鬼滅の刃の主人公である【炭治郎】優しい性格でファンを魅了!?

スポンサーリンク

2021年12月12日よりアニメ2期【遊郭編(ゆうかくへん)】がスタートした鬼滅の刃。週刊少年ジャンプで2020年5月に最終話が掲載(けいさい)されて以降も、漫画本は売り切れ続出、アニメ・劇場版も好評で人気は衰(おとろ)えることを知りません。

鬼滅の刃には、主人公である【竈門(かまど)炭治郎】を始めとする、個性豊かなキャラクターが登場しています。戦闘シーンがかっこいい鬼殺隊(きさつたい)の柱や、意外と悲しい過去を持つ鬼など、一人一人に多くの物語があるのも鬼滅の刃の魅力です。

その中でも今回は、主人公である竈門炭治郎についてご紹介していきたいと思います。今まで他のキャラクターが好きだった人も、炭治郎の優しさに触れてファンになってしまうかもしれませんよ!是非最後までご覧くださいね♪

主人公 竈門炭治郎とは?

鬼滅の刃を見るうえで、炭治郎の生い立ちは外すことができないストーリーです。そこでまずは、主人公である竈門炭治郎がどんな少年なのか見ていきましょう!

炭焼き小屋の竈門家に長男として生まれる

父『炭十郎』と母『葵枝(きえ)』の間に生まれ、6人兄弟の長男として弟妹達からとても慕(した)われています。父が病死して以降は、13歳で炭売りとして家族の大黒柱を務めていました。

とても優しい性格で礼儀正しく、頼み事も嫌な顔ひとつせず笑顔で引き受けるような好青年であったため、他の村人からも好かれていたのですよ。決して裕福ではない家庭でしたが、笑顔が絶えない幸せな家族の中で炭治郎は過ごしていました。

家族との死別

炭治郎はいつも通り炭を売り家に戻ると、家族の姿は一変していたのでした。人喰い鬼に襲われた竈門家は妹『禰豆子(ねずこ)』を残して全員殺されていたのです。そして唯一生き残っていた禰豆子も鬼となってしまい、炭治郎は1日で当たり前だった日常を失ってしまったのでした。

なんとか生き残った妹を助けようと炭治郎は、禰豆子を連れ山を下りようとしていました。しかし鬼となった禰豆子がなんと炭治郎を襲ってきたのです。

鬼殺隊(きさつたい)との出会い

禰豆子に襲われた炭治郎の元に鬼殺隊の水柱である富岡義勇(とみおかぎゆう)が現れました。しかし義勇は、例え妹であろうが家族であろうが鬼になったものは殺す。と禰豆子を殺そうとするのです。炭治郎は斧でなんとか立ち向かいますが、あっさりと気絶させられてしまいました。

そんな兄を、鬼になったはずの禰豆子が守ろうとしたのです。普通の鬼ではありえない行動、そして妹を必死に守ろうと挑(いど)んできた炭治郎の戦い方をみた義勇は何か感じるものがあり、二人を生かす決断をしたのでした。

この出会いが炭治郎の運命を変えていくのです。この出会いが無ければ、炭治郎は鬼狩りへの道を進むことはなかったかもしれません。鬼殺隊の柱については【鬼滅の刃】鬼殺隊の最高階級柱とは?柱と呼ばれる条件を詳しく解説!を是非ご覧くださいね♪

炭治郎の性格は?

炭治郎は、鬼滅の刃の中でも妹思いのお兄ちゃんキャラです。その性格は非常に優しく思いやりがあり、さらに努力家であるうえに強い自制心まで持ち合わせた文句のつけようがない性格をしています。

なんとこの性格は、心理学の観点からみても人生の成功者としてとても重要な特性であり、結婚のパートナーとしても申し分ない性格と言われているのですよ!人生のパートナーにするなら炭治郎みたいな男性が理想なのかもしれませんね☆

そこで、作中で炭治郎の優しさが現れているシーンをご紹介していきたいと思います!今まで他の柱をかっこいい~♪と思っていた方も、炭治郎の優しさの虜(とりこ)になるかもしれませんよ。

敵である鬼に対しても優しく接する

炭治郎は、義勇の紹介で『鱗滝左近寺(うろこだきさこんじ)』の元で修業を積むことになりました。多くの課題をクリアし、最後に巨大岩を切るという難題に挑むのです。しかし半年が過ぎても岩を切ることができない炭治郎の元に、『錆兎(さびと)』と『真菰(まこも)』が現れました。

2人の助言により、ついに岩を切ることに成功した炭治郎は、鬼殺隊の最終戦別に向かうのでした。そこで最初に出会った2体の鬼を倒した炭治郎は、自分が強くなったことを実感するのです。そしてそれと同時に鬼に対して同情し、「成仏してください。」と手をあわせたのでした。

炭治郎を襲ってきた鬼も、もしかするとそれまでも人を殺めたかもしれません。炭治郎自身も鬼に家族を殺され、悲しい思いをしたにも関わらず、鬼に手を合わせるなんてなかなかできることではありませんよね。もうここから炭治郎の優しさは現れていました。

