人間の負(ふ)の感情から生まれる化け物を祓(はら)う呪術師の闘(たたか)いを描いた、ダークファンタジーコミック【呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)】をご存知でしょうか?
週刊少年ジャンプより連載(れんさい)されており、漫画(まんが)、アニメとも大ヒットしている今話題の作品です!人気を博(はく)しているこの作品は、2021年12月より映画化も決定されています!今後がまだまだ楽しみな作品ですね♪
今回はその人気作【呪術廻戦】に登場する御三家(ごさんけ)とその中の一つ『加茂家(かもけ)』について詳(くわ)しく解説(かいせつ)していきます。
呪術廻戦での御三家とは?

【呪術廻戦】における御三家とは長い歴史と権力を持つ、 『五条家(ごじょうけ)』『禪院家(ぜんいんけ)』『加茂家』の3つの家門のことです。
それぞれの家柄(いえがら)によって代々伝わる相伝(そうでん)の強力な術式(じゅつしき)を受け継(つ)いでおり、呪術界において、非常に大きな影響力を持っているんですよ。また、男尊女卑(だんそんじょひ)な堅苦しい伝統を持っています。
呪術師界において歴史を持つ家系なだけに生まれてくる子には呪術師としての才能が大きく期待されます。そのため、相伝の術式を持って生まれなかった子は正室(せいしつ)の子であっても冷遇(れいぐう)されてしまうのです。
御三家の関係
それぞれ長い歴史を持つ御三家ですが、『五条家』と『禪院家』はその中でも特に仲が悪いのです。そのきっかけは数百年前までさかのぼり、当時の当主同士が御前試合(ごぜんじあい)で本気で殺し合ったからなのでした。
御前試合の結果、当時の五条家当主も禪院家当主も両方死んでおり、この出来事以来、両家は仲が悪くなっています。
五条家
五条家では現在『五条悟(さとる)』以外出てきていません。原作でも五条家は五条悟のワンマンチームと言われています。「現代最強の呪術師」と呼ばれている五条悟は、一人で日本を滅ぼすことができると言われているまさに超人なんです!
その為五条悟が居なくなったら五条家の存在感は御三家の中でも一気に地に落ちてしまうでしょう。五条悟に関しては【呪術廻戦】五条悟のグラサン姿!プロフィールと共にご紹介!で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください♪
禪院家
禪院家の相伝の術式は『十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)』と『投射呪法(とうしゃじゅほう)』です。苗字は違いますが、伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の使う術式が禪院家相伝の十種影法術であり、禪院家の血を引いていることが分かりますね。複雑な家庭事情があるようです。
伏黒恵に関しては【呪術廻戦】伏黒の領域展開とは!?その強さを徹底解説します!で詳しく解説しています!こちらもあわせてご覧ください♪
加茂家について

本作で一番初めに登場する加茂家の人間は、『加茂憲紀(のりとし)』です。加茂憲紀は妾(めかけ)の子ですが、相伝の術式を受け継いでおり、なおかつ正室から相伝の術式を受け継いで生まれた子がいなかったため、後継(あとつ)ぎに迎え入れられました。
相伝の術式は『赤血操術(せっけつそうじゅつ)』と言って、自身に流れる血を自在に使えるというものです。自身に流れる血を操作し一時的にドーピングのように身体能力を向上させたり、圧縮した血液を弓矢のように打ち出したりと、どんな状況でも戦える万能な能力です。
しかし自身の血液を使うだけに使いすぎれば貧血を起こし、戦闘不能(せんとうふのう)になってしまいます。そうならないように戦闘では血液パックを事前に用意しているのです。
『加茂憲倫(のりとし)』とは?
加茂憲紀と同じ読みである加茂憲倫とは明治(めいじ)時代に生きていた加茂家出身の呪術師、と紹介をされていましたが、未だ詳しい人物紹介はされていません。本作に登場する特級呪物(とっきゅうじゅぶつ)『呪胎九相図(じゅたいくそうず)』を生み出したのが加茂憲倫です。
呪胎九相図とは、呪霊を孕(はら)む特異体質(とくいたいしつ)の娘に知的好奇心を刺激(しげき)された憲倫が、彼女と呪霊との間に子供を九度妊娠(にんしん)させ、九度堕胎(だたい)させる。その胎児(たいじ)が死後呪物へと転(てん)じたものとされています。
呪術師でありながら『特級』と呼ばれる呪霊を生み出したこと、また、狂人(きょうじん)じみた知的好奇心を持っていたのです。非人道的(ひじんどうてき)な行為(こうい)も辞(じ)さないことから『史上最悪の呪術師』『御三家の汚点』と呼ばれていました。
『脹相(ちょうそう)』について
呪胎九相図の長男、脹相は呪胎九相図の1番が受肉した姿です。『九』とあるように1番から9番まであり、1〜3番は両面宿儺(りょうめんすくな)の指と同じ特級に分類されています。
呪霊でありながら、兄弟想いな性格で、常に弟たちの見本であるよう心がけているまさに理想のお兄ちゃんキャラです♪理由はまだ分かりませんが、主人公の『虎杖悠仁(いたどりゆうじ)』のことも弟だと思っており、虎杖のために戦う姿も描かれています。
加茂憲倫によって生み出されたからか、戦闘は、加茂家相伝の『赤血操術』を駆使(くし)し戦います。なぜ赤血操術が使えるのか詳細はわかっていません。
まとめ
- 呪術界の御三家とは、 『五条家』『禪院家』『加茂家』の3つ
- 御三家は古き悪しき風習が残る堅苦しい家柄
- 御三家にとって重要なのは『相伝の術式』を受け継いでいるどうか
- 加茂憲紀は次代加茂家当主
- 加茂家の相伝の術式は『赤血操術』
- 明治時代の呪術師、加茂憲倫の悪行により、『御三家の汚点』と呼ばれる。
今回は呪術界の御三家とそのうちの一つ『加茂家』について解説しました。昔ながらの古い風習に違和感を覚える方も多いと思いますが、呪術廻戦の作中では重要な役割を担(にな)っています。今後も御三家に関するキャラクターも登場するかもしれませんね。
内容をしっかり知った後で原作を読むとさらに理解が深まります♪【呪術廻戦】は少し難しい内容になっているので他の記事も参考にして、原作をもっと楽しんでくださいね☆
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