宮部みゆきさんの小説が面白い!おすすめ時代小説4選をご紹介します!

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日本を代表する小説家、宮部(みやべ)みゆきさん。彼女の代表作といえば、『火車(かしゃ)』や『理由』近年であれば映画化で話題となった『ソロモンの偽証(ぎしょう)』などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

なんとなくミステリー小説が面白いイメージのある宮部みゆきさんですが、実は切っても切り離せないのが時代小説なのです。宮部みゆきさんの時代小説を読まずして、彼女の作品の魅力を語ることは出来ません!

今回は、普段あまり時代小説を手に取らない、そもそも本自体あまり読まないという方にも手に取りやすく面白い、宮部みゆきさんの時代小説をご紹介します♪

宮部みゆきさんはどんな人?

魅力的な小説家がどのように誕生したのか気になりませんか?まずは宮部みゆきさんを知らない方に向けて、彼女がどのようにして小説家になったのかをご紹介します。

宮部みゆきさんの生い立ち
  • 1960年生まれ。東京都江東(こうとう)区深川(ふかがわ)出身。
  • 小学生時代にはルーマー・ゴッデンの『人形の家』や『ドリトル先生』シリーズを愛読した。父と母から落語や怪談噺(かいだんばなし)、映画の語りなどをよく聞かされ育つ。
  • 江東区立深川第四中学校卒業。父の影響で大河ドラマにはまり、様々な時代の背景を学ぶ。書籍『世界の名作怪奇館(かいきかん)シリーズ』を好んで読む。
  • 東京都立墨田(すみだ)川高等学校を卒業。怪奇小説にはまっていた。
  • 1981年法律事務所に5年間勤務。
  • 1987年『我らが隣人の犯罪』でオール讀物(よみもの)推理小説新人賞を受賞し、小説家デビュー。
  • 以降、数々の賞を受賞し日本を代表する作家になる。

以上が宮部みゆきさんの簡単な生い立ちです。子供の頃から、本や、両親からの語り掛けなど、物語に囲まれて育っていたんですね!大河ドラマや怪奇小説が好きだった子供時代が、彼女の小説に影響を与えているのかもしれませんね。

宮部みゆきさんの代表作品をご紹介

宮部みゆきさんは、小説家デビュー以降、多くの賞を受賞し、代表作を生み出しています。ここでは宮部みゆきさんの代表作の数々を、彼女の受賞歴と共にご紹介します。

受賞作品
  • 1989年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。
  • 1992年『龍(りゅう)は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所(ほんじょ)深川ふしぎ草紙(ぞうし)』で吉川英治(よしかわえいじ)文学新人賞を受賞。
  • 1993年『火車』で山本周五郎(やまもとしゅうごろう)賞を受賞。
  • 1997年『蒲生邸(がもうてい)事件』で日本SF大賞を受賞。
  • 1999年には『理由』で直木賞を受賞。
  • 2001年『模倣犯(もほうはん)』で毎日出版文化賞特別賞、2002年には司馬遼太郎(しばりょうたろう)賞、芸術選奨(せんしょう)文部(もんぶ)科学大臣賞(文学部門)を受賞。
  • 2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞。
  • 他の作品に『ソロモンの偽証』『英雄の書』『悲嘆(ひたん)の門』『小暮写眞館(こぐれしゃしんかん)』『荒神(こうじん)』『この世の春』などがある。
 

引用 新潮社公式サイト(外部リンクへ飛びます)

数々の賞を、デビューから現在まで絶やさず受賞していることから、宮部みゆきさんの凄さが見て取れます。推理小説やミステリー小説の受賞が目立つ中、1992年に賞を受賞している『本所深川ふしぎ草紙』が宮部みゆきさん初の時代小説です。

宮部みゆきさんの時代小説おすすめ4選

宮部みゆきさんの人物像や代表作品が見えてきたところで、ここからは彼女のおすすめ時代小説をご紹介します。時代小説が初めてでも分かりやすく、面白いものを4冊厳選しました♪

本所深川ふしぎ草紙

1冊目は1992年に吉川英治文学新人賞を受賞した『本所深川ふしぎ草紙』です。

あらすじ

殺人犯として疑われるお美津(みつ)から恩義を受けた男が真相解明に動く「片葉の芦(あし)」。わがままなお嬢さんのために恋愛成就(じょうじゅ)の願掛けを行う奉行人おりんが出会う不思議な真相を描く「送り提灯(ちょうちん)」。

