皆さんは、自分で自由に使えるお金があったらどうしますか?海外旅行のために貯金?前から気になっていたバッグを買う?自分で稼いでいた時には何の気兼ねもなくやっていた、そんな贅沢(ぜいたく)も専業主婦にとってはハードルが高いですよね。
日常に流されて生活をしていると、浪費しているつもりもないのになかなかお金って貯まりません。でもいつもの生活を少し見直すだけで1年間に100万円貯められるとしたら?節約のコツは意外とたくさんあるものです。
ちりも貯まれば山となる!毎日少しずつ節約したものが想像以上の貯金の山となるかもしれませんよ。それでは専業主婦必見の節約術をまとめてみました。
まずは現状把握(はあく)

ダイエットを始める時にも、まずは鏡で自分の顔や体を見てどこをスリムにしたいかを考えることから始まりますよね。節約、貯金を始める時も一緒です。どこかで余分なお金を払っていないか、削れるところはないか、現状をよく見ながらお金の流れを見直してみましょう。
家計簿(ぼ)
家計簿といえばレシートの山と電卓。レシートを整理したり、電卓で細かい計算をしたりという作業が苦手で長続きしたことがないという方もいるのではないでしょうか。
でも今は便利な家計簿アプリがたくさんあるので、面倒くさがりな主婦の方でも携帯一つで気軽に始められそうですよ。一例を紹介しますね。
- シンプル家計簿ー人気おこづかい帳家計簿 初心者にも使いやすい簡単操作。収入、収支が色分けされた円グラフで見られるので、使い過ぎ項目が一目で分かります。シンプル家計簿-人気おこづかい帳家計簿-かけいぼ(外部サイトへ飛びます)
- zaim(ザイム) レシートをスキャンすれば家計簿の対応する項目に自動的に転記。クレジットカードや銀行口座と連携して自動で収支を計算してくれます。家計簿zaim(外部サイトに飛びます)
- マネーフォワード 口座管理ができるアプリで家計簿を自動で作成。数多くの金融機関と対応(2600以上)マネーフォワードME(外部サイトに飛びます)
お金の流れを可視化することで今まで気にとめていなかった出費を意識して見直すことにつながります。出費を減らせる部分が見つかったら早速少し生活を変えて家計のダイエットにトライしてみませんか?まずは大きな削減(さくげん)効果が期待できる固定費から見てみましょう。
固定費の見直し

固定費を削減できるとその効果は毎月続くので家計の節約には一番効果が出やすいと言えるでしょう。
家賃
一番大きな固定費の支出は恐らく住居費になるのではないかと思います。これを変えられれば大きなインパクトを得られるので、見直す価値があるのではないでしょうか。例えばコロナ生活で電車に乗ることが減った人は駅から少し離れた家に引っ越せば毎月数千円節約できるかもしれません。
引っ越しはお金がかかりエネルギーもいりますが、意外と節約につながることもあります。引っ越し荷物の整理を始めると、無駄なものの多さに気づくことと思います。
私も前回の引っ越しでいらないモノの処分があまりにも大変だったので、新しい家ではできるだけモノを増やさないように意識をするようになりました。以前と比べて小物などを買う衝動買いは随分(ずいぶん)減った気がします。
保険料
もう一つ見直せそうな大きな固定費が保険です。保険には医療保険や生命保険、傷害保険、自動車保険などいろんな種類の保険があって複雑ですよね。複数の保険に入っている場合は、ダブっているものがないか見直してみましょう。
年齢や家族構成によって保険にかける金額はそれぞれですが、手取り収入の5%-10%くらいにおさえるのが目安と言われています。
通信費
携帯は生活必需品(ひつじゅひん)だから高くてもしょうがない、とあきらめていませんか?まずは契約プランの内容を見直してみましょう。
使った分だけ加算されるプランや、使い放題の定額プランなど様々なプランがあると思います。自分の使い方にはどのプランがお得かショップで相談してみるのもいいでしょう。
これを機にキャリアの乗り換えを検討してみるのもいいかもしれません。各社ともお得な乗り換えプランがあるようですよ。
その他の効果的な節約方法

