【犬夜叉】感動の最終回!涙なしでは語れない漫画の名場面をご紹介!

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犬夜叉(いぬやしゃ)】は『週刊少年サンデー』で、1996年~2008年まで長きに渡り連載されていた作品です。累計発行部数(るいけいはっこうぶすう)は5000万部を突破している少年サンデー史上、最も人気のある作品といっても良いでしょう。

また2013年に発行された10号では『東日本大震災』の復興支援企画(ふっこうしえんきかく)ヒーローズ・カムバック】で、5年振りに復活しました。犬夜叉ファンの方は嬉しかったのではないでしょうか。

今回は『犬夜叉の漫画の最終回はどのような内容だったのか』についてご紹介していきます。感動の名場面や胸キュンシーンなど、いくつかご紹介していきますね!さらに犬夜叉最終回の半年後の物語もご紹介しますよ!

【犬夜叉】のあらすじ

戦国時代にあらゆる願いをかなえるという『四魂(しこん)の玉』を巡(めぐ)り、人間と妖怪(ようかい)は激しい争いを繰り広げていました。そんな四魂の玉を巫女(みこ)である桔梗(ききょう)は霊力を使って、妖怪や悪い人間に奪われないように守っていたのです。

そして桔梗は半妖(はんよう)の少年の犬夜叉と出会い、2人は恋に落ちます。しかしある罠(わな)により、2人は殺しあうことになってしまうのです。犬夜叉は封印され深傷(ふかきず)を負い、力尽(ちからつ)いた桔梗の遺言(ゆいごん)により、四魂の玉は燃やされました。

それから500年が経った現代で、神社の娘である日暮(ひぐらし)かごめが神社内にある古びた井戸で妖怪に引きずり込まれ戦国時代にタイムスリップしてしまい、さらに犬夜叉の封印を解いたことで話が始まるのです。

かごめは桔梗の生まれ変わり!

実はかごめは桔梗の生まれ変わりであり、何と燃やされたはずの四魂の玉を体内に宿していたのです!妖怪との闘いの最中(さなか)、かごめが放った矢によって四魂の玉は砕(くだ)け散ってしまい、そのかけらを全て集めるために、犬夜叉とかごめは旅をしていきます。

そして旅の途中で以前、桔梗との仲を引き裂(さ)いた原因を作った宿敵(しゅくてき)である奈落(ならく)の存在が明らかとなり、犬夜叉奈落と奈落の長きに渡る闘いが始まっていくのです。

さらには七宝(しっぽう)、弥勒(みろく)、珊瑚(さんご)といった仲間たちと出会いながら、奈落との壮絶(そうぜつ)な闘いにかごめは巻き込まれていきます。

犬夜叉の最終回はどんな物語だったの?

曲霊(まがつひ)に取りつかれた犬夜叉は冷酷(れいこく)な妖怪となってしまいますが、鉄砕牙(てっさいが)のおかげで理性(りせい)を取り戻しました。さらに奈落は人の心の弱さを知っているため、弥勒と珊瑚の心の中に入り込んだのです。

弥勒は幻(まぼろし)とは気づかずに自分を犠牲(ぎせい)にして、風穴(かざあな)を開けて玉を消滅させようとします。珊瑚は、弥勒を助けるために奈落と一緒にいたりんに飛来骨(ひらいこつ)を投げてしまいました。そこに間一髪(かんいっぱつ)でかごめの矢が届いたのです。

奈落はどんな最期を迎えたのか?

