漫画(まんが)を読む時、気になっている作品の口コミなどを見ると良い評価が多く、「私も読んでみたい!」と思いますよね?2020年だと『進撃(しんげき)の巨人』や『鬼滅の刃(きめつのやいば)』が該当(がいとう)しますね。
最近だけではなく2000年代にも話題となって、評価が高い漫画が多くありました。その中の一つが『犬夜叉(いぬやしゃ)』です。犬夜叉の漫画やアニメを読んだことや見たことをない人でも、一度は耳にしたことがある漫画だと思います。
今回は、その犬夜叉の漫画の評価を紹介します!良い評価が多い一方、良くない印象を持った方もいましたが、これには理由があったんです。これを読むと犬夜叉がどんな漫画だろうと気になってしまいますよ★
犬夜叉の概要(がいよう)

まずは犬夜叉について紹介していきます。2000年代の漫画ですので、どんな漫画か知らない方や、もう忘れてしまった方もいますよね?概要がこちらになります。
- 1996年から2008年まで連載(れんさい)
- 単行本(たんこうぼん)は全56巻
- 作者は高橋留美子(たかはしるみこ)さん
- 2000年からはテレビアニメとしても放送
- 2000年から2004年には劇場版も公開
- 続編は『半妖(はんよう)の夜叉姫(やしゃひめ)』
テレビアニメにもなっていたので、見た方も多いと思います。2000年から2004年にかけては単行本の1巻から36巻に対応した『犬夜叉』として、37巻から最終巻までは2009年から2010年にかけては『犬夜叉 完結編』として放映されました。
続編の『半妖の夜叉姫』は、2020年10月から2021年3月にかけて放映され、2021年秋からは第2章が放映予定です。気になる方は犬夜叉に続編があった!?半妖の夜叉姫のあらすじをご紹介します!をご覧ください!
高橋留美子さんとは?
犬夜叉の作者である『高橋留美子』さんは犬夜叉のほか、『らんま1/2』や『うる星やつら』などが代表作です。女性の漫画家で、主人公とヒロインのラブコメディが多くなっています。戦闘(せんとう)シーンもありますが、途中にギャグを挟むなど、老若男女読みやすい漫画です。
犬夜叉も『日暮(ひぐらし)かごめ』というヒロインと、主人公である犬夜叉の物語です。犬夜叉は戦闘シーンになると強いですが、普段は少々ぬけていて、かごめに突っ込まれていることがよくあるんですよ。
犬夜叉のあらすじ

では、ここからは犬夜叉のあらすじを紹介していきます。
戦国時代では、あらゆる願いを叶(かな)えると言われる四魂(しこん)の玉を巡(めぐ)って人間と妖怪の争いが起きていました。一方、現代の日暮神社で暮らす女子中学生の日暮かごめは、神社の井戸から戦国時代へとタイムスリップしてしまいます。
そこで人間の妖怪のハーフである『半妖』の犬夜叉と出会い、かごめの体内からは四魂の玉が現れるのです。その四魂の玉を犬夜叉や妖怪たちが奪うために動き出しますが、戦いの中で四魂の玉はかけらとなります。
そのかけらを集めるために犬夜叉とかごめは旅を始め、2人は次第に惹(ひ)かれ合いながらも宿敵(しゅくてき)である奈落(ならく)を倒すために戦いを続けていくのです。
人間と妖怪、そして戦国時代と舞台や設定が興味をそそりますよね。そして最終回は涙なしでは見られないストーリーでした!
良い評価

皆さんが一度は聞いたことのある漫画なので、評価の高いのは間違いありません。犬夜叉は特にキャラクターとストーリーの評価が高いんです。読んだことのある人はきっと共感(きょうかん)できる感想や評価が多いと思います。
キャラクターが良かった
犬夜叉には特にキャラクター設定が良かったという声が多く集まっています。
- 時代にしてはキャラクターデザインが凄(すご)く安定している
- キャラ一人一人が個性があっていいです!
- キャラクターでは珊瑚(さんご)の見た目が好き
- キャラクターは良いキャラしている。キャラデザからして好き
- 世界観の良さとキャラクターの良さがあるからまだ見れるアニメ
多くのキャラクターの個性がしっかり伝わっていた作品でした。キャラクターごとにファンが多いものも犬夜叉の特徴です。主人公である犬夜叉はもちろん大人気ですが、犬夜叉の兄である『殺生丸(せっしょうまる)』や弥勒(みろく)はカッコよくて有名です。
さらにキャラクターのことを知りたい方は犬夜叉キャラクターランキング!一位はやっぱりあのキャラだった!で確認してみてください。
ストーリーが良かった
キャラクター以外にもストーリーが良いとの評価も多いんです!
- ストーリーもなかなか良い
- 恋愛もあるので女性も見やすいと思います
- ストーリーも面白く、命を懸(か)けた緊張感のある戦いを描きながら恋愛を上手く織(お)り交(ま)ぜられていることに非常に感心します
高橋留美子さんのストーリーはこのように評価が高くなっています。少年漫画ですが、女性も見やすいという評価があるのは嬉しいポイントですね!
テレビアニメの時間帯にも評価が高い
当時の犬夜叉のアニメは月曜夜7時から放送されていました。アニメで犬夜叉を楽しんでいた方にとっては『名探偵(めいたんてい)コナン』と犬夜叉という流れで楽しんでいたようです。現在は深夜アニメですが、当時はゴールデンタイムでの放送で、人気の漫画だったんです!
悪い評価

ここまでは良い評価を紹介してきましたが、どうしてもあまり良くない評価もあるんです。決して悪い評価ばかりではないですし、一部だけですが紹介していきます。
- 一部退屈(たいくつ)のように感じる話が多々ありました
- 想像よりも長かった…。
- 犬夜叉という主人公が若干イライラします
- よく漫画原作のアニメにありがちなアニメの完成度が低く感じました
犬夜叉の漫画が56巻もあるので、どうしてもストーリーが長くなってしまいますよね。漫画から入った方してみると、テレビアニメを受け入れられなかった方もいたようです。
主人公の犬夜叉は能天気(のうてんき)だったり、少しぶっ飛んだ行動する時がたびたびあります。戦闘シーンがしっかりしているだけに、普段の行動に違和感を感じたみたいです。ただ、それらも含めて好きだったという意見もありますので、気にならないという場合も多いんですよ♪
映画や続編の評価も上々
良い評価と悪い評価を紹介しましたが、マイナスの点ばかりだったら、映画の制作や続編である半妖の夜叉姫の制作もないですよね。
映画は2時間程度にスッキリとまとまっていますし、戦闘シーンも大画面で見れるので、印象に残る内容です。オリジナルの内容なので、原作との違いを気にする必要もないでしょう。
続編である半妖の夜叉姫の主人公は、殺生丸とりんの娘である『とわ』という女の子で、女性の方もさらに見やすい内容となっています。先ほどの悪い評価も覆(くつがえ)すような設定となっていますね!
まとめ
- キャラクターの評価が高い
- ストーリーも評判が良い
- アニメを放送していた時間が良かった
- 原作をアニメの差を感じていた人もいた
- 悪い評価もあるが、映画や続編も制作されている
犬夜叉の評価についてご紹介しました。アニメに関して原作を元に作られたので、原作との差を感じた方が多かったです。漫画のキャラクターやストーリーはおおむね好評で高橋留美子さんらしさも多く盛り込まれていました。
これから犬夜叉を読んでみたいという方はまずは漫画を読むことをおすすめします。そしてさらに犬夜叉を知りたいと感じた方は、『半妖の夜叉姫』を見てみましょう♪
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