みなさん敵キャラといえば、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか。長い爪や牙に、大きな口や恐ろしい容姿が挙(あ)げられるでしょう。しかし、実は大人気漫画【犬夜叉(いぬやしゃ)】に登場する敵キャラには蛮骨(ばんこつ)というイケメンがいるのをご存知でしょうか?
【犬夜叉】は1996年から2008年まで【高橋留美子(たかはしるみこ)さん】により、週刊少年サンデーにて連載されていたラブコメファンタジー漫画です。連載期間は10年以上ということもあって、たくさんの読者がおり、連載が終わった現在も大人気漫画となっています。
今回はそんな敵キャラ1のイケメンと言われている蛮骨のかっこいいシーンと共に、魅力をお伝えしていきますね♪
最強のリーダー・蛮骨
蛮骨は17歳の人間の男の子であり、七人隊(しちにんたい)という戦闘(せんとう)集団にいました。七人隊はその名の通り、7人しかいませんが強さは百人力ほどもあるのです。蛮骨はこの7人を取りまとめていたリーダーだったのですよ。
しかし、その圧倒的な強さから危険であるとみなされ、大名の連合軍により蛮骨を含む7人は討(う)たれてしまいます。ですが、無数の妖怪の集合体である奈落によって、四魂(しこん)のかけらを埋め込まれ、復活するのでした。
この蛮骨たちを復活させた奈落について詳しく知りたい方は、こちらの【犬夜叉】奈落の本当の願いとは!?桔梗とのエピソードと共にご紹介!をご覧ください♪
蛮骨は人気キャラクター?!
ファンによって行われている犬夜叉キャラクター人気投票で、蛮骨は14位にランクインしており敵キャラの中では1番人気となっています!ここでファンの声を見てみましょう。
- 蛮骨が持っている鉾(ほこ)は成人男性が3人で持つのがやっとなのに、蛮骨は1人で軽々と振り回しており憧(あこが)れた。
- 半妖である犬夜叉と人間の蛮骨が互角に戦えるところがかっこいい。
- かっこいいし、強いし、仲間想いなので犬夜叉のキャラクターの中で1番好きです。
- 戦闘中は頭の回転は早く、賢そうに見えるのに、それ以外は高校生のようにはしゃぐところが好き。
蛮骨の強さと仲間想いな姿に惹かれる人が多いようですね。人間であるのに、半妖である犬夜叉と互角の戦いを繰り広げるシーンは本当にびっくりします。
七人隊のリーダーでしっかりしているように見えるのに、戦闘中以外は17歳らしくバカをするこのギャップにやられてしまう方も多いのではないでしょうか?
蛮骨のかっこいいシーンをご紹介
ここまでで蛮骨が人気のかっこいいキャラクターであることは、お分かりいただけたかと思います。妖怪で見た目が美しいキャラクターは多いですが、人間のキャラクターで強くてイケメンってとても魅力を感じませんか?
蛮骨がかっこいいシーンはたくさんありますが、蛮骨の性格がより出ているシーンや魅力がより伝わるシーンを3つご紹介していきたいと思います。
初登場シーン
蛮骨の初登場回は第110話「七人隊の首領 蛮骨登場」です。七人隊は人間に裏切られて殺されてしまいました。そこで蛮骨は復活してまず最初に、再び人間に裏切られることのないようにお礼参りをするのですよ。
そして蛮骨は自身の武器である蛮竜(ばんりゅう)を取りに行きます。蛮竜は、犬夜叉の最強の武器・鉄砕牙(てっさいが)を圧倒してしまうほどの大きさがあるのです。それほどに大きな蛮竜を蛮骨は、軽々と1人で振り回して戦うので、その力には驚きですよね。
とにかく力がある蛮骨
成人男性3人で持つのがやっとである蛮竜を、簡単に振り回してしまうほどの力の強さにはとても惹かれます。誰よりも力のある蛮骨だけが蛮竜を使いこなすことができるのですよ。
この回で蛮骨の「死ぬ前より調子いいや」という台詞があるのですが、ここから蛮骨が余裕のある性格をしているのが読み取れますよね。17歳とは思えないほどのリーダーとしての貫禄(かんろく)までも感じられます。
絶対に仲間を裏切らない蛮骨
第120話「さよなら蛇骨の鎮魂歌(ちんこんか)」では七人隊の副将・煉骨(れんこつ)が四魂のかけらを手に入れ、蛮骨以上の力を手に得ようと企(たくら)みます。その結果七人隊の仲間・蛇骨(じゃこつ)を殺しかけらを奪ってしまうのです。
七人隊の掟の1つに「裏切り者には死を」というものがありました。煉骨の裏切りに気づいた蛮骨は、掟を破った煉骨を許せずに殺してしまうのでした。
蛮骨の強い意志を感じられる
煉骨は蛮骨と最期話しているときビビりまくっていました。それだけ蛮骨のことを怖がっていたのだと読み取れますね。煉骨は「何が違う?テメェのやってることとどこが違うんだ?!」と蛮骨に問いかけます。
蛮骨は煉骨を倒し、四魂のかけらを回収します。そして一言蛮骨は、「違うねぇ、オレは仲間を裏切ったりしねぇもん」と言ったのです。蛮骨の仲間を何があっても絶対に裏切らないという強い意志を感じます。かっこいいですね。
ここまで仲間を大切にしてくれる素晴らしいリーダーがいるにもかかわらず、裏切ってしまった煉骨に何してるんだー!とつっこみたくなります。
犬夜叉と蛮骨の最終決戦
第122話「強烈蛮竜 白霊山の死闘」という話では半妖の犬夜叉相手に、人間の蛮骨はなんと素手で戦います。七人隊の仲間達に埋め込まれていた四魂のかけらを手に入れた蛮骨は犬夜叉と互角の強さになっているのですよ。
2人の刀を使った接近戦も見どころとなっています。蛮骨は数千匹の妖怪を倒し、その妖怪たちの恨(うら)みを吸い取った蛮竜で戦います。そしてクライマックス。犬夜叉に蛮骨は「強くなけりゃどうにもならない人の世が!!」と叫ぶのです。
最後まで強さにこだわる蛮骨
蛮骨はもっと強くなりたい、その一心でした。四魂のかけらなんてなくても十分強かったのに欲を出してしまったのです。このことを犬夜叉は察し、蛮骨に告げると、「へへ・・・」と言って笑うのでした。そして息を引き取ります。
犬夜叉と戦う中でどんどん強くなっていく蛮骨にとても釘付けになってしまいます。蛮骨の最期のシーンのやり切った顔はとても美しく、本当に見惚れてしまいますよね。
まとめ
- 蛮骨は敵キャラで1番人気である
- 蛮骨は仲間思いで、頭のきれるキャラである
- 犬夜叉と互角くらいの強さを持っていた
今回は蛮骨の魅力についてご紹介しました!蛮骨が仲間を思う気持ちが強いこと、剛腕(ごうわん)であることなどお分かりいただけたかと思います。ぜひ犬夜叉たちだけではなく敵キャラにも注目してアニメや漫画をチェックしてみてくださいね。
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