2020年10月、今期も新しいドラマが続々とスタートしています。そんな中のひとつ、『35歳の少女』はご存じですか?『家政婦(かせいふ)のミタ』や『同期のさくら』を制作したチームが集結した話題作。
10歳で事故にあい、目覚めたときは35歳。見た目は大人の女性だけど、中身は子どもというアンバランスで難しい主人公を演じているのが、柴咲(しばさき)コウさん。2015年に放送された『〇〇妻』でも主演を務めた彼女は、とても多才なことで有名です。
今回は、女優としてだけではなく歌手や実業家(じつぎょうか)としても活躍している柴咲コウさんの歌手活動に大注目!柴咲コウさん自身について学びつつ、彼女が歌う曲のベスト3をご紹介します!
柴咲コウさんについて

柴咲コウさんは、1981年8月5日に東京都豊島区で生まれました。彼女が芸能界へと進むキーポイントとなったのが、14歳のとある日。いったい彼女に何があったのか、みていきましょう♪
デビューのきっかけ
柴咲コウさんがデビューしたきっかけとなった出来事は、友達と池袋のサンシャインシティーに遊びに行っているときでした。スターダストプロモーションの人にスカウトされたのです。結果論ですが、当時スカウトした人の先見の明があったんですね☆
しかし、スカウトを受けてすぐに芸能界入りしたわけではありません。14歳といえば、高校受験が目前ですよね?大切な時期だったこともありますが、受験に加えて彼女の父親が芸能界入りを猛反対したそうです!
成功するのは一握りですから、反対する気持ちもよくわかりますね。そんなこともあり最終的には高校生に入学した後、父親の許可を得てからの芸能界入りとなりました。
芸名の由来(ゆらい)
柴咲コウという芸名の由来、ご存じですか?もちろん、本名をそのまま芸名にしたわけではありません!実は、とあるマンガに登場する主人公の名前をもじっているのです☆
その作品とは、かわかみじゅんこさんが『少女ケニア』という作品に収録(しゅうろく)した『GOLDEN DELICIOUS APPLE SHERBET(ゴールデン デリシャス アップル シャーベット)』という短編(たんぺん)マンガ。
この物語に登場する主人公が『柴崎紅(しばさきこう)』といい、自由奔放(ほんぽう)に生きる東京の女子高生です。芸能界入り当時、高校生だった彼女に何か通じるところがあったのかもしれませんね!
歌手としての柴咲コウ
柴咲コウさんが歌手としてデビューを果たしたのは、2002年7月24日のことでした。『Trust my feelings(トラスト マイ フィーリングス)』という曲で、ユニバーサルミュージックが発売元となります。
当時彼女が出演していた深夜ラジオ『グローバーのウラナイ!』の中にあった『柴咲コウ 夢の印税生活』というコーナーで、歌詞を募集したそうです。ファンからすると、自分が投稿した歌詞が曲になる可能性があるわけですから、楽しいイベントだったでしょうね♪
歌手として活動する際の芸名
柴咲コウさんは、複数の芸名で歌手活動を行っています。一時期は柴咲コウという名前以外で活動していたので「柴咲コウが消えた?」と心配されることもあったとか!ここでは、芸名を一覧にして軽くご紹介します。
- 柴咲コウ
- RUI(ルイ)
- KOH+(コウプラス)
- MuseK(ミュゼック)
1つ目の柴咲コウは、そのままですよね。ご本人としての活動です。2~4つ目について、みていきましょう!
RUI
『RUI』として活動したきっかけは、柴咲コウさんが出演した映画『黄泉(よみ)がえり』にあります。作中でRUIという歌手の役を演じ、劇中で歌った曲がCDとなりました!
映画の中でも重要なシーンでながれ、曲自体も完成度が高かったことから、とても話題になりました。演技もできて歌も歌えるとは、素敵(すてき)ですね♪
KOH+
KOH+は、柴咲コウさんと福山雅治(ふくやままさはる)さんによる音楽ユニット。2007年に放送されたドラマ『ガリレオ』のテーマソングの為に結成されたユニットで、福山さん曰(いわ)く、「柴咲コウさん=KOHさん」「福山雅治さん=+さん」らしいです。
2008年に上映されたガリレオの映画『容疑者(ようぎしゃ)Xの献身(けんしん)』、2013年に放送されたドラマ2期や、同年に上映されたガリレオの映画第2弾『真夏の方程式』でも、KOH+のユニットとして、歌っています。
柴崎コウさんも多才ですが、福山雅治さんも多才で素敵ですね♪ドラマ1期だけでなく、その後の映画やドラマ2期でも起用されるのですから、人気の高さが伺(うかが)えます!