犬夜叉の攻撃は、四魂の玉を吸収してさらに強くなった奈落をついに捉(とら)えていきます。さらに犬夜叉や仲間たちの攻撃を受け奈落の体は弱体化(じゃくたいか)していきますが、なかなか一筋縄(ひとすじなわ)では倒すことができません。

奈落は自分と村を巻き添えにしようと企(たくら)みますが、その時かごめの矢がついに奈落の体内にある四魂の玉を捉え放(はな)たれました。

矢は奈落を貫(つらぬ)き、これで長かった奈落を倒すことができたのです。喜んだのもつかの間、今度は冥道(みょうどう)がかごめを四魂の玉の闇の中へと連れていってしまいました。

四魂の玉に閉じ込められるかごめ

四魂の玉の中に閉じ込められてしまったかごめは、「帰りたいと願えば帰れるぞ」と四魂の玉に言われました。一瞬心が揺れるかごめですが、四魂の玉は本当の望みを叶(かな)えてはくれないことをかごめは知っていたのです。

しかしかごめは闇の恐怖で本当の願いを口にすることができません。四魂の玉の中で闇の恐怖と闘うかごめですが、犬夜叉の声が聞こえました。「きっと犬夜叉に会いたいと願ってしまうだろう」と四魂の玉は続けて言いますが、かごめは何も願わずにただ犬夜叉を信じ待ち続けるのです。

四魂の玉の消滅

犬夜叉はついに鉄砕牙でかごめのいる冥道に辿(たど)りつきました。そこでかごめは犬夜叉と一緒に『四魂の玉が永遠にこの世から消滅すること』を願います。すると四魂の玉は消滅していきました。全ての闘いがこれで終わり、かごめは犬夜叉と一緒に現代に帰ってくることができたのです。

かごめを現代に届けホッとしたのもつかの間、何と犬夜叉だけが再び戦国時代へと戻されてしまいます。そして井戸はもう戦国時代へと繋がらなくなってしまったのです。それから3年が経ち、高校生となったかごめは高校を卒業することになりました。

井戸がもう繋がらないのは『自分の役目が終わったからなのか』とかごめは思いましたが、『犬夜叉のいない世界で自分はこれからも生きていけるのか?』とも考えました。そして「やっぱり、犬夜叉に会いたい!」かごめがそう願うと、再び井戸に変化が現れたのです。

犬夜叉との再会

再び井戸のトンネルが開き、何と戦国時代と繋がったのです。そしてかごめは即座(そくざ)に戦国時代に向かい犬夜叉と再会することができました。再会した2人は抱きしめあい喜びます。2人の世界でキュンキュンしちゃいますよね!

その後かごめの弟草太(そうた)が「姉は嫁に行ってもう家にはいない」と言っていますので、現代へは戻らないと誓(ちか)ったのでしょうね。

傍(かたわ)らには夫婦(ふうふ)となった弥勒(みろく)と珊瑚(さんご)、七宝(しっぽう)達仲間の姿もありました。そして楓(かえで)のもとで巫女見習(みこみなら)いとして、犬夜叉と共に生きることを決断したかごめの潔(いさぎよ)さは多くの感動を呼んだことでしょう。

犬夜叉最終回から半年後【あれから】

あれから】とは前述した【ヒーローズ・カムバック】に掲載された特別編で、最終回から半年後の物語が描かれています。知らない方もいらっしゃると思いますので、ここでご紹介しますね。

最終回から半年後の世界

半年が経っても犬夜叉と弥勒は、妖怪退治を生業(なりわい)としていました。次の妖怪退治は、破魔(はま)の矢で封印されていた妖怪『根の首』です。破魔の矢を見た楓は驚きました。根の首は50年前に桔梗によって、破魔の矢で封印した妖怪だったのです。

かごめと珊瑚は根の首退治の話し合いには参加できず別の場所にいましたが、何と根の首がかごめを桔梗と間違えて襲いかかってきました。その場で珊瑚に倒された根の首ですが、かごめの気持ちは複雑でした。

そこに犬夜叉と弥勒が駆けつけます。今まで桔梗のことを秘密にしていた犬夜叉に対し、ついにかごめの怒りが爆発しました。かごめは犬夜叉に「隠すことないのに」と問いかけますが、犬夜叉は「怒っていないのか」とかごめの様子を伺います。こういうところが胸キュンポイントですよね!

