2019年4月19日、『週刊ヤングジャンプ』で大人気連載中の漫画『キングダム』が、実写化映画となって上映されました。この漫画は、中国の歴史書『史記(しき)』に基(もと)づいて作られた壮大な歴史物語で、アニメ化もされています。
2020年6月現在でコミックスは57巻まで発売されており、なんと販売部数は6,000万部を突破しているんですよ!そんな幅広い年齢層に人気な漫画『キングダム』は個性豊かな登場人物、スケールの大きさから実写化不可能と言われていましたが、満を持して実写化され公開されたのです。
2020年3月に発表された日本アカデミー賞では驚く事に4部門で最優秀賞を受賞し、ますます人気に火が付き、同年5月29日に続編の制作が決定しました!今回は、まだ映画『キングダム』をご覧になっていない方に向けて、あらすじとその魅力をたっぷりとお伝えします♪
キングダムの映画のあらすじ紹介!どんな話?面白い?

「キングダム」という単語を聞いてどのような話を想像しますか?ちなみにキングダムは「王国」という意味があります。国に関する物語なのかな?そんな風にあなたは予想するでしょう。『キングダム』の舞台は中国の春秋(しゅんじゅう)戦国時代。
その時代の中国は7つの国に分かれていて、日本の戦国時代と同じように国と国が戦う時代でした。まさしく国に関する物語ですね。そんな激動の時代の中、主人公である1人の奴隷(どれい)身分の少年は、友人と交(か)わした「将軍になる」夢を叶える為、戦いの道に進んでいきます。
もう1人、作品の軸となる人物がいます。それは弟の反乱によって追われる身となった、とある国の少年王です。逃げている途中で、主人公と出会い弟の反乱に立ち向かうべく共に戦い、「中国を統一し、王となる」という志(こころざし)を成し遂げようとします。
映画のあらすじ
奴隷身分であった少年・信(しん)は、友人の漂(ひょう)と「大将軍になる」という夢に向かって毎日剣術の練習に励んでいました。ある日、漂が国の偉い人に連れられ2人は離ればなれになってしまいます。それでも2人は夢で繋がっていると信じていた矢先に悲しい出来事が・・・。
ある晩、信のもとにボロボロになった漂が現れ1枚の地図を渡した後、息絶えてしまいます。悲しみを抱えながらその場所に行くと、漂とそっくりな顔を持つ少年・嬴政(えいせい)がいました。嬴政は弟の盛蟜(せいきょう)に追われている身であり、漂はその身代わりだったのです。
信は最初こそ嬴政に恨みを持ちますが、彼の志や身代わりとなった漂の気持ちを知り、また、自身の夢の為に協力関係を結びます。そうして2人は盛蟜に立ち向かう事になったのです。映画では、コミックスの1~5巻までが実写化されたそうですよ。物語の初めの方だけど、すでに面白そう♪
主要キャスト
では、この壮大な歴史物語をどんな俳優さんが演じられるのでしょうか?しかも登場人物は個性豊かなキャラクターばかり。配役が気になって仕方ありません!
- 信(しん):山﨑賢人(やまざき けんと)
- 嬴政(えいせい)・漂(ひょう):吉沢亮(よしざわ りょう)
- 楊端和(ようたんわ):長澤(ながさわ)まさみ
- 河了貂(かりょうてん):橋本環奈(はしもと かんな)
- 盛蟜(せいきょう):本郷奏多(ほんごう かなた)
- 昌文君(しょうぶんくん):髙嶋政宏(たかしま まさひろ)
- 壁(へき):満島真之介(みつしま しんのすけ)
- 王騎(おうき):大沢(おおさわ)たかお
- 騰(とう):要潤(かなめ じゅん)
若手からベテランまで実力のある俳優さんばかりですね。あらすじも合わせて、これはきっと面白いに違いないと思いますが・・・はたして本当に面白いのか気になります。そこで、一足先に映画をご覧になった方の感想を見てみましょう!
