地震の前兆には不思議なことが起こる!!科学的にも解明された!?

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今年は新型コロナウイルス対策として、家で過ごす時間が長いですよね。感染症に対する恐怖や、将来への不安もあり、いつも以上に地震への警戒心が強くなったのではないでしょうか?コロナウイルスの流行で、「今、大地震が来たら・・・」と心配する声も増えています。

大地震と言えば、今後30年以内に起こる可能性が高いと言われている、『南海トラフ地震』『首都圏直下型地震』があります。「30年以内のいつ起こるの?本当に起こるの?」と不安になってしまいますが、発生を事前に知ることができれば、的確な備えや準備をすることができますよね。

そこで今回は地震の前兆について、さまざまなものがありましたので紹介していきます!

生き物に起こる地震の前兆とは??

まず、生き物によく起こる前兆をまとめました。

生き物に起こる前兆

●犬ーよく吠える・興奮状態

●猫ー高いところから降りられなくなる

●鳥ー異常に鳴く

●小鳥ー突然姿を消す

●ミミズー大量に発生する

●深海魚(しんかいぎょ)ー水面に出てくる

他にも、カラスがいなくなるなど、さまざまな例があります。動物たちは、人間よりも優れた感覚を持っていますよね。普段とは違った何かを感じ、いつもと違う行動を起こしているのかもしれません。

生き物の前兆としては、犬がよく吠えたり、小鳥が姿を消すということは何となく想像できますよね。では、深海魚が水面に出てくるとはどういうことでしょう?一体どういう魚なのでしょうか?そんな疑問にお答えします!

幻の深海魚『リュウグウノツカイ』

『リュウグウノツカイ』という名前を聞いたことがあるでしょうか?深海魚の中でも幻の深海魚と呼ばれており、「リュウグウノツカイが見つかれば、地震が来る」という言い伝えは古くからよく知られているのです。

全長3mほどの大きさのものがほとんどですが、最も大きいものだと全長11m・体重272kgもの大きさが見つかっています。普段は200m以上の深海に棲息(せいそく)しているため、船乗りたちでもめったに見ることができません。そのため、生態はほとんどわかっていないのです。

そんな『リュウグウノツカイ』ですが、2019年に東海大学海洋研究所と静岡県立大学のグループが、「迷信で根拠がない」という調査結果を発表して話題になりました。地震と関係はありませんでしたが、とてもインパクトがある名前ですよね!1度は実際に見てみたいものです♪

生き物と地震の関連性は?

深海魚だけでなく他の生き物の行動も、今のところ確実に関連性があると言い切るには難しいようです。

ただ、生き物に起こる前兆は誰でも観察することができるので、ペットを飼っている方は、意識して観察してみるのもいいでしょう。もしかしたら、地震や災害から私たちを救ってくれるかもしれません☆

自然に起こる地震の前兆とは??

次は、自然に起こる前兆をまとめました。

自然に起こる前兆

●地震雲(じしんぐも、じしんうん)

●地鳴り

●火山の噴火

●電磁気異常

●発光現象

1つ1つ詳しく見ていきましょう。

地震雲

地震雲とは、大きな地震の前後に出現するといわれる雲のことをいいます。インターネット上でさまざまな地震雲がアップされていますが、そのほとんどが飛行機雲『波状雲』(はじょううん)とよばれる波打った雲です。

地震雲がないとは言い切れませんが、仮に地震雲があるとしても、どのような雲で、地震とどのような関係で現れるのか、科学的な説明がなされていない状態です。

日本では、昔から雲の形や動き、風の向きや強さから天気を予想することが行われていたため、この説は定着しやすかったのでしょう。ただ、昔からの言い伝えだとしても、「地震雲が現れたから、地震に対してもう1度備える!」という心がけは大切ですね。

地鳴り

地鳴りとは地面の振動のことをいい、この振動にはさまざまなものがあります。振動の中の1つに、人間の体が『揺れ』として感じるのではなく、『音』として耳で感じる周波数(しゅうはすう)の振動があるのです!

そのような振動が地震の振動に混じっていると、地鳴りとして聞こえるわけです。こうなると人は、「地震の前兆に地鳴りが聞こえた!」と感じるのです。ですが、実際には、地鳴りは地震そのものの一部で、地震が発生した後に感じているものだということです。

振動を音として感じるなんて、何だか不思議な感覚になりますね。

火山の噴火

地震と火山の関係を示す出来事は、たくさんあります。

1950年以降、M9クラスの地震は世界で7回起きています。もっとも古いものは1960年のチリ地震、最近では2011年の東日本大震災です。この7回の地震は津波など、それぞれ大きな震災を起こしましたが、その他に、近くの火山の大噴火も引き起こしているのです。

巨大地震と火山の噴火に密接な関係があることは、世界の地震学者や火山学者は認めています。ですが、「どうしてそうなるのか?」と言ったはっきりとした理由は証明できていません。

電磁気異常

地震の直前に、「数日前に電磁気異常が見られた」という報告は数十年前からあります。

1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災(はんしんあわじだいしんさい)では、その数週間前から「ラジオからノイズ音が聞こえた」「携帯電話の動作異常があった」などの報告が、地震発生後に多くありました。

最近ではこれらが地震予報に使える可能性があることから、研究に期待が高まっています。しかし、電磁気異常の現象があいまいな部分も多く、まだまだ時間がかかりそうです。

発光現象

地震の発生前や発生中に、謎の光が現れることがあります。それを『発光現象』といいます。白、または色つきの謎めいた光の球や、虹色の光や炎が見えたりとさまざまです。

発光現象については、何世紀も前から言い伝えられてきましたが、2014年にアメリカの研究チームは、この現象の原因を解明したとの研究結果を出しました。「地震前の謎の発光現象、ついに解明か?」世界中で発生する地震で、発光の条件がそろうケースは0.5%未満だといいます。

めったに見ることができない発光現象を解明するなんて、科学の進歩はすごいですよね。今後の解明にも期待が高まってしまいます☆

まとめ

  • 今後30年以内に起こると言われている大地震は『南海トラフ地震』『首都圏直下型地震』
  • 地震の前兆にとして、普段と違う行動を起こす生き物がたくさん報告されている
  • 自然に起こる前兆には『地震雲・地鳴り・火山の噴火・電磁気異常・発光現象』がある
  • それぞれの前兆には科学で解明されているものもあるが、今後の課題も多い

地震の前兆にはいろいろなものがありましたね!科学は進歩しているものの、まだ解明されていないこともたくさんあることを知りました。今のところ地震はいつ・どこで起こるかわからないため、用心するに越したことはありませんよね。

そのためにも防災グッズの期限や、避難経路、避難場所などを今一度確認して準備しておくことが大切です!!また、新型コロナウイルス対策として、防災グッズに除菌シートやスプレー、マスクなどを普段より多めに用意しておくといいですね。

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