あなたやあなたの身の回りに、30代の男性はいますか?30代といえば、仕事にも慣れ難しい案件を担当したり、役職につく人もでてくる頃合いでしょう。また、金銭的に余裕がでてくる年代なので、プライベートも充実しやすいといわれていますね!
これだけでも魅力的(みりょくてき)な年代といえますが、更に魅力を増す為のポイントがあることをご存じですか?それは香りです。すれ違ったときに、ふと良い香りの漂う人がいたら、「いいな♪」と思っちゃいますよね!
そこで今回は香りを良くするアイテムとして、香水を紹介します!普段あまり香水と縁のない人にこそ必見!30代男性の香水初心者にオススメの香水ランキングをお届けします!
香水ってどんなもの?

ランキングに入る前に、まずは香水について学んでいきましょう!基本を学ぶことは、いざ使うときに大事ですよね♪
香水って何?
香料という香りの材料になるものを、エタノールに溶かした溶液(ようえき)のことを香水といいます。まれに香水をつけると肌が荒れてしまう人がいるのですが、これはエタノールに反応したことが原因である可能性が高いですね。
「香水をつけたいけど肌が荒れるので使えない・・・。」そんな人へのおススメとして、練り香水があります!練り香水は、香料をエタノールではなくオイルやワックスに練りこんで固めたものなので肌に優しいのが特徴です!
香水で肌が荒れてしまった経験のある人は、試してみても良いかもしれませんね♪
香料の起源
香水の元となる香料ですが、起源はとても古いんです。なんと紀元前(きげんぜん)3000年頃まで遡(さかのぼ)って、メソポタミアや古代エジプト時代からあるんですよ!
そんな昔からオシャレに取り入れられていたのか!と思いきや、当時は神様への捧(ささ)げ物やミイラの防腐(ぼうふ)などの目的として使われていたようです。現在のようにオシャレとしての意味を持ち出したのは、フランス王侯貴族の間で香水文化が花開いた結果とされています。
香水のカテゴリー
香水は含まれているエタノール濃度(のうど)によって、ある程度のカテゴリーに分類されます。
②オーデ・パルファン : 10~15% : 5時間
③オーデ・トロワ : 5~10% : 2~5時間
④オーデ・コロン : 1~5% : 1~2時間
カテゴリーの注意点
香りの持続時間に影響するので、どのカテゴリーに分類されているかをみることも大切そうですよね。しかしカテゴリーに関しては明確な区分がない為、香水を作っているブランドやメーカーごとに異なるという点には注意が必要です。
例えば、表で書いた分類ではオーデ・パルファンに該当する香水でも、ブランドによってはパルファンとして発売されてる感じですね。あくまでも参考か目安程度に認識した方が安心でしょう!
香りの変化
香水はつけている間、ずっと同じ香りがするかと思いきや、実はそうではないんです!大きく3つの段階にわけることができます。注意点として、段階的に変化するのではなく少しずつ変化していくので、境目を感じることは難しいということですね。
②ミドルノート : トップノートの終わり~3時間程度
③ラストノート : ミドルノートの終わり~12時間程度
香水をつける位置と選び方

