【鬼滅の刃】鬼殺隊歴代最強の剣士縁壱と最強の鬼黒死牟の関係は!?

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吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんによる和のダークファンタジー【鬼滅の刃(きめつのやいば)】を皆さんご存知かと思います。2016年から2020年まで週刊少年ジャンプにて連載(れんさい)され、漫画だけでなく、アニメ、映画など未だ人気が衰(おとろ)えません。

また2021年12月より、アニメ【鬼滅の刃 遊郭(ゆうかく)編】も始まります。漫画は完結したとはいえ、まだまだ話題には事欠かなさそうですね♪

今回はその【鬼滅の刃】から、鬼殺隊(きさつたい)歴代最強の剣士である【縁壱(よりいち)】上弦の月最強の鬼である【黒死牟(こくしぼう)】の関係について詳しく解説していきたいと思います☆ぜひお楽しみください♪

鬼殺隊とは

鬼殺隊とは人に害をなす鬼から人々を守るため生まれた政府非公認の組織です。人を食う鬼に対し、鬼殺隊は日輪刀(にちりんとう)という専用の刀を使って鬼を殲滅(せんめつ)します。

隊には階級も存在し、実績に応じて階級が上がっていく仕組みとなっています。詳しくは【鬼滅の刃】鬼殺隊の最高階級柱とは?柱と呼ばれる条件を詳しく解説!でご確認ください♪

本作の主要な敵として描かれている鬼とは、基本的に日光に当たることでしか絶命しない不死性と、人間離れした身体能力を持った存在として登場します。残忍な性格をしており、人間を食うなど常に被害が頻発しているのです。

その鬼の正体は1000年前に最初の鬼となった、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の血を注ぎ込まれた人間が、その血に適応できた時にのみ生まれる生物であり、登場する鬼全員が元人間なんですよ。鬼は人の血肉に異様な飢餓感(きがかん)を覚えてしまいます。

鬼舞辻無惨の正体に関しては今後更新予定ですので楽しみにしていてくださいね♪

十二鬼月(じゅうにきづき)

鬼の中でも特に戦闘能力が高い鬼の呼称(こしょう)です。十二鬼月は上弦(じょうげん)の月と下弦(かげん)の月で分かれておりより一層能力が高いのが上弦の月です。上弦、下弦それぞれ壱(いち)から陸(ろく)まで存在しており数字が小さいほうがより強い鬼とされています。

上弦の壱 黒死牟 六つの目と痣(あざ)が特徴的な十二鬼月最強の強さを持つ鬼。呼吸を操る。
上弦の弐 童磨(どうま) 自分の血を凍らせて霧(きり)状にして扇で散布(さんぷ)させる血鬼術を使う。いつも笑顔で物腰が柔らかいのが特徴。実は心に感情がない。
上弦の参 猗窩座(あかざ) 素手での戦いが特徴。無限列車の戦いで炎柱の煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)を打ち取る。
上弦の肆 半天狗(はんてんぐ) 血鬼術(けっきじゅつ)の分身を使って戦う鬼。本体自体は大した戦闘力を持たない。
上弦の伍 玉壺(ぎょっこ) 壺に身を潜めて行動するのが特徴の異形(いぎょう)の鬼。探知能力に優れている。
上弦の陸 堕姫(だっき)
     妓夫太郎(ぎゅうたろう)
堕姫が刃物のような8本の帯を、妓夫太郎は血と毒の斬撃を駆使し戦う。二体の首を同時に斬らなければ倒せない。

上弦の月は長い間顔触れが変わることなく鬼殺隊を苦しめてきました。歴代柱の何人もこの上弦の月に負けており、その戦闘能力の高さは計り知れません。上弦1体を相対するのに柱が3人は必要とのセリフもありました。その中でも一番強い上弦の壱・黒死牟について次項で解説します♪

上弦の壱 黒死牟

十二鬼月最強の鬼である上弦の壱・黒死牟とはトップである鬼舞辻無惨に次いで強い鬼とされています。十二鬼月の中でも精鋭と言われる上弦の月。その首席を数百年もの間誰にも譲らなかったことからもその強さが伺(うかが)えますね。