映画『キングダム』は面白い?
漫画の実写化となると面白いのかどうかだけでなく、原作を先に見た方が良いのかも気になりますよね。特にキングダムの原作漫画は巻数があるので、正直すぐには全部読めない・・・。原作を見ないと分からないかな?と心配になります。一足先に見た方はどのように感じたのでしょうか?
質問:映画『キングダム』って面白いですかー?
回答:
①面白いですよー!アクションがあるので更にかっこよさが増す+話が面白い+主題歌も○
②面白いですよ。圧倒的な映像美!中国が舞台の映画は少ない?ので美術だけでも一見の価値があるかと思われます。そして何より、メインキャラのお顔が尊い!!
③原作の漫画キングダムを知らない方でも楽しめる作品となってますよ
引用:Yahoo!知恵袋(外部サイトに飛びます)
映画『キングダム』は、原作漫画を読んでいる人も読んでいない人も楽しめる作品である事が分かりました。それもそのはず!なんと脚本には原作者の原泰久(はら やすひさ)さんが参加しているんです。これは心強い協力者ですし、原作のイメージを大幅に崩さずに制作出来そうですよね。
さらにさらに!俳優陣も負けてはいませんよ。演技力はもちろんですが、キャラクターの再現度の高さにも注目です。特に、吉沢亮さんや長澤まさみさん、大沢たかおさんには「役作りがすごい!」との声が多く見られました。
第43回日本アカデミー賞を受賞している!
2020年3月6日に行われた第43回日本アカデミー賞の受賞式では、「最優秀助演男優賞」で吉沢亮さん、「最優秀助演女優賞」で長澤まさみさん、「最優秀撮影賞」「最優秀美術賞」の計4部門で最優秀賞を飾っています!
惜しくも最優秀賞とはなりませんでしたが、「優秀作品賞」「優秀監督賞」「優秀音楽賞」「優秀録音賞」「優秀編集賞」も受賞しています。これは俳優・制作チームが1つとなって、大人気漫画の完全実写化をしようとする気持ちの結果ではないでしょうか。
最優秀助演男優賞を受賞した時、吉沢亮さんは山﨑賢人さんと「次は続編で2人で来よう」と話したという熱いエピソードを明かしています。これは是非とも、続編が公開される年のアカデミー賞で、2人一緒に最優秀賞を取って頂きたいです!
続編の制作が決定!

2020年5月29日、続編の制作が発表されました!これはファンにとっては嬉しいニュースですよね。第1作目はまだ物語が始まった部分なので、SNSでも喜びの声で溢れていました。私も続きが気になっていたので嬉しいです♪
公開日やストーリー、新キャラクターの配役は残念ながらまだ発表されていませんが、監督・主要キャストの続投と、前作に引き続き脚本に原泰久さんも加わる事は決まっています!どんな作品になるのか待ち遠しいですね♪
まとめ
- 映画『キングダム』は大人気漫画が原作となっている。
- 舞台は中国の春秋戦国時代。
- 主要キャストは若手からベテランまで実力派揃い。
- 脚本には原作者も加わっている。
- 第43回日本アカデミー賞では4部門で最優秀賞を受賞している。
- 2020年5月29日に続編の制作が発表された。ストーリーや新キャストは後日発表。
激動だった時代を漫画にした『キングダム』。その実写化は不可能と言われていましたが、2019年4月にスクリーンに華々しく上映されました。制作発表時には不安や心配の声が多く見られましたが、上映後には続編制作を望む声が上がるほど素晴らしい作品に仕上がっています。
そして待望の続編が制作される事が2020年5月に発表されました!新キャラクターや、ストーリーは未発表ですが、巷(ちまた)では今から期待が高まっています。
映画『キングダム』が気になって、この記事を読んで下さっているそこのあなた!続編の公開前に是非、第1作目をご覧になってみて下さい。物語のその奥深さや面白さに、きっとハマってしまいますよ♪
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