『犬夜叉(いぬやしゃ)』とは1996年から2008年まで高橋留美子(たかはしるみこ)さんによって週刊少年サンデーで連載(れんさい)されていたラブコメファンタジー漫画(まんが)です。
高橋さんの作品には『らんま2/1』や『うる星やつら』など有名な作品がたくさんあり、ご存知の方も多いと思います。その中でも『犬夜叉』は彼女がずっと描きたかった伝奇ものでした。『犬夜叉』にはキャラクターにはたくさんの個性豊かな妖怪たちが出てきます。
そして『犬夜叉』に出てくるかわいい猫のような妖怪(ようかい)をご存知でしょうか?この子は雲母(きらら)という猫又(ねこまた)で、普段はたいてい犬夜叉たちの仲間・珊瑚(さんご)の肩に乗っているのですよ。今回はこの雲母についてご紹介します!
【犬夜叉】雲母がかわいい!
雲母の正体は『猫又』という妖怪です。フワフワで黒い模様(もよう)が入った2本の尻尾(しっぽ)、まん丸な赤い目、おでこの模様が特徴なのですよ!年齢は300歳未満で、犬夜叉のキャラクター中では一番長生きかもしれませんね。
見た目がとってもかわいい雲母なのですが、実は珊瑚の『雲母召喚(しょうかん)』という技によって変化(へんげ)します。どんな姿になるのか、気になりますよね。それでは雲母の登場シーンや変化したらどうなるのかご紹介していきます♪
雲母ファンの声をご紹介!
ファンが行っていたキャラクター総選挙ではたくさんの人気キャラがいる中で、雲母はなんと8位に選ばれています!雲母の人気があるということがはっきりとわかりますよね。雲母を愛するファンの声をご紹介します。
- 雲母かわいい(犬夜叉の話です)
- 小さい時はかわいいのに、変化後は強くなるから子供の頃に欲しかった。珊瑚に甘えている時姿が本当にかわいい!今でも飼いたいぐらい欲しい
- 七宝(しっぽう)と一緒にじゃれている時と、女性陣を背中に乗せて悠々(ゆうゆう)と空を飛ぶ姿にはギャップがある
- 普段は小さいのに、戦う時には大きな猫に変身する。ふわふわしていて、一度撫(な)でてみたい、背中に乗ってみたいと思いながらアニメを見ていた。
- 犬夜叉の雲母可愛いよなぁ ぬいぐるみ欲しい
さまざまな意見が出てきましたね!雲母には魅力(みりょく)がいっぱい詰まっていることがお分かりいただけたと思います。なぜみなさんが雲母にこんなにも惹(ひ)かれるのか。これらのファンの声を参考に、次に雲母の魅力を分析していきたいと思います♪
ファンがツボになってしまう理由とは?
雲母がかわいいと言われるポイントは大きく2つ挙げられます。1つ目は大きさです。ふわふわしていて、小さいという可愛いの条件をばっちり満たしているのですよ。珊瑚の肩にちょこんと乗っているサイズ感がなんとも言えないくらいかわいいです。
そして2つ目は甘えている時と戦っている時のギャップです。珊瑚に甘えている時は本当に妖怪だということを忘れてしまうくらいかわいくて、ほとんど普通の猫と変わりません。しかし、いざ戦闘(せんとう)の時になると、姿を変え、珊瑚たちとともに戦います。
見た目はかわいいのに強いって本当に最強ですよね。こんな素敵(すてき)なギャップを見せられたら、みんなイチコロになってしまいます!
かわいい見た目の雲母が巨大化する?!
