『キングダム、2020年4月より第3期放映決定!!』というニュースをご存知ですか?実はこのキングダム、かなりの長編アニメとして何年も前からシリーズが放映されているのですよ。
3期は既(すで)に放送中ですが、実はこの『キングダム』、長編すぎて放映シーズンが漫画のどこからどこまでをアニメ化しているのか予想することもファンの間では楽しみの1つだそうです。
そこで今回は、『キングダム』の過去の放映の簡単な振り返りとともに、この3期がどこまでアニメ化するのか、私も予想しちゃいます!楽しみですね〜♪
キングダムってどんなアニメ?

キングダムは2006年より『週刊ヤングジャンプ』にて連載が始まり、未だ終わっていません。原作者は原泰久(はらやすひさ)さんです。
単行本では57巻、625話(2020年6月1日時点)まで発行されていて、今月の19日には最新刊が発売されるなど、14年の月日が流れてもまだまだ人気が衰(おとろ)えない作品となります。
では簡単に『キングダム』のあらすじをご紹介しましょう。
- 中心となる舞台:中華西方の国、秦(しん)
- 主 人 公:信(しん)
戦争孤児のため武功(ぶこう)で名を上げるために、日々修行を積んでいた信と親友の漂(ひょう)。王都でのクーデターに巻き込まれ、秦の王・政(せい)の身代わりに親友が殺されることとなった。「天下の大将軍となる」という二人の約束を胸に、主人公・信はのちの秦の始皇帝となる政と共に、中華統一を目指す。
だいぶ簡単なあらすじになりますが、この話は実際の史実を基(もと)に作られているため、歴史好きにもたまらないお話かもしれません。歴史アクションから人間ドラマまでぎゅっと詰まった作品だからこそ、人々を魅了して止まないのかも知れませんね
長編漫画に加え長編アニメにもなった『キングダム』。過去の放映シリーズは一体どこからどこまでを切り取っていたのか、ひとまず先にチェックしてみましょう!
過去のシリーズは漫画のどこからどこまでだったの?

アニメ『キングダム』の放映は全てNHKが担(にな)っていました。NHKが放映するアニメは、その世界観や作品の伝えたい意味を、深く考えさせてくれるものが多いと私は感じています。
過去の放映クールを見ていきましょう!なお『クール』とは、日本の放送業界用語で、通常『3ヶ月』を意味します。それではどうぞ!
- 第1期:NHK BS プレミアム にて
2012年6月〜2013年2月まで(3クール)、全38話
- 第2期:NHK BS プレミアム にて
2013年6月〜2014年3月まで(3クール)、全39話
こうして見てみると長いですね。1クールで3ヶ月とすると、1期も2期も3クール、つまり9ヶ月も費(つい)やして放映されているのですよ。それでは次にこの放映回は、漫画本ではどこからどこまでか気になるのでまとめてみます。
漫画ではどこからどこまで?何編をアニメ化してるの?
『秦の始皇帝』といえば、それまでにあった大小いくつかの国々を、一つの巨大国家として統一したという歴史があります。統一までの長い間、そこには多くの争いの日々がありました。
この作品の中でもそれは変わりません。ネタバレにならないように大まかな話の枠組みのみお伝えしますね。これを知ることで、第3期の放映クールとともに具体的な内容が予想できそうです。いざ!参ります!
- 第1期内容:単行本の1巻〜16巻
王弟反乱編、初陣(ういじん)編、暗殺者襲来(しゅうらい)編、馬場(ばよう)攻防編
- 第2期内容:単行本の17巻〜24巻につながるところまで
山陽(さんよう)攻略編
ここで注目したいところは、第1期では16巻分を38話とかなりのハイペースで進めていたこと。反対に第2期では39話をかけての放映が6巻分とペースダウンしたことです。このことを踏まえて予想へと進めていきますよ!
ずばり!キングダム3期はここからここまでだ(予想)!

いよいよ、この話のクライマックス、予想します!ずばり・・・
単行本:25巻〜33巻の合従軍(がっしょうぐん)編
内容:前回の山陽攻略が秦の中華統一を実現させるための布石だと気付いた、趙(ちょう)の李朴(りぼく)が、これまで押されていた6カ国の国による『合従軍』という多国籍軍を構成し、秦の信率いる軍と戦う。
どうですかこの予想!!単行本を集めている人はなんとなく納得したのでは?もちろん、これには理由があります。次に単行本を読んでいない人も納得させちゃう予想理由についてお伝えしていきます♪
第1期と第2期の話数、クールの期間そしてペースに注目!
まず、第1期・第2期においても、約40話の3クール放映でした。そのため、次の第3期も同じように3クールである可能性が高いです。そうすると3クールを満たす前回の続きを考えると、この『合従軍編』となります。
この『合従軍編』ですが、中華にある国々を巻き込んだこれまでで1番の大きな戦いの場面でもあります。
そのため、単行本でも9巻分ともなると3クール分は必要となるに違いありません。それほど、この場面は主人公を取り巻く『秦』にとって重要な局面となるのです。よりそのことを知ってもらうために詳しくみてきましょう。
- 単行本25巻〜30巻:函谷関(かんこくかん)攻防戦
天然要塞の秦の都である威陽(いよう)へ行くために通らなければならない場所を中心とした、各国と秦との戦い。秦は全将軍を集めて迎え撃つ。
- 単行本31巻〜33巻:蕞(さい)防衛戦
運よく各国の攻撃を凌ぎ切ったものの、合従軍を構成させた李朴が単独で攻め、威陽の一つ手前の城である『蕞』まで攻めていく。
細かく分けてみてみると、かなりハラハラ・ドキドキな展開で1話1話を見逃せないということがわかりそうですね。実はこの第3期の魅力は、それだけではないんです。
なんと、第2期までとは心機一転。制作会社もスタッフも全く新しくなり、さらには原作者である原泰久さんまでもが監修するほど、手を込んだ作品に仕上がっているのです!
漫画を手掛けている原作者さんが自らアニメにも携わるなんて、力の入れようが今までと全然違う!というところも、この『キングダム』をより魅力的にしているに違いありませんね!まだまだ続くアニメ!楽しみも続きますよ!
実写版も見逃せない!
実は、キングダムは実写版映画としても注目を浴びているのをご存知ですか?2020年の5月末に地上波初放送で視聴率約17%の記録を出したほど、人気が高い映画だったそうですよ。
また映画でも第2期を作成するという情報もあり、ますますこのキングダムの世界が盛り上がることとなりますね♫
そんな第一作目の映画について記事を書きましたので、『キングダムの映画のあらすじ紹介!どんな話?面白い?続編の制作が決定!』をぜひご覧ください!
まとめ
- キングダムのアニメが、漫画のどこからどこまでなのか気になる
- 連載から14年経っても、未だ話は終わっていない
- 第3期までの放映期間が長い
- 第1期に比べて第2期のペースがダウンしている
- そのことから、今回は1つの場面のみで3クールと予想
これまでに、中華統一や歴史に因(ちな)んだ漫画などを見かけることはありました。いずれも歴史に忠実だったり、反対に非現実的な要素を取り入れたりと面白いものばかりです。
しかしながら、この『キングダム』はキャラクターが多く登場するにも関わらず、歴史を基軸(きじく)にしているところも、人々を魅了するポイントなのかもしれません。
今後もこの『キングダム』がもたらす世界に、私たちもどっぷり浸(つか)っていきましょう!予想が当たっていると嬉しいです!
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