その他、少しの工夫で差が出る節約術をご紹介します。
ポイント生活
ポイントを貯めて得をするポイント生活。お勧めは、楽天カードやAmazonカードなどのクレジットカードを使ってポイントを貯めていく方法です。買い物はもちろん、光熱費や携帯費などの固定費をクレジットカードを通して支払いしていくと、どんどんポイントが貯まってお得!
コロナ禍(か)でなかなか外で買い物ができない中、私はもっぱらAmazonで買い物をすることが多くなったのですが、貯まったポイントで買い物ができるととっても得した気分になれます。
断捨離(だんしゃり)でリサイクル
引越しなどをきっかけに部屋を片付けたい衝動(しょうどう)に駆(か)られたことはありませんか?どんどんモノがあふれていって、しまうところがない!そんな時こそ断捨離をしてみましょう。家の中を探したら忘れていたお宝がたくさん見つかるかもしれませんよ。
断捨離といっても私の場合、捨てるのはもったいなくてできないので売れる方法を探します。お気に入りの洋服や小物が第2の人生を見つけて、自分にはお金が入るなんてお得です。これなら気持ちよくモノを減らせますよね。
フリマアプリもたくさんありますが、出品するのが面倒であればリサイクルショップに持ち込むことも可能です。使わなくなったお気に入りの洋服やバッグをできるだけ高い値段で売ってみませんか?
暖房はつけっぱなしがお得?
これから寒い季節がやってきます。暖房費は冷房費よりも高いってご存知ですか?理由は夏よりも冬の方が外気と設定温度の差が大きいからなんです。
エアコンは設定温度に達するまでの間に多くの電力を消費します。よって、つけっぱなしはもったいないからと暖房を付けたり消したりするのは逆効果になるのです。
30分くらいの外出であれば、エアコンのこまめなオン/オフをするよりもつけっぱなしの方が節電になる、という調査結果も出ています。外出する時間が長い人はつけっぱなしにするより外出時にオフにした方が節電になるケースもあるのでライフスタイルに合わせて節電してみてくださいね。
自動的に積み立て貯金

さて、節約できるところが見つかったら、次は毎月どれくらい貯金に回せるお金が出せるかイメージします。
毎月5万円を捻出(ねんしゅつ)できたら年間で60万円、ボーナス時に20万円ずつ貯められたら、なんと1年間で100万円ですよ!貯金の目的をはっきりと持って、月単位の目標金額を決めましょう!
毎月の目標金額が決まったら、自動的に前もって貯金してしまうことをお勧めします。「余ったら貯めよう」ではなかなかお金はたまりません。現状で無理のない範囲の額を毎月強制的に貯金してしまえばいいのです!
自動積み立て貯金
自動積み立て貯金はさまざまな銀行やゆうちょ銀行でも取り扱っています。毎月自分が決めた額をコツコツ自動的に貯めることができるので、貯金が苦手な人にも向いています。
初めに指定した期間より前に払い戻しができないなどのデメリットもありますが、普通預金よりも金利が高いので、貯金の目的をしっかり持って計画的な貯金をしてみませんか?
自動貯金アプリ
Finbee(フィンビー)というアプリをご存知ですか?自分なりのゴールを決めてそれが達成できたら少しずつお金を貯めていくというシステムです。
例えば「駅までバスに乗らずに歩いたら200円を貯金」とか、「30分エクササイズをしたら500円」など自分の健康管理と連動させてお金を貯めるのも良さそうです。
また、家計簿のところでご紹介したZaim(ザイム)と連携して使うことも可能のようです。興味のある方は【自動貯金アプリfinbee(外部サイトへ飛びます)】こちらのページからご覧ください。自分なりの楽しいゴールを設定してゲーム感覚で貯金を増やしてみませんか?
まとめ
- 節約、貯金を始めるなら、まずは家計簿で現状を把握しよう
- 固定費の削減がインパクトも大きくて効果的
- 日常生活のひと工夫でお得な生活を実現しよう
- 貯金は自動的に楽しくコツコツ貯めよう
今回は節約術をいくつかご紹介しましたが、節約をしすぎて必要なところまで削ってしまうと生活の質を落とすことになり精神面で悪い影響(えいきょう)をもたらすこともあるので、あくまで無理のない範囲でトライしてみてくださいね。
さあ、貯金のゴール設定ができたら、無駄な出費を見直して楽しいゴールのために「コツコツ貯金」を始めましょう!
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