昔話などの猫又は人を食べたりするものもいますが、雲母は人間に攻撃(こうげき)を加えるようなことはしません。人間の言葉を話すことはできませんが、非常に賢い猫又ですので人間の言葉を理解できるのですよ。
また、珊瑚によって召喚された戦闘時(せんとうじ)には巨大化し、共に戦います!牙が大きくなり、顔つきも強そうな感じになるのです。普段の子猫のような可愛い見た目からは想像できないですよね。そして、巨大化している時には、珊瑚たちを背中に乗せて空を飛ぶことができます。
雲母にキュンとしてしまう登場回
雲母がかわいいシーンを2つピックアップしていきたいと思います。1つ目は珊瑚が初登場するアニメ第24話『妖怪退治屋 珊瑚登場』です。かつて住んでいた里に帰ってきた珊瑚に、雲母がゴロゴロと甘えている姿は本当にかわいくて、心が洗われるのですよ!
2つ目はアニメ第163話『琥珀珊瑚雲母 秘密の花園』です。まず雲母は珊瑚と、珊瑚の弟・琥珀(こはく)のことが本当に大好きなんですよね。奈落(ならく)を倒すまでは珊瑚に会わないと決めていた琥珀と、珊瑚を雲母が繋(つな)げるのでした。
すれ違ってしまっていた2人に対する優しさに感動しちゃいますよね。雲母は言葉は話せませんが、それでも一生懸命(けんめい)琥珀と珊瑚のことを考えて行動しているのも、2人のことを家族のように思っていることも伝わってきます。
雲母の相棒・珊瑚とは?!
雲母の相棒・珊瑚は妖怪退治を仕事にしている16歳の女の子です。センター分けの前髪に綺麗(きれい)な黒髪のポニーテールが特徴なのですよ。『雲母召喚』という技を使い、雲母を変化(へんげ)させます。
彼女は飛来骨(ひらいこつ)という巨大なブーメランを使って戦うことができるのです。また飛来骨はとても便利で、防御にも使えたり、毒薬(どくやく)で作った玉・毒粉(どくふん)を放つのに使ったりもするのですよ。戦う強い女の子はとてもかっこよくて憧れちゃいますね♪
雲母と珊瑚の関係について
雲母は珊瑚が生まれるずっと前から存在しています。珊瑚は住んでいた里を妖怪である奈落(ならく)によって滅ぼされ、家族を奪われてしまったのです。
珊瑚と共に生き残った弟の琥珀は、奈落によって洗脳されてしまいます。奈落とはどんな妖怪なのか詳しくまとめた記事を、今後公開予定ですので楽しみにお待ちください!
里を滅ぼされた後、弟と離れ離れになってしまった珊瑚は1人でとても不安なはず・・・そんな時でもずっとそばにいたのは雲母だったのです。珊瑚にとって雲母は妖怪退治の相棒でもあり、家族と同じくらい心を許している大切な存在なのでしょうね。
雲母は翠子(すいこ)の相棒だった?
翠子はなんでも願いを叶えてくれるという四魂(しこん)の玉を作りだした巫女です。犬夜叉を封印(ふういん)した桔梗(ききょう)よりもさらに霊力(れいりょく)が強く、より多くの妖怪と戦っていたと言われています。がしかし、詳しいところは描かれておらず分かりません。
そしてその謎(なぞ)に包まれた翠子の登場するシーンに雲母がアニメ『犬夜叉』で描かれていたそうなのです!ですが、雲母は300歳未満で、翠子と同じ時代に生きているはずがありません。ファンの間では、「珊瑚の住んでいた里の話だから、雲母の先祖かもしれない」と言われています。
まとめ
- 雲母は人を猫又の妖怪である
- 雲母はかわいさと強さを兼(か)ね備(そな)えている
- 珊瑚の技で雲母は巨大化する
- 雲母は珊瑚と琥珀が大好きである
雲母の可愛い見た目と、戦闘中の頼もしくかっこいい姿にはギャップ萌えしちゃいますよね。珊瑚と雲母の信頼しあえる素敵な関係にも憧れます。ぜひ雲母の魅力にやられてしまった方は『犬夜叉』の漫画と合わせて、グッズなどもご覧ください♪
コメントを残す