2020年の年末に発売が予定されているソニーの新型ゲーム機Play Station 5(PS5)。今ネット上では、そのPS5の性能情報がリークされたと話題になっています。現在のモデルPS4が発売されたのは2013年。約7年ぶりの新型モデルの登場とあって、世間は大注目です。
とは言っても、リーク情報には専門用語が多すぎませんか?「CPUはZen2対応しかも8コア!」とか言われても、ゲームやパソコンに詳しくない人からすれば「???」状態です。「よくわかんないけど、なんだかすごいらしい…。」そんな感じではないですか?
なので今回は、PS5のリーク情報や気になる予想価格、についてわかりやすくお話しします。
PS5のどんな性能がリークされたの?
情報源は海外版の2ちゃんねる、4chです。誰が言ったかは不明です。しかしリーク情報にある「It’s time to play」という言葉が、後のソニーの公式発表でPlay Stationの新スローガンとして発表されたことから、信憑性(しんぴょうせい)が高いリークだと言われています。
【速報】PS5リークが来たぞ!! https://t.co/nn7B3KQ8VX pic.twitter.com/v7nbvqD015
— ひまなさむらい (@samuraipapa6) March 18, 2020
引用ツイッター
リークされた情報は主に新型PS5のスペック情報です。詳細な部分は省いて、重要な部分だけご紹介します。
- メディア:新世代SSD
- メディア容量:1TB(テラバイト)
- グラフィック:8K グラフィック
- CPU:AMD Zen2(ゼンツー)対応 3.2GHz(ギガヘルツ) 8コア
- GPU :AMD Radeon(レイディオン) 9TFLOPs(テラフロップス)
- メモリ:24GB(ギガバイト)メモリ
以上がリークされたPS5の具体的なスペックです。正直、これだけ見ても「何がなんやら…」って感じですよね。専門用語ばかりでいまいちピンとこないのではないでしょうか?
でも大丈夫ご安心ください。それでは、PS5の何がどうすごいのかをもっと噛み砕(かみくだ)いて、わかりやすく説明します。
新世代SSDのメディア

まずSSDとは、パソコンやスマホなどにも組み込まれている超小型の記憶補助装置。データを保存できるパーツです。ストレージとも言います。皆さんもスマホを使用していて、「ストレージが○○」とか出てきませんか?あのことです。
つまり、新世代SSDとはより高速で高性能なストレージということです。新世代SSDを搭載(とうさい)することによって、ゲームのロード時間がかなり短くなります!待つことなく一瞬で映像が切り替わるのでストレスなくゲームを楽しめます!
メディア容量1TB

メディア容量とは、先ほど説明したSSDに保存できる容量のことです。そして、その容量が1TBあるということです。PS4の大容量ゲームが一本50GBほどです。
つまり、1TBだと20本のゲームデータを保存することができます!これだけ保存できれば飽きずにたくさんのゲームを楽しめますね!
8Kグラフィック

グラフィックというのは、解像度のことです。4Kという言葉は聞き慣れていることでしょう。単純にその倍です!!
画面にどれだけ近づいても、映像のドットが見えません。8K対応のTVを持っていれば超高画質な映像を楽しめるということです。例えば、RPGの壮大な景色がグラフィック性能のおかげでより迫力満点に見えます!
AMD Zen2対応 3.2GHz 8コアのCPU

まずCPUとは、コンピューターの中央処理装置。人間で言うところの脳になります。次いで、コアとは脳の数です。脳ミソの数が多ければ仕事は捗りますよね。作業を1人でやるより複数人でした方が効率的です。つまり8コアのCPUとは人間でいうと、8人分の脳ミソがあるということです。
3.2GHzというのはクロック周波数のことを指します。クロック周波数とは、簡単にいうと計算の速さのことです。PS4のクロック周波数が1.6GHzなので、PS5はPS4の倍計算が速い(頭が良い)ということです。
次は、AMD Zen2対応についてです。これはAMDという会社が作ったZen2という構造ということです。言い換えると、コンピューターが動く最新の仕組みの名前がZen2です。例えるなら、二つの車輪をペダルを漕いで動かす仕組みを自転車式というような感じです。
この3点をまとめると、8人のメチャクチャ頭の良い人たちが、Zen2という公式を使って超難問を解いていく。といったイメージです。そうすることで、ゲーム内でキャラクターに複雑な動きをさせることが可能になります。また、ロード時間もかなり短縮されます。
今までどうしてもカクカクとした表現しかできなかったキャラクターの動作が、もっと自然で滑らかになります。よりリアルな動きをするゲームキャラクターを操作する・・・想像しただけでリアルな世界観を楽しめそうでワクワクしますね!
AMD Radeon 9TFLOPsのGPU

まずGPUとは、CPUとは別に映像や画像を処理するパーツのことです。CPUが計算したものをGPUが処理して画像や映像に写変えるといった流れになります。そしてそれが、9TFLOPs(テラフロップス)のスピードで計算されるという意味です。PS4が1.8TFLOPsなので、単純に5倍です。
そしてAMD Radeonとは、先ほどと同じようにAMD社が開発したRadeonという仕組みということです。CPUではZen2という方法で計算して、GPUではRadeonという方法で計算するということですね。
つまりCPUが計算で導き出したキャラの複雑な動きを、Radeonという公式を使って9TFLOPsのスピードで計算して映像化するということです。そうすることで、キャラクターの髪の毛や衣服の細かな動作をより鮮明に映し出します。
24GBメモリ

メモリはよく作業机に例えられます。机が広ければ本を沢山置けますよね。つまり、メモリが大きいということは同時に作業できる仕事の数が多いということです。
具体的には、パソコンで沢山のウインドウを同時に開いておけるということ。PS4が8GBメモリだったので、PS5ではその4倍、同時に作業(計算)できます。
ゲームに置き換えると、映像がカクカク動かなくなるということです。CPUの性能をより後押ししてくれます。PS5では、よりリアルに近い世界を体験できますよ!
予想価格
そんな高性能なPS5の予想価格は5万〜6万円ほどではないかと言われています。これだけの性能を備えてしまえば、高価にならざるをえません。
昨今(さっこん)のゲーム機はどれも高いですね。10年前のものと比べると販売価格は4、5倍になってきています。ゲーム機というと言うよりパソコンと変わりません。
まとめ
今回はPS5のリーク情報をわかりやすくまとめてみました。おさらいをしていきましょう!
- ロード時間がとても短くなる
- キャラクターがより複雑な動きができるようになる
- 繊細(せんさい)かつ滑(なめ)らかな映像
今回説明したスペックから言えるのはこのくらいです。他にも、新型のコントローラーの登場やPS4のソフトが全部使えるといったこともリークされています。もうこのご時世たかがゲーム機と侮(あなど)れません。ゲーム機のリークが話題になるくらいですから。
最近ではeスポーツも徐々に有名になってきています。ただの遊びではなく、スポーツとして認識されつつあります。ゲームって結構奥深いですよ!発売まではまだまだ先ですが、新型PS5がどうなるか楽しみですね!
コメントを残す