【犬夜叉】奈落の本当の願いとは!?桔梗とのエピソードと共にご紹介!

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高橋留美子(たかはしるみこ)先生の作品である【犬夜叉(いぬやしゃ)】は、今でもファンがとても多い名作となっています。非常に人気が高いので【犬夜叉】の後も【犬夜叉 完結編】、【半妖(はんよう)の夜叉姫(やしゃひめ)】と作品が続いており、ファンとしてはうれしいですよね!

そして、犬夜叉】では様々なキャラクターが登場します。主人公である犬夜叉やその仲間たちに立ちはだかるのが、最大の敵である奈落(ならく)というキャラクターなのです!奈落と犬夜叉が戦う理由や、本当の願いは何だったのか、そういった所を紹介していきたいと思います!

犬夜叉の最大の敵!奈落(ならく)!

奈落とは、悪名(あくみょう)高い盗賊(とうぞく)で、鬼蜘蛛(おにぐも)を中心とする無数(むすう)の妖怪の集合体なのです。そして、半妖(はんよう)という人間と妖怪の中間の種族にあたります。

奈落の紹介
  • 実年齢は50歳で人間に換算(かんさん)すると23歳。
  • 全身に火傷(やけど)を負(お)った時に、鬼蜘蛛が自分の体を妖怪に与えたことにより誕生した。
  • 名前の由来は、仲間を裏切ったことで仕返しにあい、奈落の底に投げ落とされたから。
  • 人や妖怪に力を与えて、願いを叶えてくれると言われる『四魂(しこん)の玉』を手に入れようとしている。
  • 全身に火傷を負った時に看病(かんびょう)してくれた巫女(みこ)、桔梗(ききょう)に想いを寄せている。
  • 固有(こゆう)の姿を持たず、変化する能力がある。
  • 周りのものを溶(と)かしてしまう『瘴気(しょうき)』が基本の技。
  • 奈落自身の体から生み出した奈落一派(いっぱ)を率(ひき)いている。

奈落はもともと人間だったのですが、妖怪に自分の体を与えてしまいました。なぜそうする必要があったのでしょうか?その理由には巫女の桔梗が深く関わっているのですよ!!

また、奈落が生み出した神楽(かぐら)神無(かんな)という人気キャラクターがいるのですが、気になる方は『犬夜叉の神楽と神無は可愛くて切ない!!二人の魅力をご紹介!!』で紹介してますのでチェックしてみましょう!

奈落になった理由

奈落には桔梗という巫女が深く関わってます。奈落と桔梗はどのように出会い、人間だった鬼蜘蛛がなぜ奈落へと変わってしまったのかご紹介しましょう!

鬼蜘蛛と桔梗の出会い。

桔梗は戦国時代の巫女で非常に強い霊力を持っており、四魂の玉を守っていました。四魂の玉を狙っていた犬夜叉に心惹(ひ)かれてしまい、霊力が衰(おとろ)えたみたいですね。その同時期に鬼蜘蛛と出会うこととなります。

奈落は鬼蜘蛛だった頃、全身に火傷を負い、両足の骨が砕(くだ)ける大怪我をしました。その時、洞窟(どうくつ)に匿(かくま)って助けたのが巫女の桔梗だったのです。鬼蜘蛛はそんなやさしい桔梗に心が惹かれてしまいます。

鬼蜘蛛の愛情は歪(ゆが)んでいて、気高くやさしい桔梗が憎しみにまみれていく様子を見たいという邪悪(じゃあく)な心の持ち主なのでした。

鬼蜘蛛から奈落へ。

桔梗は鬼蜘蛛を看病しているとき、犬夜叉と恋仲(こいなか)になっていました。その嫉妬心(しっとしん)と体が動かない自分に腹が立ち、邪悪な心を強めていきます。そんな邪心(じゃしん)に寄ってきた妖怪と取引をして、動ける体と引き換えに半妖、奈落となったのです。

このように奈落は桔梗の存在に苦悩(くのう)し、犬夜叉たちと戦っていくこととなります。人間と妖怪の間で揺れ動く心が少し切ないですよね!

四魂の玉と奈落の本当の願い

奈落は四魂の玉を手に入れようと残忍(ざんにん)な行為や戦いを繰り広げ、最終的には四魂の玉をものにします。なぜそこまで四魂の玉を欲しがったのでしょうか?

四魂の玉。

四魂の玉は手に入れた者の力与え、願いを叶えてくれます。しかし、本質は持った者の欲望を閉じ込めて四魂の玉自身の存在を保つ為で、さらに欲望をかきたてるという性質があります。その為、手に入れた者の本当に願っていることをずっと叶えることがないのです。

奈落の本当の想い!

奈落は、桔梗への想いを残す鬼蜘蛛の心が邪魔(じゃま)でした。奈落は桔梗の想いを断(た)ち切る為、人間だった頃の心を体を捨て、最終的には桔梗を殺してしまいます。しかし、桔梗への想いは無くなりません。奈落は自分自身が桔梗を手に入れたいと思っていた気持ちを知るのでした。

四魂の玉を手に入れた奈落ですが、四魂の玉は本当に願っていることは叶えてくれません。そして犬夜叉たちとの最終決戦に敗(やぶ)れてしまった奈落は『桔梗の心が欲しかった・・・』と言い残して死んでいきます。

奈落は、半妖なので妖怪の悪い感情と鬼蜘蛛が本来持っていた人間らしい感情の狭間(はざま)で悩んだことでしょう。妖怪と取引せず、鬼蜘蛛のままなら少なくとも桔梗と仲良くできたと思うと残念ですよね・・・。

まとめ

  • 奈落は人間と妖怪の間である半妖という種族。
  • 奈落(鬼蜘蛛)は桔梗のことが好き。
  • 四魂の玉を巡(めぐ)って犬夜叉たちと戦っている。
  • 人間らしい部分と妖怪の悪い部分を持ち合わせ苦悩する場面もある。
  • 本当の願いは桔梗の心が欲しかっただけということ。

犬夜叉たちの最大の敵奈落はとても強いですが、寂しい部分を持っていたことがわかりましたね・・・。人間だった頃の心を捨て、桔梗を殺しても彼女に対しての想いだけはどうしても消えないことがとても辛かったことでしょう。

奈落は悪行を尽(つ)くし、たくさんの人を殺し、時には卑怯(ひきょう)なやり方で犬夜叉たちを何度も追い詰めます。犬夜叉ファンからすればとても腹立たしいキャラクターなのです!

今回紹介したことを知って【犬夜叉】を観れば数倍面白くなるはずです!見るときはぜひ、奈落の想いも少しはわかってあげてくださいね!

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