師匠を恨む鬼との遭遇

次に遭遇(そうぐう)した『手鬼(ておに)』は、師匠である左近寺に捕らえられたことを恨み、左近寺の弟子を狙って殺しては喰っていたのです。炭治郎を助けてくれた錆兎と真菰も実は手鬼に殺されていたのでした。

その事実を知った炭治郎は最初、手鬼の事が憎くて憎くてしょうがなく、なんとかして倒そうと考えていました。自分を助けてくれた2人が死んでいた事実を知って、感情が抑えきれなくなったのです。炭治郎は、苦戦するもなんとか手鬼を倒すことができました。

それでも手を握る炭治郎

この手鬼は、人間の子供だった頃は兄に手をつないでくれと甘える普通の少年でした。しかし鬼になってしまったことで、大好きだった兄を自らかみ殺してしまい、鬼化が進むにつれ兄の存在すら忘れてしまいました。そして手鬼に残ったのは、兄を求め、優しさを求めた手だけだったのです。

そんな手鬼の最期に、炭治郎は「悲しい匂い」がすると、手鬼の過去を感じ取り、そっと手を握ったのでした。今までたくさんの人間を殺してきた手鬼も、炭治郎の優しさと手のぬくもりで人間だった事を少しだけ思い出すことができたのです。

そんな手鬼に炭治郎は、「この人が今度生まれてくる時は鬼になんてなりませんように」と祈るのでした。多くの人は憎き鬼を倒したら祈りをささげることはできないでしょう。このシーンでは炭治郎の心の広さが現れていましたね。

人間も鬼も一つの命

家族に憧れ、力で偽物の家族を作り上げていた鬼である『塁』。塁との戦いのあと、朽ち果てた塁の衣服を富岡義勇は、鬼は殺されて当然だと踏みつけていました。義勇は正義感が強い一方で、冷酷(れいこく)な一面も持ち合わせていたのです。

しかし炭治郎はその行為が許せませんでした。「これ以上の被害を出さないため、そしてこれまでの多くの無念を晴らすため、自分はこれからも鬼に刃を振います。だけど鬼であることに苦しみ、自分の行いを悔いているものを踏みつけたりしない」と義勇の行動に反論したのでした。

「鬼も同じ人間だったんだから。醜(みにく)い化け物なんかじゃない。悲しい生き物だ。」と、鬼も私たち人間と同じ人間だったのだから、人間も鬼も1つの命だと考える炭治郎の優しい人間性が溢(あふ)れたシーンでした。

禰豆子の存在

この考えは正しいと思う人と甘いと考える人がいると思います。しかし禰豆子も元は人間、しかし今は鬼となってしまいました。炭治郎は禰豆子を人間に戻すため鬼殺隊に入ったのです。だから、鬼は死んで当然、という考えは禰豆子も鬼だから死んで当然ということになってしまいます。

そのため炭治郎は、鬼も元は人間なんだから粗末にしていい命ではない!という風に、他の柱たちとは違う考え方をするのかもしれませんね。

カナヲを変えた純粋な優しさ

蟲柱(むしばしら)である胡蝶(こちょう)しのぶの弟子にあたる継子(つぐこ)『栗花落(つゆり)カナヲ』。最初に登場した時から笑顔がかわいい女性でしたが、どこか変わった雰囲気がありましたよね。

こだわりが無く、どうでもいいと考えているカナヲは物事を自分で決めることができず、コインを投げて物事を決めていました。心が何より大事だと考えていた炭治郎は、カナヲにそんな生き方はしてほしくないとある提案をしました。

次のコインで表が出たら・・・

炭治郎はカナヲに、「次にコインを投げて表がでたらカナヲの本心を大切にして生きて欲しい」と伝えコインを投げるのです。その結果、表がでた炭治郎は自分の事のように喜びカナヲの手を握るのでした。

純粋すぎる炭治郎の優しさに触れたカナヲは、一気に炭治郎に心を開いたのでした。 もしかしたら、2人はこの瞬間から結ばれるべき運命だったのかもしれませんね。そして自分の心で動くカナヲの強さは目を見張るものがあります!強さの源は心であると教えられたシーンでしたね。

まとめ

  • 炭治郎は炭焼の家系の長男として生まれた
  • 炭治郎は禰豆子を除く家族を鬼に殺されたことをきっかけに鬼殺隊に入る
  • 炭治郎は敵である鬼に対しても優しさも持っている
  • 炭治郎は鬼もひとつの命と考えている
  • 炭治郎は人の心を動かすことのできる純粋な優しさの持ち主
  • 心理学の分野からみても、炭治郎は人生のパートナーとして最高な男性である

今回は炭治郎の優しさについてご紹介させていただきました。このエピソードだけを見ても、ファンが炭治郎の虜になるのがわかりますよね。

でも炭治郎は優しさ以外にも、天然な所や確固たる正義も持ち合わせているのですよ!そんな魅力満載の炭治郎の『遊郭編』での活躍も楽しみですね♪炭治郎に注目してアニメを観るのも楽しいかもしれませんよ。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です