇(そうぐう)した場合でも、基本的には避けちゃうんですよ!

一方で、一度慣れてしまうと大胆(だいたん)になる性質も持ち合わせています。人に慣れたイノシシが買い物袋を奪(うば)ってしまうニュースなどは、たまに見ますよね。人に慣れるといえば、野良猫は人に慣れると人懐っこくなりますが、動物によって変わるものですね!

イノシシの食べ物

イノシシは雑食の生き物です。メインで食べるのはタケノコや芋・ドングリなどの木の実にキノコといった植物ですが、ヘビやカエル・昆虫類なども食します。水田のミミズを食べることもあるので、土地が荒らされることもあるそうですね。注意が必要です!

また、イノシシは掘り集めたサツマイモにカヤを被せ、貯蔵(ちょぞう)することもあります。賢いですよね!市街地にでてきた際には、生ごみなども食べてしまうので、普段からごみの捨て方には注意したいとこです!

イノシシの子育て

イノシシ自体について学んだところで、次はイノシシの子育てについてみていきましょう!イノシシの子育ては、とてもしっかりしたものなんですよ!

イノシシって子供が多いの?

イノシシといえば、子だくさんというイメージがあることをご存じですか?実際にはそんなことないのですが、そうイメージされるようになった理由が3つあります。

理由
  1. 豚と混同されて認識されたことによる誤解(ごかい)
  2. 二ホンイノシシの繁殖時期が影響した誤解
  3. 子育ての仕組みによる誤解

こうして並んだだけでは、ピンときませんよね?それでは1つずつ、詳しくみていきましょう!

豚と混同して認識されたことによる誤解

ところであなたは、豚の祖先がイノシシということをご存じでしょうか?古来からシカやイノシシは美味しい為、狩りの対象でした。当初は狩りで十分な量が確保できたのですが、人口増加に伴(ともな)い量が確保できなくなってきました。

そこで、安定して肉を確保する為にイノシシの家畜化(かちくか)を進めます。その結果、一部のイノシシが変身していき、現在の豚が登場したわけです。さて、ここからが本題となります!家畜化に伴い、豚には繁殖力(はんしょくりょく)が求められました

豚はイノシシから引き継いだ特徴として、出産後に子供を引き離された場合すぐに出産可能な状態となります。つまり、安定して数を確保できるわけです!このことから『豚=多産』というイメージがつき、豚の祖先である『イノシシ=多産』というイメージへと広がりました。

二ホンイノシシの繁殖時期が影響した誤解

二ホンイノシシの繁殖タイミングは春と秋の2回あります。とはいえ、2回とも必ず繁殖をするわけではありません!基本的には春に1回のみです。春または秋に繁殖できなかった場合や、子供ができたけど死別してしまった場合に、次の時期に繁殖するチャンスがあるというだけなのです。

豚と混同され多産のイメージがあることに加え、年に2回の繁殖時期があることが組み合わさり、子だくさんのイメージがついたようです。しかし、一般の方にはそこまでわかりませんよね?

二ホンイノシシに限らずイノシシは、一度子育ての期間に入ると、子育てが完了するまでは次の子供を作りません。きちんと自分の子供を育てきった後、次の子供を育てるというスタイルは素敵ですよね♪

子育ての仕組みによる誤解

イノシシの子育てはメスが行い、成体のオスは単独行動をします。その為、子育て期間は母親と子供で5匹前後の群れで行動しているものが多いです。10匹ほどで行動しているイノシシが発見されることもありますが、それは複数の家庭が一緒に行動している状態です。

群れで行動するイノシシは血縁(けつえん)関係があり、お互いの子供の面倒をみあうという協調性を発揮(はっき)します!協力して子育てをおこなう姿は、すばらしいですね♪

複数の家庭が一緒に行動しているので、イノシシが多産なわけではありません。しかしイノシシについて詳しくない限り、そんなことわかりませんよね?母親2匹と子供8匹の群れをみた場合を想像してみてください。きっと、一世帯で子だくさんだと思うことでしょう!

イノシシの出産

イノシシに子供が多いというイメージは、いくつか誤解を生む要素があることがわかりました!実際のところどの程度子供を産んでいるのかというと、平均して4匹前後となります。稀(まれ)に8匹ほど出産する例もありますが、ほとんどみられません。

妊娠(にんしん)した際の妊娠期間は約120日程度となります。イノシシの交尾期(こうびき)は主に12月から1月にかけて始まりますが、その中でもメスの発情期(はつじょうき)は3日程度と少ないことが特徴です。

出産前の特徴として、メスは背の高いススキなどが生い茂った藪(やぶ)の中に巣を作ります。楕円形(だえんけい)の窪みに落ち葉を敷き詰めたり、草や枯れ葉で屋根を作ったりと、大変手が込んでます。外敵から子を守り安心して授乳(じゅにゅう)できるようにしているんですね!

