人気マンガ【犬夜叉(いぬやしゃ)】は1996年から2008年まで小学館『週刊少年サンデー』で掲載(けいさい)されていた高橋留美子(たかはしるみこ)さんの作品です。アニメ化もされた有名な作品ですので、「タイトルだけは聞いたことがある」という方いるのではないでしょうか?
戦国時代を舞台に、主人公『犬夜叉』とその仲間たちが四魂(しこん)の玉のかけらを探す旅に出るという物語です。戦闘シーンだけではなく、ギャグ要素も満載(まんさい)で、どんな年代の人にも読みやすい作品となっています!
犬夜叉には数多くのキャラクターが登場するのですが、その中でも中学生の少女『かごめ』はご存知でしょうか?「犬夜叉はなんとなく知っていても『かごめ』って誰だろう?」という方にも分かりやすく、今回は彼女について詳しく紹介します!
犬夜叉とは?

時は戦国時代。あらゆる野望が叶うという妖力(ようりょく)を持つ宝玉(ほうぎょく)である「四魂(しこん)の玉」を守る巫女(みこ・桔梗(ききょう)。その宝玉を狙う主人公の半妖(はんよう)の少年・犬夜叉は戦っていくうちにいつしか恋仲まで発展していました。
しかし、四魂の玉を狙う奈落(ならく)よって2人の間に誤解(ごかい)が生まれ、お互いに憎(にく)しみ合ってしまうのです。
犬夜叉は桔梗によって封印(ふういん)されてしまい、奈落に騙(だま)され重傷を負っていた桔梗は、その後、四魂の玉と共にこの世を去ってしまうのでした・・・。
時代は現代へ。
現代を生きる日暮(ひぐらし)かごめは、突然、自宅の井戸からその戦国時代にタイムスリップしてしまい、そこで桔梗に封印された犬夜叉と出会います。かごめは犬夜叉の封印を解きますが、妖怪に襲(おそ)われ、負傷(ふしょう)してしまうのです。
その際、傷ついたかごめの体内からはなんと『四魂の玉』が出現し、かごめは桔梗の生まれ変わりだったことが判明。悪しき妖怪との戦いで砕(くだけ)け散った四魂の玉のかけらを、犬夜叉とかごめは集める旅に出ることになりました。
最初はうまくいかなかった2人も、幾多(いくた)の戦いを頼もしい仲間と共に乗り越えていきます。2人は無事にかけらを集めることができるのか!?犬夜叉とかごめの運命は!?妖怪との戦いにも注目です!
かごめの紹介

犬夜叉のあらすじについて紹介したところで、次にヒロインの『かごめ』について詳しく紹介していきます♪タイムスリップしてしまった女の子は、どんな子なのか、気になりますよね?それでは早速見ていきましょう!
- 現在の日暮神社に住む中学3年生の少女
- 年齢は15歳
- 父、母、弟、猫の5人家族
- 15歳の誕生日に妖怪に遭遇(そうぐう)
- 井戸の中へ引き込まれて、戦国時代へ
これだけ見ると、どこにでもいるような女の子ですが、容姿も良く可愛いのです。実際にアニメや画像を見ると、「あ、この人!」と思うかもしれませんね!ただ、普通の女の子が戦国時代に引き込まれ、半妖である犬夜叉と共に冒険を進めていくことになるとは・・・。
そして、かごめは物語のキーとなる『四魂の玉』を持っており、これを巡って波乱の展開を巻き起こすのです!現代からやってきた唯一の人間で、私たちと近い感覚を持っているかもしれませんね★
犬夜叉との関係は?
かごめは犬夜叉を言霊(ことだま)で抑える事ができるため、犬夜叉が逆らえない強い存在だと言えますね!また、四魂の玉を巡る戦いを終えた後、一旦は現代に戻り、平穏(へいおん)に暮らしていたかごめですが、高校卒業後、再び戦国時代へ!犬夜叉と再会、そして結ばれたのです!
続編のアニメ『半妖の夜叉姫』では、2人の娘である『もろは』が登場します。順調にいかない時もありましたが、結果的には2人は幸せに暮らしているのではないでしょうか?
この半妖の夜叉姫は2020年から始まりました!こちらのアニメや、娘のもろはについて知りたい方は「犬夜叉とかごめには娘がいた!?半妖の夜叉姫もろはについて紹介します!」を読んでみて下さい★
霊力が最も強い?
かごめはあらすじの通り、桔梗の生まれ変わりで、現代人ながらも強い妖力を備えていたんです。妖怪との戦闘シーンではこの強い妖力で犬夜叉とともに敵と戦っていくんですね。その技を紹介します★
- 破魔(はま)の矢…霊力のこもった矢を使い、相手を粉砕(ふんさい)するほどの威力
- 破魔の霊力…相手に触れて霊力をで追い払う
- 呪い返し…相手がの霊力を、そのまま返す
- 邪気(じゃき)払い…悪しき気を浄化する
桔梗の生まれ変わりであるかごめも同じく霊力が使うことができますが、はじめはうまくいかない時もありました。しかし、物語の後半にもなるとしっかりと使えるようになり、犬夜叉と共に戦えるほどの霊力となるのです。
霊力の強さが現れたのは16話
その霊力の強さが垣間見えたのが16話となります。あらすじは、桔梗に匹敵(ひってき)する霊力を持つ瞳子(ひとみこ)という巫女が、犬夜叉の最大の敵・奈落(ならく)に操られていました。
奈落はかごめの心を汚すため、瞳子の胸の中に隠れて、彼女を殺させようとするのです。その後、かごめは自分の力を信じて矢を放つと、瞳子の体を通り抜け、後ろに隠れていた奈落に命中しました。ここで初めて、一瞬ながらもかごめは本来の霊力で弓を使うことができたのです!
かごめは幼い頃から、『かごめかごめ』をすると、必ず後ろの正面を当てることができ、『隠れたものを見つけることが出来る霊力』を持っていたのですよ。そのため、瞳子の後ろに隠れていた奈落を見つけられたのだと考えられます。
注目は62話!
一瞬しか使うことができなかったかごめの霊力が覚醒(かくせい)されるのは62話です。この62話では、黒巫女・椿(つばき)の呪詛(じゅそ)で意識を失ってしまったかごめが、幻(まぼろし)の世界で徐々に戦国時代のことを忘れていきます。
しかし、その幻の世界で桔梗に似ている弓道部の顧問(こもん)による言葉で、かごめは次第に意識を取り戻します。その後、夢から目覚めたかごめは、なんとか椿に矢を射り応戦。そして、椿の呪いに耐え抜き、その呪いを跳ね返すことができたのでした。
実は桔梗も過去にかごめ同様、椿の呪いの攻撃を受けたのですが、呪い返しをして椿を打ち負かしたことがあるんです。桔梗はもともと強い霊力を備えていたので、呪い返しができるのはわかりますが、それと同様の霊力を持ったかごめ、強いですよね!
まとめ
- かごめは、物語唯一の人間
- 技も豊富で、犬夜叉並みの強さ
- 霊力が現れたのは16話
- 霊力が覚醒した62話
かごめの霊力を通して、作者の高橋留美子さんが伝えたいことが伝わっている内容です!犬夜叉にも目がいきますが、かごめが成長していく姿や、犬夜叉と桔梗との人間関係など、見どころ満載(まんさい)です!今からでもマンガやアニメを見始めても、遅くないですよ♪
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