高橋留美子(たかはしるみこ)先生の作品である犬夜叉(いぬやしゃ)は、コミックはもちろんのことアニメ放送もされた大人気作です。今でも多くのファンに支持されており、世代を超えて愛されています。
そんな犬夜叉は劇場版も4作品公開されており、4作品ともオリジナルストーリーなので犬夜叉初心者の方にもわかるようなストーリーとなっているのですよ。劇場版を観て面白いとなればアニメも観たくなることでしょう。
そこで犬夜叉の劇場版のあらすじ、おすすめポイントを公開順に紹介していこうと思います。
犬夜叉 時代を超(こ)える想い

犬夜叉の劇場版記念すべき1作目は2001年に公開された『犬夜叉 時代を超える想い』です。この作品のキャッチコピーは『二人の思いが新たな軌跡(きせき)を呼ぶ』となっており、犬夜叉とかごめの想いを感じられる作品となっています。
また作中では犬夜叉の兄である殺生丸(せっしょうまる)との戦いを描いていますが、こちらもファンからの評価が非常に高いものとなっているのですよ。
おすすめポイント
キャッチコピーにも二人の思いが新たな軌跡を呼ぶ、とありますが犬夜叉とかごめの距離がグッと縮まり、胸をときめかせたファンも多いのではないでしょうか?不器用ながらも、かごめを思う犬夜叉の姿がとても素敵ですよね♪
- アニメとは違うキャラクターデザインで魅力的!
- 主要キャラがちゃんと自分らしい活躍をする。
- 喧嘩(けんか)ばかりだった犬夜叉とヒロインであるカゴメの絆(きずな)がみれる。
- 劇場版オリジナルキャラがすばらしい!
映画の主題歌には、浜崎あゆみさんの『no more words(ノーモアワーズ)』が使用されていることでも話題になりました。曲の雰囲気と映画がマッチしており、こちらの映画をきっかけに浜崎あゆみさんのファンになった方も多いようです♪
あらすじ紹介
『四魂(しこん)のかけら』を探し旅をしていた犬夜叉達の前に、瑪瑙丸(めのうまる)という妖怪とその手下である瑠璃(るり)と玻璃(はり)が現れます。瑪瑙丸は犬夜叉の父親に敗れ、御神木(ごしんぼく)である時代樹(じだいじゅ)に閉じ込められた飛妖蛾(ひょうが)の息子でした。
瑪瑙丸は父親の仇(かたき)を取り、力を継承(けいしょう)する為、犬夜叉が持つ鉄砕牙(てっさいが)を狙います。しかし犬夜叉たちは力を合わせ、瑪瑙丸たちに立ち向かっていくのでした。
こちらの映画には、この作品だけのオリジナルキャラクターである瑪瑙丸、瑠璃、玻璃が登場し、人気を得ているのですよ。また犬夜叉たちの活躍、絆が素晴らしい作品となっています。
犬夜叉 鏡の中の夢幻城(むげんじょう)

犬夜叉の劇場版2作目は2002年に公開された『犬夜叉 鏡の中の夢幻城』です。
こちらの作品のキャッチコピーが『宿敵(しゅくてき)・奈落(ならく)との最終決戦!そして恐るべきかぐや姫伝説の扉が開く。』となっており、最大の敵である奈落とこの作品のオリジナルキャラである神久夜(かぐや)との戦いを描いています。
おすすめポイント
こちらの作品は、宿敵である奈落との最終決戦と神久夜との三つ巴(どもえ)の戦いが見どころとなっています。敵役ですが、オリジナルキャラクターの神久夜の妖艶(ようえん)な美しさにも注目ですよ!
また、竹取物語をモチーフにしていて、それがオリジナルストーリーと組み合わさって素晴らしいストーリーとなっています。
- 竹取物語をベースにしている。
- 弥勒の活躍、ギャグが冴(さ)えている。
- 前作と同じ製作陣で、パワーアップした印象がある。
- 犬夜叉とかごめのキスシーンがある。
- 高橋留美子先生の過去作である『うる星やつら』の錯乱坊(チェリー)が地蔵として登場する。
こちらの映画の主題歌と挿入歌はEvery Little Thing(エブリリトルシング)さんの『愛の謌(うた)』と『ゆらゆら』となっており、ボーカルである持田香織(もちだかおり)さんの優しくも力強い歌声がこの作品をさらに良くした印象です。
あらすじ紹介
最大の敵である奈落を倒した犬夜叉たちは平和な日々を過ごしていたのですが、満月が何日も続く怪現象が起こります。奈落の分身だった神楽(かぐら)と神無(かんな)を利用して『天空の姫』を名乗る妖怪、神久夜(かぐや)が蘇ってしまうのでした。
神久夜はもともと犬夜叉の仲間である弥勒(みろく)のお祖父さんが封印していたのですが、蘇(よみがえ)りヒロインであるかごめのパワーを狙います。そして、鏡の中の夢幻城にかごめを連れ去り、犬夜叉達はかごめを救うべく夢幻城へ向かうこととなりました。
神久夜との戦いは苦戦を強(し)いられていました。さらに、神久夜の力を取り込もうと死んだはずの奈落が姿を現し犬夜叉、神久夜、奈落の3つ巴(どもえ)の戦いを繰り広げていきます。
犬夜叉 天下覇道(てんかはどう)の剣

