カタツムリの卵の育て方をご紹介!!注意点や孵化しない原因とは??

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今か今かと待ちわびている方も多いであろう梅雨明け。昔から梅雨の季節の代名詞とも言える『カタツムリ』ですが、自然のカタツムリを見る機会はだいぶ減ったように思います。反対に、飼育用としてカタツムリを育てている方がだいぶ増えてきたんだそう。

カタツムリはヤドカリなどとは違って殻(から)ごと大きくなっていきますが、そもそもカタツムリってどうやって産まれるの・・・?正解は『卵』!まあ、想像の範囲内ですよね(笑)カタツムリには雄雌(おすめす)がないため、どのカタツムリも卵を生むことができるんです。

そんなカタツムリの卵ですが、どうやって育てたらいいのでしょう?せっかくカタツムリを飼ったのなら、産んだ卵も孵化(ふか)するようしっかり育てたいですよね?そこで今回はカタツムリの卵の育て方と注意点、孵化しない場合の原因についてご紹介していきます!

カタツムリの卵の育て方

カタツムリは、5月~8月にかけて産卵の時期を迎(むか)えます。飼育するカタツムリの種類や個体にもよりますが、一般的には30個~40個もの卵を産むんですよ!あの小さな体からこんなにもたくさんの卵を産むとは驚(おどろ)きですね!

産卵された卵は実はとてもデリケートで、産卵しても孵化しないケースもあるんです。ただし、卵の育て方はそれほど難(むずか)しいものではありませんので、ご安心を。育てるときに気をつけることや注意点をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

カタツムリの卵を育てる時の注意点

注意するポイントは大きく分けて3つ!さっそく見ていきましょう!

親と卵は別のケースで育てる

カタツムリの卵はデリケートなため、親カタツムリと一緒のケースで育てることができません。産んだばかりで親と子を離れ離れにするのは可哀想(かわいそう)ですが、親カタツムリの移動によって卵が潰(つぶ)れてしまうこともあるからです。

また、卵を他の飼育(しいく)ケースへ移動させようとすると、誤(あやま)って卵を潰してしまう可能性もありますので、親を他の飼育ケースへ移してあげましょう。孵化するまでの辛抱(しんぼう)ですね。

卵のケースから潰してしまう可能性のある物は取り除く

親カタツムリを無事(ぶじ)他の飼育ケースへ移動させることができたら、親カタツムリのエサや枝も一緒に新しい飼育ケースへ移動します。エサや枝が原因で卵を傷つけてしまうこともあるので、極力(きょくりょく)卵が潰れない環境を作ってあげることが大切です!

霧吹きを定期的に行う

卵にとって最適な環境を用意することができたら、霧吹(きりふ)きで適度な湿度(しつど)を保ってあげましょう。卵は乾燥に弱いため、定期的な霧吹きが不可欠です。

逆に霧吹きさえしっかりしておけば、他にすることはありませんので、比較(ひかく)的育てるのは簡単です。産卵から10日~1ヶ月後には孵化してきますので、気長にその瞬間を楽しみに待ちましょう!

カタツムリ卵が孵化しない原因は乾燥やカビ?

注意するポイントはしっかり気をつけていたのに孵化しなかった場合、原因は何が考えられるのでしょう?

原因は乾燥?

卵が孵化しなかった原因として乾燥が考えられます。卵は乾燥に弱く、風通しが良すぎるところや直射日光に当たる場所に置いてしまうと、いくら霧吹きをしていてもすぐに乾いてしまい、湿度を保てなくなってしまいます。

湿度を保てなくなると卵が次第(しだい)に乾燥してしまい、孵化する前に死んでしまうケースがあります。風通しが良すぎるところや直茶日光の当たる場所は避けて飼育するようにしましょう。

カビも原因になり得る?

反対に、霧吹きをしすぎて卵がカビてしまうことがあります。ですが、カビてしまっても孵化する場合もありますので、カビに関してはそこまで気にする必要はないと思います。しかし、カビが孵化しない原因にならないとはっきり言い切ることはできませんので、ご注意を。

ヤシガラ活性炭を使用してカビ対策を行うのもオススメです!ヤシガラ活性炭を敷き詰めて霧吹きで湿らし、卵を傷付けないようにヤシガラ活性炭の上に移動することでカビ対策ができちゃいます!ただし、卵を移動させるときは慎重(しんちょう)に行ってくださいね!

また、孵化したあとのカタツムリの育て方やエサ、好物についても紹介しています!カタツムリにも好き嫌いがあるの⁇エサの好物って何があるのだろう⁇カタツムリのエサは‼好物はなに⁉カタツムリが喜ぶエサと育て方にまとめていますので、興味のある方はぜひご覧ください♪

まとめ

  • カタツムリの卵はとてもデリケート
  • カタツムリは親と卵を別のケースで育てる必要がある
  • 定期的に霧吹きすることで適度な湿度を保つことが大切
  • 卵が孵化しない原因は乾燥やカビが考えられる
  • カビても孵化する場合があるので1ヶ月は様子を見ましょう

カタツムリと言えば自然の中で野生(やせい)のカタツムリを見るのが一般的かと思っていましたが、そんなのもう時代遅(おく)れ。カタツムリを自宅で飼育して、産卵、孵化まで一貫(いっかん)して育てていくことで、カタツムリへの愛情が更に深まるのだと思います。

雨ばかりでなかなか出かけられない梅雨の季節、代名詞とも言えるカタツムリを飼育することで、梅雨時期に楽しみを見出してみては?

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