深川七不思議を絡めた事件を、岡っ引き(おかっぴき)の茂七(もしち)が解決する短編7篇。

短編なので時代小説が初めての方でも読みやすいのではないでしょうか。七不思議と聞くと怪異(かいい)で不気味(ぶきみ)な話を想像されるかもしれませんが、こちらの小説では全編通して、切なさや温かみのある人情深さを感じられるという1冊です。

ぼんくら

2冊目は長編時代ミステリー小説『ぼんくら』です。その後、『日暮らし』『おまえさん』とシリーズ化されています!こちらは連続ドラマ化され放送されました。

あらすじ

江戸・深川の鉄瓶長屋(てつびんながや)から1人2人と人が消えていきます。そこで、ぼんくらで面倒くさがり、でもなんだか魅力的な主人公、平四郎(へいしろう)が事件を調べ始め始めるのです。次第に繋がっていく事件、最後に平四郎が辿り着く真相とは?

小説としてはかなり分厚くボリュームがあり、読む前に躊躇(ちゅうちょ)してしまいそうですが、登場人物がとにかく愛らしく魅力的で、あっという間に読めてしまうという1冊。

短編集かと思いきや、次第に1つ1つの事件がつながっていくという作りで、その緻密(ちみつ)さにのめり込んでしまいます!

幻色(げんしょく)江戸ごよみ 

3冊目は、江戸の四季と共に進む短編集『幻色江戸ごよみ』です。『本所深川ふしぎ草紙』よりもホラーテイストの強いものが多く書かれています。

あらすじ

不美人な1人の女を美しいと言う男。怪しく思う女の前に現れた怪異と、彼女の決断を描く「器量(きりょう)のぞみ」。毎年神様が留守と言われる神無月(かんなづき)に盗みが行われる。犯人の動機が切ない「神無月」。

12ヶ月の暦(こよみ)に基づき構成された短編12篇。江戸時代の季節の移ろいを1篇ごとに感じながら楽しめる小説。

こちらも短編集で、暦に絡めた構成が面白いです!切なく悲しい終わり方をする話が多いですが、しみじみと心に残るものがあります。特に『神無月』は読者からの人気も厚く、おすすめです!

 おそろし

最後4冊目は『おそろし』です。ホラー時代小説シリーズ三島屋変調百物語(みしまやへんちょうひゃくものがたり)の第一弾となっています!

あらすじ

身の回りで起こったある事件により心を閉ざした主人公おちか。心を取り戻すため叔父(おじ)夫婦の元で働いている。ひょんなことから店に来る人々との百物語が始まる。おちかも話を聞き、自らも話すことで成長していく。

百物語ということで、一つ一つの話は怖いのですが、ホラーとしての怖さだけではなく、人の心の闇も描かれているのが宮部みゆきさんらしい1冊です。ラストまで盛り上がり、飽きの来ない1冊です!『おそろし』を気に入った方は是非続編の『あんじゅう』も読んでみてくださいね♪

宮部みゆきさんの時代小説には人々の心が描かれている?

宮部みゆきさんの時代小説おすすめ4選をご紹介しました。ミステリーやホラーがベースになるのはとても宮部みゆきさんらしいですよね。更に今回おすすめさせて頂いた時代小説は、共通して、人と人の心の繋がりや、心の闇などを強く感じられ、そういった面でも楽しめます!

ミステリーやホラーが起きる場所には必ず人の心があり、それが描かれることで、切なさや温かさを感じ、読んだ後も何度も読み返したくなるのかもしれません♪登場人物達に愛着を持ってしまうのも、宮部みゆきさんの描く登場人物達の心の声が分かり易いためかもしれませんね!

まとめ

  • 宮部みゆきさんはミステリー小説だけでなく時代小説も多数書いている
  • 宮部みゆきさんは幼少期から本や物語に囲まれて育った
  • 『我らが隣人の犯罪』でデビューし、その後も受賞作品多数の日本を代表する小説家
  • 宮部みゆきさんの時代小説は人の心の描写(びょうしゃ)がおもしろい

なんとなく難しいイメージのある時代小説ですが、宮部みゆきさんの書く時代小説はどれも手に取りやすく興味を惹かれるものが多いです。江戸の情緒(じょうちょ)を感じつつ、ミステリーやホラー要素も楽しめ、人の心の温度まで伝わるのは、さすが宮部みゆきさんという感じです!

今まで読んだことのなかった方も、一度おすすめを参考に読んでみませんか?きっと読み始めると宮部みゆきワールドにはまり、あっという間に読み終えてしまいますよ♪

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