アニメ映画『ムーラン』のあらすじって?他のディズニー映画とは違う?

スポンサーリンク

ディズニー映画と言うと、『白雪姫』や『シンデレラ』などの童話(どうわ)を原作として作られているものが多くあり、どの物語を見ても子どもから大人まで楽しめますよね♪そしてすべての物語がハッピーエンドで終わるので、何度見ても飽きないという方も多いはず!

数々の名作映画』、『クオリティーの高い映像』、『老若男女(ろうにゃくなんにょ)に愛され続けるキャラクター』、どれもこれもディズニーだからこそ作り出せた作品だと言えます。また、映画に登場するディズニープリンセスは女の子の憧れでもありますよね♪

今回は古代中国を舞台(ぶたい)にした映画『ムーラン』で登場するディズニー初のアジア系プリンセス『ファ・ムーラン』に焦点(しょうてん)をあてて、映画のあらすじや登場人物、そして他のプリンセスとはひと味違う所をご紹介していきます♪

アニメ版映画『ムーラン』のあらすじとは?

ディズニー映画の中で『ムーラン』は他の映画に比べ知名度が低く、プリンセスとして話題になることも少ないようですね。また、2020年に実写版映画の公開が予定されていた所、コロナ禍(か)により日本での公開は延期されてしまいました。

プリンセスであるムーランは実在の人物をモデルに描かれています。ムーランは父親想いの正義感溢(あふ)れる女性です。そんな彼女のどんな逆境にもめげずに立ち向かっていく姿は、大人でも見ていて勇気をもらえるはず!それでは早速あらすじを見ていきましょう♪

あらすじ
舞台は古代中国。長い歴史をもつファ家の一人娘であるムーランは、代々伝わるしきたりに縛(しば)られることなく、自由で元気に暮らしていました。しかしある日皇帝が、国を賭(か)けた戦いへ兵士を参加させるために徴兵令(ちょうへいれい)を出すのです。

そのため国中の各家から一人の男性を兵士として、入隊させなければいけなくなるのですが、ファ家には高齢で足の悪い父親しか男性がおらず、父親想いのムーランが代わりに男装し兵役(へいえき)へ就くことになりました。

本当の姿を隠しながら男性として入隊したムーランは『ピン』と名乗ります。ですが、戦いの訓練に参加するも失敗続きで落ちこぼれとして扱われてしまい、同じく兵士として入隊した仲間達には意地悪をされてしまいます。

ですが、日々の努力によって目まぐるしい成長をし、力をつけたムーランは仲間達からも一目置かれる存在に。そしてムーランの役に立とうと頑張るファ家の守護竜(しゅごりゅう)『ムーシュー』と、幸運のこおろぎ『クリキー』の二匹と共に大奮闘(ふんとう)します。

最初は父親のために入隊を決めたムーランでしたが、次第に自分が自信を持てるように何かを成し遂げたかったことに気付くのです。果たしてムーランはその何かを成し遂げることができたのでしょうか・・・?!

ディズニー映画としてあまりメジャーではない『ムーラン』ですが、物語を見ていくと男性ばかりの環境の中を、必死に生きていく彼女の姿に心打たれる方もおられるでしょう。ですので現代を生きる女性にこそぜひ見ていただきたい作品の一つとしてオススメします!

『ムーラン』の登場人物をご紹介!

