【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨の正体とは?鬼となった理由と生い立ちを紹介

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鬼滅の刃(きめつのやいば)には、多くの人物が登場しますよね。主人公の炭治郎(たんじろう)や妹の禰豆子(ねずこ)、鬼殺隊(きさつたい)の同期である善逸(ぜんいつ)や伊之助(いのすけ)など個性的なキャラクターが描(えが)かれています。

中でもすべての鬼のはじまりである、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は、美しい顔をしていますが冷酷(れいこく)非道です。自分の気分次第で人間はもちろん、部下である下弦の鬼を殺してしまった話は有名でしょう。

そんな最強のラスボス・鬼舞辻無惨の正体をご存じでしょうか?彼はなぜ鬼となったのか、何が目的で鬼を増やしているのか・・・。今回はそんな鬼舞辻無惨の正体と生い立ちについて説明します。

鬼舞辻無惨の正体とは

無惨は、全ての鬼のトップであり、平安時代から約1000年生き続けてる最初の鬼でもあります。そして炭治郎家族を殺し、妹の禰豆子を鬼にした人物なのです。無惨は自分の血を分け与えることで、人を鬼にすることが出来ます。

鬼舞辻無惨プロフィール
  • 鬼舞辻無惨
  • 鬼のトップであり、最初の鬼
  • 平安時代の貴族として産まれる
  • 身長179センチ
  • 体重75キロ
  • 心臓が7つ、脳が5つある
  • 嫌いなもの『変化』
  • 好きなもの『不変』

驚くべきは心臓と脳の数ですよね。心臓が7つ、脳が5つあるとは、まさにバケモノです。その無惨を倒すためには、再生能力が追い付かないほど高速でバラバラに刻み続けるしかありません。

まるで無敵ですが過去唯一、無惨をバラバラに刻み続けて死の直前まで追い詰めた人物がいました。継国縁壱(つぎくにうよりいち)です。縁壱については【鬼滅の刃】鬼殺隊歴代最強の剣士縁壱と最強の鬼黒死牟の関係は!?にて、まとめてありますのでぜひチェックして下さいね☆

鬼舞辻無惨の性格

無惨の性格を珠世 (たまよ)は『臆病(おくびょう)者』と言っています。その証拠に最強の剣士・縁壱との闘いでも、死の恐怖から彼の寿命を待つように逃げ隠れしていました。無惨は『死ぬこと』を極端に恐れているのです。

しかしながら、絶対の自信を持っており逆らうものには容赦しない残忍な一面も持っていますね。下弦の鬼をほぼ全滅させた『パワハラ会議』は有名でしょう。

どちらにしてもあまり良い人物とは言えず、悪役らしい性格です。

無惨の呪い

無惨は自分が血を分け与えた者、つまり全ての鬼に呪いをかけています

無惨の呪い
  • 血を分け与えた鬼の思考を読める
  • 鬼の位置を把握できる
  • 無惨の名前を口にすると死んでしまう

下弦の鬼がほぼ全滅した『パワハラ会議』でその能力を発揮しましたね。下弦の鬼たちの思考を読み、全てに威圧的な態度をとりました。

また、手毬鬼(てまりおに)の朱紗丸(すさまる)は、うっかり無惨の名前を口に出してしまったことで、呪いが発動し死んでしまいます。すべての鬼を支配しコントロールする無惨、非常に恐ろしいですね。

鬼舞辻無惨の血鬼術

無惨も自分の血液を有刺鉄線(ゆうしてっせん)のようにして『黒血枳棘(こっけつききょく)』という血鬼術を使っていました。

しかし、この血鬼術を受けた悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)はあまりダメージを受けませんでした。圧倒的な力を持つ無惨にしては弱く、「おや?」と思ったファンもいたでしょう。

本当は、もっとすごい血鬼術を持っていた可能性もありますね。物語で明かされなかったのは残念です。

鬼舞辻無惨とお館様の関係は?