犬夜叉劇場版3作目は2003年公開の『犬夜叉 天下覇道の剣』です。こちらの作品のキャッチコピーは『犬夜叉VS殺生丸(せっしょうまる)』で犬夜叉と兄である殺生丸の関係、犬夜叉の過去を絡めながらストーリーが進んでいきます。
おすすめポイント
この作品の良さはなんといっても犬夜叉のキャラクターの中でも非常に人気のある殺生丸にスポットライトが当たっているところです。犬夜叉の過去も知れる作品となっています。
- 犬夜叉と殺生丸のダブル主演であり、家族の絆を感じる作品となっている。
- 劇場版の中で1番いいというファンが多い!
- 人気キャラでもある殺生丸ファンにはたまらまい映画になっている。
- 殺生丸と行動を共にするりんがヒロイン的な役割!
こちらの映画の主題歌は安室奈美恵さんの『For Seasons(フォーシーズンズ)』という楽曲で、エンディングでこの曲が流れると映画を観てよかったという気持ちにさせてくれます。
あらすじ紹介
ある日、かごめの暮らす日暮神社から伝説の妖刀(ようとう)である叢雲牙(そううんが)が発見されます。叢雲牙は犬夜叉の父が遺(のこ)した刀だということが判明し、犬夜叉が生まれた日に刹那猛丸(せつなのたけまる)との死闘(しとう)に父が使った妖刀だったのです。
犬夜叉と兄の殺生丸は鉄砕牙と天生牙(てんせいが)という剣を受け継ぎます。そして残りの1つが叢雲牙で妖力が高く、持つ者を支配してしまう力がありました。また、叢雲牙が目覚めたことにより冥界(めいかい)から亡者(もうじゃ)が蘇り始めます。
刹那猛丸も蘇ってしまい、鉄砕牙と天生牙と叢雲牙を手に入れて天下を取ろうとします。叢雲牙を打ち破るには、犬夜叉と殺生丸が力を合わせて鉄砕牙と天生牙を使わなければならず、仲の悪い兄弟だった二人が力を合わせ戦います。
犬夜叉 紅蓮(ぐれん)の蓬莱島(ほうらいじま)

犬夜叉劇場版4作目は2004年公開の『犬夜叉 紅蓮の蓬莱島』です。こちら『すべてに決着(けり)をつけてやる!!』というキャッチコピーで、犬夜叉劇場版の最後の作品らしくなっていますね。
おすすめポイント
こちらの作品は時代を超えて出会う藍(あい)がキーマンとなっており、その藍を守ろうとする犬夜叉たちが奮闘(ふんとう)するところに感動します。また、この作品のオリジナルキャラである四闘神の悪役ぶりも見ものです!
- ストーリーが他3作品よりわかりやすい印象!
- 4作目だけ合って作画がきれい☆
- 少年、少女が自分よりも強い相手に立ち向かう姿に感動する。
- これまでの冒険で培(つちか)った犬夜叉や仲間の絆がわかる。
こちらの映画の主題歌はDo As Infinity(ドゥアズインフィニティ)さんの『楽園』で、かつて楽園だった蓬莱島のことや平和を取り戻すために奮闘する犬夜叉たちを思いながら聴くと感動するので、とても映画に合う主題歌になっていますね☆
また、犬夜叉好きな方やこれを機に犬夜叉にハマった方には、犬夜叉カフェのメニューは地域によって違う?行った人の感想もご紹介!にて、犬夜叉カフェの紹介もしていますのでぜひチェックしてみてくださいね☆
あらすじ
50年に1度だけ現れると言われている『蓬莱島』という島がありました。この島は時の流れを超える力を持っており、不老不死(ふろうふし)の島で妖怪と人間が住み、永遠の楽園として栄えていたのです。
犬夜叉たちはそんな蓬莱島から逃げてきた人間と妖怪の子供である半妖(はんよう)の少女、藍に助けを求められます。犬夜叉は50年前に1度だけ蓬莱島に行き、藍に会ったことがありました。藍は不老不死の力により、容姿が変わらず少女のままだったのです。
蓬莱島は、妖力を得るために半妖の子を食べてしまうという四闘神(しとうしん)の龍羅(りゅうら)、凶羅(きょうら)、獣羅(じゅうら)、剛羅(ごうら)によって支配されていました。犬夜叉たちは蓬莱島を救うべく、四闘神との戦いに挑んでいきます。
まとめ
- オリジナルストーリーなので初見(しょけん)でも見やすい!
- アニメや漫画では見れない犬夜叉とかごめの恋愛模様が見れる。
- 過去のストーリーが絡んでいるので犬夜叉を深く知れる。
- アニメよりも作画がきれい☆
- 劇場版4作品どれもがおすすめできるストーリーである。
これまで犬夜叉劇場版のあらすじやおすすめポイントを紹介してきましたが、どの作品も1つ1つ違った魅力があるということが分かりますね。そして、公開順に観ていただくことをおすすめします♪
皆さんも劇場版を観れば犬夜叉の魅力にハマっていくことでしょう。アニメや漫画では見れない迫力が劇場版にはあります。少しでも興味が湧(わ)いたら騙(だま)されたと思って見てみてくださいね☆
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