根の首は死んではいなかった

珊瑚に倒されたと思っていた根の首は、実はまだ生きていました。珊瑚に倒された根の首はほんの一部で土の中で増殖(ぞうしょく)し、本体が村人たちを襲っていたのです。そこでかごめが囮(おとり)となり、根の首の本体を土の中から地上におびき出すことに成功します。

かごめの囮作戦が成功し、土の中から本体が出てきたところを犬夜叉達が攻撃をしかけ、無事に根の首の本体を見事に倒すことができました。

かごめの囮作戦に犬夜叉は

かごめが囮になったことに対して、犬夜叉はかごめのことを怒りました。かごめのことが相当心配だったのでしょうね。するとかごめは「犬夜叉が助けてくれると信じていた」と言い、さらに「桔梗のことも話してくれたらよかったのに」と犬夜叉に言いました。

犬夜叉は「怒ってるのか?」とかごめに問いかけますが、かごめは「怒ってない。だけど私のことも信じてよ」と言いながらかごめが犬夜叉に寄り添って話をしているところで、物語は幕を閉じます。最後はラブラブな二人に戻りましたね♪ここも胸キュンポイントですよ!

犬夜叉には続編があった?!特別編『あれから』のあらすじをご紹介!では【あれから】の詳しい物語が描かれていますので、気になった方はこちらもチェックしてみて下さいね!

犬夜叉最終回のファンの声をご紹介します

最後に犬夜叉の漫画の最終回を迎えるにあたって、ファンはどのように思っているのかご紹介しますね。

犬夜叉 漫画 最終回
  • 中学の時からずっと大好き犬夜叉☆最終回漫画でもアニメでも大泣きしました。こんな大泣きするあにめ犬夜叉だけ。大人になって初めてわかるかごめの気持ち「一緒にいていい?」もう涙なしでは語れません
  • 犬夜叉の漫画最終回、絶対に見てほしい。殺生丸様どんだけりん溺愛(できあい)してるかわかるから!
  • 犬夜叉の漫画の最終回だけ読んだわ!!アニメとは違って素晴らしい終わり方やった!!ここで言いたいぐらい

ファンの方たちの声を聞いてみると、いかに犬夜叉が多くのファンに親しまれていたかがわかりますよね。ファンの間ではとにかくハッピーエンドで良かったという声が多数ありましたよ。

ちなみに原作版とアニメ版では最終回の一部が異なります。アニメ版の最終回は【犬夜叉】アニメの最終回はどんな内容?数々のエピソードをご紹介!でご紹介しています。読み比べると違いがわかって面白いですよ!

まとめ

  • 曲霊によって冷酷な妖怪となってしまった犬夜叉だが、鉄砕牙のおかげで理性を取り戻す
  • 奈落をついに倒すことができたが、かごめが四魂の玉に閉じ込められてしまう
  • かごめが『四魂の玉の消滅』を願うと四魂の玉は消滅し、かごめは犬夜叉と共に現代に帰ってくることができた
  • 3年間繋がらなかった井戸が再び開き、犬夜叉とかごめが3年ぶりに再会することができた
  • かごめはもう現代へは戻らず、犬夜叉と共に生きることを決めた
  • 特別編の【あれから】は犬夜叉最終回の半年後の物語である

今回は『犬夜叉の漫画の最終回はどのような内容だったのか』についてご紹介しました。高橋留美子(たかはしるみこ)先生は「犬夜叉は私が初めて描いた【少年漫画】のヒーローです。」とインタビューで言っていました。犬夜叉は確かに多くのファンの心を掴(つか)んでいましたよね。

しかも最終回に至(いた)ってはすべてハッピーエンドという内容で、毎回ドキドキしながら読んでいた読者の皆さんも納得がいったということは、極(きわ)めて珍しいことだと思いますよ。昨今の作品はどこか納得がいかない結末が多い気がします。

少年漫画でしかも女性が作り上げていった【犬夜叉】という作品をこれからも愛し続けて、後世にまで残して頂きたいと今回思いました。皆さんもう一度犬夜叉を読み返してみて、ドキドキしたり胸キュンしたりしてみるのも良いかもしれませんね!

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