【鬼滅の刃ネタバレ177話】2人の語られる過去。縁壱は天才だった!

スポンサーリンク

週刊少年ジャンプで絶賛連載中の少年マンガ『鬼滅の刃』を皆さんはご存じでしょうか?2019年の春からアニメ化され、子供から大人まで爆発的な人気を誇っています!コミックスランキング売り上げでは常に上位を独占。今もなお高い知名度を集めています。

そんな社会現象とまで言われた人気漫画、鬼滅の刃177話の内容や今後の展開を紹介していきたいと思います!前回のラストは黒死牢の回想突入の引きでしたが、今回から過去編がスタートします。

気になる177話では双子の黒死牟(こくしぼう)縁壱(よりいち)の過去と、2人の関係性が明らかになります。2人はどんな幼少期を過ごしたのでしょうか?気になりますよね!ではさっそく見ていきましょう!

鬼滅の刃177話のネタバレ

それでは前回の鬼滅の刃176話の内容を見ていきましょう。重要なポイントを3つにまとめましたので振り返りたい方はぜひ見てください!

前回のおさらい

・切り落とされた黒死牟の頸(くび)が再生

・復活するも元の通りではなく鬼のような姿に変化してしまう

・ラストで回想シーンへ突入

黒死牢は鬼のようなおぞましい姿になってしまいました。これが本当に望む姿なのかと自問自答を繰り返し朽ちていく中で弟の緑壱との記憶が蘇ります。続きが気になりますね!

2人の幼少期

黒死牟と縁壱が生まれた時代、双子は不吉なものだとされていました。家の跡継ぎを決める争いの原因になるからです。
そのため、生まれつき額に痣(あざ)があった縁壱は後に親父に殺されそうになります。

しかし母親が全力で止め、何とか命は助かりました。縁壱は殺されない代わりに10歳になったら出家をし、家とは無関係の人間になることを決めました。なんとも理不尽な話ですよね。

緑壱の不遇な環境

それからというもの、緑壱は差別を受けながら育てられていました。二人は部屋も着物も教育も大きな差があり、父親に殺されかけたこともあってか母親につきっきり。それを子供ながらに憐れむ黒死牢は縁壱に与えられた小さな部屋へよく遊びに行っていました。

しかし緑壱はまったく感情を出さず喋ることすらありません。生まつき一度も喋らなかったので周りからは耳が聞こえないのだと思われていました。そんな弟のことを黒死牢は見下していましたが、7歳の頃にあることが判明します。

緑壱の才能と憎悪

緑壱が7歳になったある日、黒死牟が庭で剣の練習のため素振りをしていると音もなく近づいてきて、いきなりこう言います。「兄上の夢はこの国で一番強い侍になることですか?」

今まで全く口を利かなかったとは思えないような流暢な話し方ですよね。10歳になると僧侶になるというのに、自分も侍になると言います。その日以降縁壱は、黒死牟の稽古中に自分も教えて欲しいとうろうろするようになります。

天才的な剣術

ある日、父親の輩下であった剣の指南役が、戯(たわむ)れに緑壱に袋竹刀を持たせました。竹刀の持ち方と構え方を軽く口頭で伝えただけだったのに、次の瞬間、縁壱は瞬きする間に四発叩き込んで指南(しなん)役を失神させてしまうのです!

すごいですよね!黒死牢がどんなに打ち込んでも一本を取れなかった相手を瞬く間に倒してしまったのですから。しかしそれだけの剣技の才を持つ縁壱でしたが、以降侍になりたいと言わなくなりました。縁壱にとって人を打ち付ける感触は耐え難く不快なものだったのです。

縁壱は、打ち込んでくる前に相手の肺が大きく動くから骨の向きや筋肉の収縮、血の流れをよく見るといいと言いました。縁壱は生まれつき生き物の体が透けて見えていたのです。そして並外れた身体能力も兼ね備えていました。ここから2人の立場は少しづつ変化していきます。

2人の立場の逆転

縁壱が父の輩下を倒してから、二人の立場は逆転しようとしていました。家を継ぐのは自分ではなく縁壱となってしまう。十歳になったら緑壱の代わりに寺へやられて侍になる夢など叶わないだろうと。

そう考えていたある夜、縁壱が部屋の前にやってきて母親が亡くなったことを伝えます。そしてこれから寺へ立つので別れの挨拶に来たと言いました。母の具合が悪かったことを知らなかった黒死牟は驚きました。

縁壱は、以前黒死牟が渡した笛を出し、「この笛を兄上だと思いどれだけ離れていても挫けず精進します」と言い残し旅立って行きました。自分が黒死牟の変わりに跡継ぎに据えられてしまうのだ気づいた緑壱。兄の尊厳を守るため予定より早く家を出ることにしたのです。

天才への嫉妬と憎悪(ぞうお)

天才的な才能。剣に興味のない様子。同情するかのように家を出た行動。そんな緑壱の存在を黒死牢は許せませんでした。「私はその時嫉妬で全身が灼(や)けつく音を聞いた縁壱という天才を心の底から憎悪した」と鼻血を垂らしながら憎しみに狂う黒死牢が作中に描かれています。

自分とは似ても似つかない才能持った緑壱。そんな弟への感情が最後の一コマでとても忠実に表現されていると感じました。次回へ続きます。

次回以降の展開は? もう少し過去編が続きそう

今回で2人の関係に大きな溝ができてしまいました。黒死牢の回想シーンはまだ続きそうです。僧侶となったはずの縁壱は何故再び剣を持つようになったのか。なぜ黒死牟は鬼となることを選んだのか。

次回からは黒死牟が剣術を極めていく過程が描かれると思います!次回からも2人の動きを見ていきたいと思います。

まとめ

  • 回想シーンが始まる
  • 黒死牢と緑壱は双子として生まれ、緑壱は差別をされながら育てられる
  • 緑壱は剣術において自分より遥かに優れた能力を発揮する
  • 天才的な才能に恵まれた弟への強い嫉妬と憎悪に狂わされる黒死牢

すごく良いところで終わりましたね!今回は黒死牢と緑壱の幼少期を描いた話でした。

鍛錬なしでの飛びぬけた身体能力、異常なまでの呑み込みの早さ、生まれつき見える透き通る世界。そのとてつもない能力を持った緑壱に読者も驚かされたと思います!

黒死牢は緑壱に剣術だけではなく他の全てにおいて勝るものはなさそうですね…。緑壱の天才的な能力を見せつけられ、それは酷く嫉妬し、惨めに感じたと思います。鼻血を垂らすほどですからね。剣に対して本気だったからこそ緑壱の存在が許せなかったのだと思います。

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です