『ムーラン』にはディズニーらしい個性的なキャラクターが登場人物として出てくるので、分かりやすくまとめてみました☆

登場人物
  • ファ・ムーラン

名門であるファ家の一人娘。正義感に溢れ男勝りで明るく元気な女性。父親想いの優しい性格の持ち主。ある日、高齢の父が戦争に行かなくてはいけなくなるのだが、足の悪い父親に代わり、男装時は『ピン』と名乗ることで入隊することに。

  • ムーシュー

お調子者でちょっぴりいい加減な性格の赤い竜。元々はファ家の守護竜だったのだが、過去に失敗をし守護竜から先祖の霊(れい)を起こすドラ叩きに降格してしまう。

ムーランを英雄にすることで再び守護竜になろうと考えたムーシューは、幸運のコオロギであるクリキーと共に出陣(しゅつじん)したムーランの後を追いかけるのだった。

  • クリキー

ムーランが祖母からお守りとして渡された幸運のコオロギ。でも実は、普通のコオロギ。ムーランやムーシューと共に行動する。

  • ファ・ズー

ファ家の当主であり、ムーランの父親。娘想いな一面もあるのだが、名門であるファ家のしきたりを守る厳格(げんかく)な性格。しかし戦争で足を負傷してしまい、杖なしでは歩くことができない。

  • リー・シャン

ムーランが所属する部隊の隊長。正義感が強く、勇敢な男性。ムーランが想いを寄せる相手。

再び守護竜になろうと奮闘するムーシューは、おちゃめな性格の持ち主でとても愛らしいキャラクターです♪男性だらけの環境の中にいるムーランにとって、ムーシューは心の支えになる存在と言えます。

『ムーラン』はディズニー映画ならではの恋愛要素は少なめで、プリンセスであるムーラン自身が剣を持ち、一人の兵士として訓練を受け戦う姿も描かれています。そこで次に今までのプリンセスとはひと味違う魅力をもった、映画『ムーラン』の見どころをまとめてみました!

ディズニー映画『ムーラン』の魅力とは

ディズニープリンセスと言えば、王子様と結婚することでお姫様になる『美女と野獣(やじゅう)』のベルや、元々お姫様で男性と恋をする『アナと雪の女王』のアナなどを思い浮かべる方が多いですよね♪

しかし、ムーランにはそのプリンセスを思わせる要素が全くありません・・・。ですが、魅力(みりょく)たっぷりですので、今まで見たことがなかった皆さんにも見てみたい!」と思っていただけるような要素を一つに絞ってみました!

戦うプリンセス

今までのプリンセス達は敵と戦う場面は少なく、どちらかと言えば守ってもらうイメージをお持ちの方が多いですよね。今回ご紹介しているムーランは戦に参加するための訓練を受け、自ら剣を持ち敵と戦うシーンがあります。

武術の才能が元からあったわけではないので最初は落ちこぼれ扱いをうけてしまうのですが、努力家なムーランは諦めずに周りを見返すぐらいの力を身につけるのです。

男社会での生きていく術を、努力でカバーして乗り越えていく姿は『東洋版のジャンヌ・ダルク』、『ディズニー版の風の谷のナウシカ』とも言われており現代を生きる女性に共感を得られるはず!

実在した『花木蘭(ファ・ムーラン)』が伝えたかったこととは?

プリンセスの象徴でもある美しいドレスや綺麗なお城などは一切でてきませんが、女性が強く生きていくための術を『ムーラン』は教えてくれています。

ディズニー映画『ムーラン』を通して、「女性だから」と言う考えに縛られることなく自由に生きた実在するモデル『花木蘭(ファ・ムーラン)』を知ることで、人々に勇気を与えてくれるでしょう。

まとめ

  • 『ムーラン』はディズニー初のアジア系プリンセス。
  • 古代中国が舞台になっている。
  • 父親の代わりに男装し兵士として活躍した女性の物語。
  • 『ムーラン』は実在した『花木蘭(ファ・ムーラン)』をモデルに描かれている。
  • 2020年に実写化が公開予定でしたが、コロナ禍により公開は延期に。

ディズニー映画『ムーラン』実在するモデルを元に描かれた物語だということが分かりました!強くたくましい女性をディズニーらしい画風で、個性的なキャラクターと共に再現されています☆

アクションシーンが好きな女の子や、現代を生きる女性オススメの作品ですので、ぜひ親子でご覧ください♪

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です