子育て時のイノシシ

生まれてすぐの子供の栄養源は母親からの授乳ですが、2週間くらいたつと大人と同じ食事をするようになります。イノシシは鳥のように親が子に餌を与えるわけではありません。そのため母親が芋を探す為に地面を掘る仕草や、ミミズや虫を食べる姿をみて学習しつつ自ら食事を行います。

行動範囲は子供の成長とともに広がっていき、少しずつ世界を広げていきます。子供は母親から、森で生きる術(すべ)を学ぶのです!

イノシシの子供

イノシシの子供がウリ坊と呼ばれているのをご存じですか?聞いたことのある人も多いと思うのですが、なぜウリ坊と呼ぶのか理由まで知らないという人もいると思います。

ウリ坊という名前は、身体の縞模様(しまもよう)がスイカに似ていたところからきています。スイカは瓜(うり)の一種なので、そこからウリ坊となったんですね!地方によって色々な呼び方があり、うりんこうりっこと呼ばれたりもするんですよ♪どれも可愛いですね!

ウリ坊の由来となっている縞模様ですが、生後4か月程度でなくなってしまうので、その短期間しかウリ坊と呼べないんですね。ちなみにウリ坊の縞模様には、外敵から身を守る為の保護色としての役割があります!

ウリ坊の成長

イノシシは、とても成長の早い動物です。1歳半で性成熟に達し、なんとメスは2歳程度で子供を産むことができるんですよ!死亡率の高い動物で、毎年半数近くが狩猟(しゅりょう)などで亡くなります

平均寿命が2~3年というところからも、自然界の厳しさがわかりますね。種として生き残る為に、早熟が求められたのかもしれません。

ウリ坊の飼育

ところで、ウリ坊は飼うことができることをご存じですか?求められるハードルは高いものの、不可能ではありません。

難しい理由
  • ペットショップで販売していない為、自身で捕獲する必要がある
  • 抜け道はあるものの、基本的には捕まえる為に狩猟免許が必要となる
  • ウリ坊の期間はごくわずかしかない
  • 成長したら60kgをこえる巨体のイノシシになる
  • 身体能力が高いので、飼うには扱いが大変

ざっと理由を挙げただけでもこれだけあるので、よほどの熱意がない限りは、諦めた方がよさそうですね!どうしても見たい・触れ合いたいとなった場合は、イノシシがいる動物園を探しましょう。時期があえば、可愛いウリ坊にもきっとあえるはずです♪

イノシシにまつわる話

ところで、イノシシにまつわる言葉や逸話(いつわ)はご存じですか?ここからはイノシシにまつわる言葉や逸話について、紹介していきます!

イノシシにまつわる言葉

イノシシにまつわる言葉といえば猪突猛進(ちょとつもうしん)を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。イノシシはなんと、時速45kmほどの速さで走ることも可能と言われています!小ぶりなリュウキュウイノシシでも60kgほどあるので、追いかけられると迫力がありますよね!

猪突猛進は、前後を気にせずがむしゃらに突き進む意味で用いられますが、実際のイノシシは異なります。速さとは裏腹(うらはら)に、急停止や急発進・急な方向転換まで可能です!これは意外な事実ではないでしょうか。ちなみに跳躍力も高く、1m以上のジャンプもできるらしいですよ!

干支(えと)としてのイノシシ

イノシシといえば、干支としても有名ですよね。干支の動物には、それぞれ縁起(えんぎ)話があることをご存じですか?イノシシの縁起話は、イノシシの肉が万病を防ぐという逸話から、無病息災(むびょうそくさい)の象徴とされているんですよ!

無病息災の象徴と聞くとプレゼントとしていいかもしれませんね♪2020年はロナ禍(か)で不安な日々が続いてますので、大切な方へのプレゼントにいかがでしょうか!

まとめ

  • 日本にいるイノシシは大きくわけて2種類いる
  • 意外と神経質な性格をしているけど、慣れると大胆になる
  • 平均して4匹前後を出産するが、死亡率も高い
  • 1回の子育てが完了するまでは、次の子作りは行わない
  • 群れで行動しているイノシシは、母親とその子供の集団
  • ウリ坊と呼ばれる期間はごくわずか

イノシシについて改めて学んでみると、意外なことも多かったのではないでしょうか。あれだけの体躯(たいく)を持ちながら、神経質な性格というのはギャップですよね!1回の出産で4匹前後が生まれたり、成長が早いのは、死亡率の高さも影響しているように感じられました

また、1回子育ての期間に入ると、育て終わるまで次の子作りは行わない点は、子供のことをしっかりと考えているように思えて、好感がもてるのではないでしょうか♪複数の家庭で協力して子育てを行う姿勢も、素敵なことです!

動物の生態を、そのまま人の生活に当てはめることはできません。しかし、見習い参考にできる箇所も、きっとあると思います!人のことだけでなく、一緒に生きる動物達のことも知りつつ、より豊かな生活を過ごしていきましょう♪

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