【犬夜叉(いぬやしゃ)】は1996年から少年サンデーで連載(れんさい)が始まった恋愛要素豊富なファンタジーバトル漫画(まんが)です!コミックスは全56巻、話数にして559話という超大作となっております♪
人気の理由の一つはやはり魅力的(みりょくてき)なキャラクター達でしょう!味方、敵問わず重厚(じゅうこう)なストーリーに負けず、それぞれがしっかり個性を持っています♪読んでいない方は是非読んでみてください!見れば高確率でオタクになりますよ!
今回はその魅力的なキャラクターの一人【弥勒(みろく)】について解説(かいせつ)していきたいと思います!
【犬夜叉】弥勒ってどんなキャラクター?
犬夜叉メンバーに欠かせない冷静沈着(れいせいちんちゃく)の頼れるお兄さん的存在である弥勒。弥勒は奈落(ならく)を追う妖怪退治専門の法師(ほうし)として全国を渡り歩いています。妖怪退治としての能力は一流ですが、本人の性格には難(なん)あり。
一見礼儀(れいぎ)正しく、紳士(しんし)な印象の弥勒ですが、実際は女癖(おんなぐせ)がひどく、だれかれ構わず『私の子を産んでくだされ』と決め台詞(せりふ)を吐きながら全国を渡り歩きます。弥勒と言ったらこの言葉が印象的ですよね!
また、実力はありますが、仕事中に理由をでっちあげて、依頼主の家にある金目の物をかっさらうなど詐欺師(さぎし)のようなこともしていました。まさに残念お兄さん!
弥勒の旅の目的
弥勒の右手には『風穴(かざあな)』が開いており、普段は数珠(じゅず)で封印をしていますが、ひとたび封印を解けば周辺のものすべてを吸いつくす強力な武器に。しかし、使用する度、風穴は広がっていき、いつか弥勒自身をも吸い込んでしまう一族に引き継(つ)がれる呪いでもあります。
その呪いを解(と)くためには呪いをかけた張本人、奈落を倒すこと。
祖父が受けた呪いを引き継いでしまい、それを解くために旅をしている。それだけ聞くと何とも悲しい境遇(きょうぐう)ですが、弥勒の祖父は美しい女に化(ば)けた奈落に騙(だま)され呪いを受けてしまったそう。女癖が悪いのはどうやら一族譲(ゆず)りのようです!
犬夜叉一行との出会い
そんな弥勒が犬夜叉と出会ったのは四魂(しこん)のかけらがきっかけでした。
当時、弥勒はかごめが持っていた四魂のかけらを盗み、それをきっかけに犬夜叉と対峙(たいじ)してしまうのです。犬夜叉と対等(たいとう)に渡り合ったことから身体能力の高さが伺(うかが)えます!共に行動するうちにいつしか仲間意識も芽生え、欠かせない仲間に。
また、犬夜叉メンバーの中でも冷静に物事を見る目があり、仲間に対しても下手な同情(どうじょう)もせず、しっかり確信(かくしん)をつく言葉で導(みちび)きます。そこが皆から信頼(しんらい)される理由かもしれませんね♪
弥勒と珊瑚との関係
だれかれ構わず口説(くど)いてしまう弥勒ですが、唯一(ゆいいつ)、心に決めた女性がいます。それは、旅仲間の珊瑚(さんご)です。もちろん珊瑚にもボディタッチなどで散々セクハラをしていた弥勒ですが、『私の子を産んでくだされ』とは一度も言っていないのです!
そもそもなぜ弥勒はそういった軽薄(けいはく)な行動をとっているのか。それは風穴という呪いを持ち人生を歩んできた弥勒だからこそなんです。その恐怖や未来への不安をひた隠して生きてきたため、軽薄な行動で自分の本心を悟(さと)られないようにしていました。
しかし、旅の途中ではすでに珊瑚と相思相愛(そうしそうあい)の関係に。たとえ一緒になったとしても、自身の呪いのせいで珊瑚に悲しい思いをさせたくない一心で珊瑚の想いをいつもはぐらかします。それは弥勒の優しさであり本当に愛していたから、ということがわかりますよね♪
弥勒が珊瑚にプロポーズ!?
旅を続ける中で珊瑚に対する気持ちの変化が現れ、珊瑚に対し、「奈落を倒し『風穴』の呪いが解けたら一緒になろう」と正式にプロポーズをします。その時だけはしっかりと真剣に『私の子を産んでくれないか』と伝えます。今までの軽薄さは一切感じません♪
珊瑚からも『はい!』と返事をもらう、非常に良い名シーンですが、その後に珊瑚から浮気(うわき)はしないか問われた弥勒は目をそらしています。さすが弥勒!根っこの部分は変わりません!
そんな弥勒ですが見事呪いが解けた後、祝言(しゅうげん)を上げ珊瑚と幸せな家庭を築(きづ)きます♪弥勒と珊瑚については、今後の記事で詳しくご紹介しますので楽しみにしてくださいね!
ファンが選ぶ弥勒の名言

では、お待ちかねの弥勒の名言をご紹介しましょう。まずは、弥勒の覚悟が垣間(かいま)見える名言です!このセリフは、いつものような軽い感じではなく弥勒のかっこ良さを感じ、女性ファンをキュンとさせました♪
この言葉を真剣に言われたら、誰でも「はい!」と言いたくなっちゃいますね!続いては闘いの最中(さなか)、気絶した珊瑚を守るため、敵に対し言い放ったセリフです。
珊瑚のためならばと強い意志を感じます♪「残念お兄さん」の姿は見受けられません。選ばれた2つの名言は、どれも珊瑚が関係している場面でのセリフで、彼女への想いがしっかりと視聴者にも伝わっている証拠ですね♪
まとめ
●弥勒は女好きな残念な法師。
●いつも冷静沈着、時には熱くなれる犬夜叉一行のお兄さん的立ち位置。
●珊瑚と結婚し幸せな家庭を築く。
今回は弥勒についてのご紹介でした。いつもの軽薄な行動の裏に隠されている本心を、原作を見て感じることで弥勒の魅力がもっと理解できると思います♪
【半妖の夜叉姫】でも祝言後の弥勒と珊瑚を見ることができますよ☆あわせてチェックしてみてくださいね♪
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