MuseK
MuseKは、2018年で芸能活動20周年を向かえた節目に製作された楽曲『Blessing』と一緒に発表されたアーティスト名です。「様々な活動を海外の方にも見てもらいたい・聴いてもらいたい」という想いが込められた名前だそうですよ!
国内だけではなく世界を見据(みす)えて活動される姿は、とてもアクティブです!英語の楽曲を歌う際にはMuseK名義と決めているそうなので、今後MuseKという名で新曲が発表された際には「あ!英語の曲だな!」とピンときますね♪
柴咲コウさんの人気曲ベスト3

ここからはいよいよ、柴崎コウさんの人気曲ベスト3を発表しますよ♪1位~3位の曲名を発表した後、それぞれの曲について詳しく見ていきましょう!
- 第3位 : ラバソー~lover soul~ / 柴崎コウ
- 第2位 : 月のしずく / RUI
- 第1位 : かたちあるもの / 柴崎コウ
知っている曲は、ランクインしましたか?順番に、それぞれの曲をご紹介していきますね♪
第3位:ラバソー~lover soul~
第3位にランクインしたこの曲は、2009年8月~11月にかけて放送されたドラマ『オトメン(乙男)』の主題歌で、柴崎コウさんにとっては初となるロックナンバー!
それまでにあった柴崎コウさん=バラードというイメージを吹き飛ばすような楽曲で、当時ファンの中でも話題となりました。作詞を柴崎コウさん自身が手がけ、ドラマの為に書き下ろしたこともあり、ストーリーに沿った歌詞に仕上がっております。
曲を聴くと作品がイメージできるのは、いいですよね♪また、バラードからロックまで歌いこなせてしまう柴崎コウさんの歌唱力には、驚くばかりです!
第2位:月のしずく
第2位にランクインしたこの曲は、2003年1月に公開された映画『黄泉がえり』で主題歌として歌われた曲です!柴崎コウさんも歌手の役として出演しており、役名がRUIだったことから、歌手名は柴崎コウではなくRUIとして発売されました。
ちなみに発売当初、柴崎コウ=RUIという事実は伏せていたそうですよ!映画の公開3日前に発売されたこの曲は、発売から5週目にオリコンシングルチャートで第1位となり、累計(るいけい)出荷数はなんと90万枚となったのです!すごい売り上げですよね♪
曲の注目とともに「RUIって一体だれ!?」という話になり、次第に柴崎コウさんとイコールだということが、認知されていきました。
第1位:かたちあるもの
第1位にランクインしたこの曲は、2004年7月~9月にかけて放送されたドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌として歌われた曲です!山田孝之(やまだたかゆき)さんが主演を務めた本ドラマは大ヒットしていたので、知っている人も多いかもしれませんね♪
オリコンシングルチャートに初登場で2位にランクインし、その後8週連続で10位以内に入るというロングヒット!また、2004年5月に公開された映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌として平井堅(ひらいけん)さんが歌った『瞳をとじて』のアンサーソングになっているんです!
かたちあるものは、「自分がいなくなっても愛する人には幸せになってほしい」というヒロインの想いを綴(つづ)った曲で、儚(はかな)く落ち着いたメロディーと、柴崎コウさんの力強く美しい歌声が特徴!曲を聴くだけで、大切な人を想い泣ける楽曲になっています!
まとめ
- 柴崎コウさんは、女優に歌手・経営者と幅広く活躍する人物
- 柴崎コウさんは、いくつかの歌手名を使い分けて歌手活動をしている
- 第3位は、それまであった柴崎コウさんのイメージを変える意外性からランクイン
- 第2位は、発売後の話題性と第1位を獲得という実績からランクイン
- 第1位は、月のしずくを越えるロングヒットという実績からランクイン
今回は歌手としての柴崎コウさんに注目していきましたが、女優として、経営者として幅広く活躍する人物です。歌手名を使い分けることが多いですが傾向(けいこう)として、自身が女優として出演する作品と紐(ひも)づいて歌手活動することが多々!役に歌にと大活躍ですね♪
元々はバラードが強かった柴崎コウさんは、ラバソー~lover soul~を歌い上げることにより、歌手としての幅も大きく広げています!現在は海外向けにMuseKとしても活動されていますが、今後の活躍(かつやく)にも要チェックですね☆
今回ランクインした3曲には、それぞれにドラマや映画が紐ついています。これからどんどん寒くなる季節。暖かい部屋でのんびりと、映画やドラマと一緒に柴崎コウさんの美しくも力強い歌声に癒(いや)されてみるのも、素敵な時間となるでしょう♪
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