香水について学んだところで、次はつける位置や使い方についてみていきましょう。「どこにつけても一緒でしょ?」と思った人もいるかもしれませんが、そんなことはないのです!正しい位置と使い方についても学びましょう!
香水をつける位置
香水が香る仕組みとして、体温によって揮発(きはつ)することにより、香りを発生させるという特徴(とくちょう)があります。厳密(げんみつ)には気温なども影響(えいきょう)してくるのですが、今回それは置いておきましょう。その為、基本的には体温の高い位置につけるのがオススメです。
上半身:髪の毛 / うなじ / ひじの内側 / 左胸
下半身:ウエスト / 太ももの内側 / ひざの裏 / 足首の内側
【NGな箇所】
頭皮に直接 / 首元 / 脇(わき) / 背中 / 足の裏
香水の選び方
ひと言で香水といっても、とてもたくさんの種類がありますよね?世界にはなんと、500種類以上の香水があると言われているんですよ!その中から自分にあった香水を選ぶとなると、かなり骨が折れそうな作業に感じてしまいます。そこで、香水を選ぶ基準を2つご紹介しましょう。
1つ目はシーンで選ぶ方法です。仕事や遊びにデートなど、香水を使う場面にそって選ぶイメージですね。この考え方は重要で、せっかく良い香りなのに、気をつけないと印象が悪くなってしまうこともあります!
2つ目は、季節で選ぶ方法です。香水は季節をイメージしたものが多く存在します。例えば夏であれば、マリンという種類に分類される香水は、夏のイメージにピッタリな香りがするんですよ♪
香水の種類
季節の例にだしたマリンを含め、香水は香りによって種類を分けることができます。その種類はファミリーと呼ばれ、12個のファミリーに分類されます。
フルーティーノート:シトラスを除いたフルーツ系の香り
シトラスノート:レモングラスやライムなどの柑橘系の香り
マリンノート:海をイメージさせる香り
ハーバルノート:薬草の葉・種子・根から抽出される精油・香料から作られる香り
ウッディノート:若草の緑や、木や森林をイメージさせる香り
スパイシーノート:ホットで刺激的な乾いた感じをイメージさせる香り
グルマンノート:バニラなど、スイーツのような甘い感じをイメージさせる香り
シプレノート:地中海のキプロス島をイメージした香り
バルサムノート:樹脂の甘い香りをイメージした香り
フゼアノート:ラベンダーやクマリンなどをベースにした独特な深みと渋みがある香り
オリエンタルノート:ゴージャスで魅惑的な異国をイメージした香り
今回のテーマである30代の男性で考えると、例えば『スーツを着て重要な会議に挑むという場面』で、グルマンノートのような甘くスイーツな香りがすると、違和感がありますよね。
30代男性にオススメなファミリー
30代の男性は、20代のフレッシュなイメージから徐々に落ち着いたイメージへと変化していくタイミングといわれています。その為、ウッディノートなどの甘すぎない香りがオススメです!
また、働き盛りという観点(かんてん)から爽やかさを求められているケースも多くあります。その為、シトラスノートのようなさっぱりとした香りもオススメです!
オススメの香水ランキング!!

ここからは、いよいよ30代男性の香水初心者にオススメの香水ランキングを1位から5位で紹介していきます。ランクインした香水は簡単な説明も記載するので、あわせてみていきましょう!
選考ポイントとランキング
今回ランキングとして選ばれた香水には2点ポイントがあります。1つ目は価格です!香水初心者へのランキングなので、量にもよりますが5,000円前後で買える香水のみで選出しております。高い香水だと、数万円もするんですよ!これは初心者にはハードルが高いですよね。
2つ目はファミリーです!さきほど紹介したウッディノートとシトラスノートに関連した香りのもので選出しております。
2位:プルオーム
3位:ブルガリ マン ウッドエッセンス
4位:エクラ ドゥ アルページュ プールオム
5位:カルバン クライン エタニティ フォーメン
名前だけだとイメージがつかないので、さっそくランクインした香水について紹介していきます!
ランクインした香水について(1位から3位)
まずは第1位となった香水ですが、ジミーチュウというブランドのものとなります。ウッディノートに分類される香水で、2016年に発売されました。はじめは甘く、途中でピリっと締めてくれるような香水です。
第2位となった香水は、ブルガリというブランドのものとなります。こちらは知っている人も多いでしょう!プルオームはブルガリの代表作ともいえる香水です。甘みが少なく、自然を感じることができるウッディノートに分類される香水です。
第3位は第2位に続き、ブルガリというブランドのものとなります。力強いウッディノートの香りなんですが、シトラスノートの爽やかさも感じさせる香水です。
ランクインした香水について(4位と5位)
第4位となった香水は、ランバンというブランドのものとなります。最初はシトラスノートの爽やかな香りで、最後はウッディノートで甘さを締めてくれます!また、女性向けの香水も多く出しているブランドだからか、女性に好かれやすい香水です。
最後に第5位となった香水は、カルバンクラインというブランドのものとなります。甘さ控えめでスパイシーな香りですが、ラストに近づくにつれウッデイノートを感じることができる香水です。
まとめ
- 香水は濃度によって香りの持続時間が変化する
- シーンや季節によって選ぶのがベター
- ファミリーを知ると、選びやすい
- ウッディノートやシトラスノートは30代男性にオススメ
香水について学ぶことによって、選ぶ際の方向性がみえてきましたよね!濃度やファミリーを少し意識して香水を探してみると、きっと自分にあった香水に近づくことができるでしょう♪
ランキングで紹介した香水は、30代の男性には間違いないものとなっています。もし何から試せばいいか悩んでしまったとき、参考になればいいですね♪大切なことは、自分の好みや香水つけるシーン、季節感など、実際の利用状況をイメージしつつ香水探しをすることです!
何気ない日常に、香りという要素が追加されることによって、より充実した生活を過ごせると素敵ですね♪
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