「新型コロナウイルスの影響で自粛(じしゅく)が続いてヒマだし、何か趣味でも始めてみたいなぁ・・・。」「せっかくなら、何かリターンのあることがしたい!」と、思っている方に!私は家庭菜園を自信をもっておすすめします!!
野菜価格の高騰(こうとう)による出費が抑(おさ)えられ家計にやさしく、さらには土いじりにはメンタル安定の効果があるとコロラド大学の研究チームが発表されており、まさに一石二鳥(いっせきにちょう)の趣味ではないでしょうか。
そこで抑えたいのは初期投資(しょきとうし)!今回は植物を育てるためのプランターを身の周りにある物で代用する方法をまとめました。意外と簡単なので、工作感覚でチャレンジしてみて下さいね。それでは、レッツ・スタート!!
プランターになりそうなものって?代用品の例!

プランターとは植物を植えるための箱ですよね。土が漏(も)れないつくりになっていて、底には水はけをよくするための穴が開いていて・・・。つまり!その条件を満たせばプランターとして使えるというわけなんです!!
とは言えど、多かれ少なかれ何かしらの加工が必要です。そこで加工が簡単なもの、工具が必要なものの2種類に分けて紹介します。また加工時には手を守るため、軍手などをつけてから作業するのがおすすめです!
加工が簡単なもの
まずは加工が簡単なものの紹介です。あと加工に使える道具も紹介します!
①牛乳パック
紙製で加工しやすく、内側には防水処理がされており、まさにプランターに使ってください!と言わんばかりの材料です。(笑)一面を切り取って土を入れられるようにし、底になる面に、とがった物で水はけ用の穴を空ければハイ完成!簡単なので子どもとの工作にうってつけです。
②ペットボトル
ペットボトルも加工が簡単です。作り方は牛乳パックと同じでOKですが、牛乳パックと比べると固いので手を切らないよう気を付けて!プランターとして使うなら1.5~2リットル用の角形の方が、安定して置くことができますよ。
③発泡スチロールの箱
スーパーなどでもらえる発泡スチロールの箱。底に穴を空ければすぐ使えます!プランター用なら密度の高い、頑丈(がんじょう)なものを選びましょう!上の2つと比べると大きいサイズが選べるのがメリットです。
- ハサミ
- カッターナイフ
- 千枚通し
- ドライバー
ペットボトルに穴を空ける時は、千枚通しやドライバーを火であぶって、溶かしながら開けると楽ですよ!ただしやけどには注意してくださいね。加工が容易(ようい)な分、デコレーションをするのもいいですね!
工具が必要なもの
上記のものと比べると固いものが多く、専用の道具が必要です。しかし固い分長く使うことができますよ!こちらも加工の際にあると便利な道具を紹介します。
①空き缶
お茶の缶やお菓子の缶も頑丈ですが、特に液体が入っていた缶は内側からのサビに強いです!どの種類の缶でも外側からのサビには注意してくださいね。穴開けには釘(くぎ)を金づちで打ち込むのが簡単ですよ!
②お茶椀(ちゃわん)などの陶器(とうき)
防水性よし、サビ知らずの陶器はプランター代わりとしてとても優秀です!しかし穴あけがやや大変・・・。ホームセンターなどで売ってるミニリューターという工具で穴開けするのがおすすめです!
③使ってない衣装ケース
もう使ってない、蓋(ふた)が割れて使えない衣装ケースはプランターにしちゃいましょう!穴開けはペットボトルと同じ方法でできちゃいますし、何より大きいのでたくさん植えることができます!
- 釘、金づち
- ミニリューター
- 電動ドリル
ちなみにミニリューターは回転して物を削(けず)る道具です。持っておくと加工に応用が利(き)くので1本持っておくと便利ですよ!好きなデザインの缶、陶器をプランターにするのも楽しそうですね!
作る際、作った後に気を付ける事

自作のプランターには、作る時や、作ってから気を付けるべきことがあります。そちらについても紹介します。
①できるだけ頑丈に作る!
水分の多い土を入れる物なのである程度(ていど)の重さに耐えられる作りにしましょう。テープで補強したり、素材を重ねて使うなどがおすすめです。缶なら水をはじくような塗装(とそう)をしてサビないようにしましょう。
②水はけ用の穴は大きく開けない!開けすぎない!!
余分(よぶん)な水が出れば十分なので、大きすぎる穴は空けないように!土まで漏れ出してしまいます。穴を開けすぎると素材(そざい)の強度が無くなり、土が入った状態で持ち上げたら素材によっては割れてしまうことも!
③経年劣化(けいねんれっか)に気を付ける!
使っていくにつれ素材の耐久性(たいきゅうせい)が弱くなっていきます。牛乳パックは防水性はあれど素材は紙ですし、缶ならサビや腐食(ふしょく)することだってあり得ます。植えた植物を見るついでにプランターの様子も確認するとよいでしょう。
気づいたら大きな穴が開いていて土が流れ出ちゃった!というのも防げますよ!掃除(そうじ)、大変ですしね・・・。
まとめ
- 土が漏れない程度の強度があり、水はけ用の穴が開いていればプランターとして使える!
- 身近なものを使ってプランターに加工できる。
- 長く使えるように加工には気を付けることがある。
畑が無くともベランダなどで野菜を育てられるプランターは、家庭菜園の強い味方です!家計の助けにもなりますし、すくすく育つ野菜を見ると愛着(あいちゃく)がだんだん沸(わ)いてきます。
そして待ちに待った収穫(しゅうかく)の達成感(たっせいかん)!皆(みな)さんにぜひとも味わって欲しい!!家庭菜園の始めとして、まずは小さい規模(きぼ)で始めてみるのをおすすめします。
野菜だけでなく、花を植えてみるのもいいですね!生活に彩(いろど)りを与(あた)えてくれますよ。あなたの感性で、あなただけのプランターを作ってみましょう!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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