無惨は、平安時代の貴族の家に産まれました。そして驚くことに、あの『産屋敷(うぶやしき)家』の人間なのです。産屋敷といえば、鬼殺隊のリーダーであるお館様と同じ苗字ですね。無惨はお館様の遠い遠いご先祖だったのです。

一族から『鬼』を出してしまった産屋敷家は、長く生きられない『呪い』にかかってしまいました。その呪いを解くために、鬼を倒すことを代々担ってきたのです。

鬼舞辻無惨はなぜ鬼となったのか?

鬼舞辻無惨は子供の頃から病弱でした。「20歳まで生きられない」と言わていたのです。そんな無惨を哀れに思ったとある医者が新薬を投与したことで、鬼となっていまいました

炭治郎と始めて出会ったあと、無惨は路地裏で酔っ払いに向かってこう言いました。

私の顔色は悪く見えるか

私の顔は青白いか?

病弱に見えるか?

長く生きられないように見えるか?

死にそうに見えるか?

違う違う違う違う

私は限りなく完璧に近い生き物だ

原作本では2巻の14話、アニメでは8話のことです。病弱な自分の身体がコンプレックスなのがわかりますね。そのため、未だに『完璧』を求め続けているのでしょう。

青い彼岸花


無惨を鬼にした医者は『青い彼岸花』を使って薬を処方しました。しかし治療の途中で一向に良くならない身体に腹を立てた無惨が医者を殺してしまったのです。

無惨は青い彼岸花の薬のせいで、『人間の血肉を求める鬼』となり『日光に当たると死ぬ』ような身体になってしまいました。人間の血肉を求める事は何とも思わない無惨ですが、日光に当たれないことに関しては非常に疎ましく思っています。

しかし、医者を殺してしまったため、薬の作り方など詳しいことがわかりません。そのため、手掛かりである『青い彼岸花』を、無惨は1000年以上も探し続けているのです。

鬼舞辻無惨と禰豆子

原作15巻・126話にて禰豆子は、半天狗との闘いの中で太陽を克服しました。朝日が差し込み禰豆子の身体は焼けていきました。妹をかばう炭治郎。そんな兄を蹴り飛ばし鬼退治をするようにけしかけます。あの微笑みにファンは涙を流しましたよね。

禰豆子は「このまま死んでしまう!」と思われました。しかし、闘いから戻った炭治郎は太陽の光の中で笑う禰豆子を見たのです。このとき、禰豆子は太陽を克服した鬼となりました。

そのことを知った無惨は、狂喜(きょうき)します。長年の悲願である『太陽を克服した鬼』が誕生したからです。豆子を取り込めば、無惨自身も太陽を克服できるようになると、喜びました。

鬼舞辻無惨の最後は?

鬼舞辻無惨は一瞬の隙を突かれ『人間に戻る薬』を投与されてしまいます。無惨は、これを簡単に分解してしまいました。しかし、この薬にはもうひとつ『老化』の効力があり、無惨は1分で50年ずつ老いていきました。

『老化』の効力に気づいた時、無惨の身体にはかつての傷やダメージが浮かび上がってきました。夜明けまでもうすぐとなると無惨は、小さな細胞に分解し逃走しようと試みました。しかし、これも『分解阻害』という薬の能力によって邪魔されます。

更に『細胞破壊』によって、身体は弱体化し血を吐きました。なおも、逃走しようとする無惨に、鬼殺隊が総攻撃をしかけます。そしてついに、最大の天敵である太陽に焼かれ最期を迎えました

まとめ

  • 鬼舞辻無惨は最初の鬼
  • 産屋敷の人間であり、平安時代に生まれた
  • とある医者によって『青い彼岸花』を使った薬を投薬され鬼となった
  • 鬼舞辻無惨は太陽を克服したく鬼を増やしている
  • 最後は『人間に戻る薬』を投与され、太陽の光に焼かれる

今回は鬼舞辻無惨についてまとめてみました。2021年12月現在、原作は終了してしまいましたが、アニメ2期である『遊郭(ゆうかく)編』の放送が開始され、ますます盛り上がっています!

この機会にアニメを見返すのも良いですし、原作を読んだことない方はぜひ読んでみて下さいね。

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