黒死牟とは鬼になってからの名であり、本名は継国巌勝(つぎくにみちかつ)といいます。『呼吸』の使い手であり、人間だった頃は鬼退治にその力をふるっていました。その呼吸使いが鬼となったため、鬼殺隊が使う『呼吸』と、鬼が使う『血鬼術』の両方を使いこなし戦うんですよ。

呼吸は『月の呼吸』を使い戦います。斬撃を衝撃波のように飛ばしたり、剣筋に付随(ふずい)する不規則な三日月状の細かな斬撃も発生させ、鬼殺隊を苦しめました。しかし、巌勝はなぜ呼吸使いだったのにも関わらず鬼となってしまったのでしょうか。

縁壱と黒死牟の関係

鬼殺隊の始祖であり、日の呼吸の使い手である縁壱と後の黒死牟となる巌勝は双子として武家に生まれます。戦国時代は双子が不吉だと考えられていたため後継ぎは巌勝のみにし、痣を持つ縁壱は10歳を機に出家することになっていました。

しかしある日、縁壱が剣術の類(たぐ)い希(まれ)なる才能を持つことが判明します。武家の出身のため、剣術の才がより濃い縁壱が後継ぎとして優勢になってしまうのです。それに感づいた縁壱は母の死をきっかけに予定より早く家を出ます。

縁壱が居なくなった後、家庭を作り平穏に暮らしていた巌勝でしたが、ある時鬼に襲われます。その窮地を救ったのが人格者と成長していた縁壱でした。思わぬ形での再会でした。剣術、人格ともに非の打ちどころのない人になった縁壱に巌勝は深く嫉妬してしまいます。

縁壱を超えるために鬼へ

縁壱に対し激しい嫉妬を持ち続けた巌勝にも痣は発現し、死期が近づきます。そんな中、鬼の始祖である鬼舞辻無惨と遭遇(そうぐう)します。どうしても縁壱を超えたかった巌勝はすべてを捨て強さを求めるため鬼となってしまうのです。

鬼となって60年ほどたった時、80歳を超えた縁壱とまた再会。老齢となった縁壱に同情の念すら感じます。しかし戦いの結果は黒死牟の惨敗(ざんぱい)。かろうじて縁壱の寿命が尽き命を取られませんでしたが、縁壱の衰(おとろ)えない剣術に鬼となっても嫉妬は収まりません。

黒死牟の最後

黒死牟は無限城(むげんじょう)での戦いで、不死川(しなずがわ)兄弟・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)・時透無一郎(ときとうむいちろう)と戦いのうえ死亡します。柱最強の悲鳴嶼がいるにも関わらず鬼殺隊4人を相手に激戦を繰り広げた黒死牟はさすがの強さだと言えますよね。

4人に倒され灰となっていく最中崩れ落ちる体から幼いころ縁壱に渡した手作りの笛が出てきました。決して縁壱が憎かったわけではなく、最後には「縁壱になりたかった」と吐露(とろ)し、消滅したのです。

まとめ

  • 十二鬼月とは鬼な中でも極めて戦闘能力が高い12体の総称
  • 十二鬼月は上弦の月6体と下弦の月6体で分けられ、上弦のほうが戦闘能力が高い
  • 上弦、下弦とも壱から陸の数字を与えられ、小さい数字になればなるほど強い
  • 鬼殺隊の始祖である縁壱と上弦の壱である黒死牟は同じ生まれの双子
  • 縁壱を恨み鬼になったのではなく、強い縁壱になりたくて強さを求めた果てに鬼となってしまった。

今回は縁壱と黒死牟の関係を詳しく解説しました。実の兄弟でありながらお互いがぶつかってしまう道に行ってしまったのは悲しいことですよね。縁壱の寿命が尽きかけた時の戦いでも鬼となった黒死牟をみて「おいたわしや兄上」ととても悲しんでいるシーンが印象的でした。

その戦闘の後、縁壱に幼いころあげた手作りの笛を回収し自分の胸元にずっとしまっていたのだと思うと、お互い憎しみあっていたわけではないことがしっかりと受け取れますよね。

こういったシーンを理解したうえで本作を見るとまた違った視点で見ることができると思います。2021年12月から、新しい【鬼滅の刃】が始まります。この機会に本作を再度楽しんでみてはいかがでしょうか♪

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