だんだんと雨が増えて、ジメジメとした日が続いていますね。いよいよ梅雨入りという感じで、天気と共に気持ちまで落ち込んでしまいそうに・・・。
そうなる前に!今回は湿気対策や扇風機の活用法、換気の方法など簡単にまとめてみました!まずは湿気が及(およ)ぼす影響を知っていきましょう。
湿気によってどんな影響があるの?
そもそも「湿気があるとじめっとして嫌な感じはわかるけど、どんな影響が起こるの?」と思う人も多いですよね。そこでよく耳にする事や、皆さんも体験したことがあるであろう事をピックアップしてみました。
夏でも結露(けつろ)は発生する!?
皆さんは結露をご存知ですか?わかりやすく言うと、湿気によって発生する水滴や現象の事をいいます。梅雨の時期は窓が濡れていたり、壁や畳が湿っていたりという事が起きますよね?それが結露です。結露といえば冬の時期に多いイメージですが、実は夏でも発生します!
結露が発生する原因として、外と中の温度差があげられます。冬は外が寒く室内は暖房などで暖かくなり、夏は逆に外が暑く室内はクーラーなどで涼しくなるため、夏でも冬でも結露が発生するのです!そして結露を放置してしまうと・・・?
より悪影響が起きてしまいます!湿気から結露へ、結露から・・・と連鎖(れんさ)していくのを考えると怖いですよね。では次に湿気の連鎖により何が起こるのか考えてみましょう。
湿気が多いところにカビはある!
水気のある場所を好むものといえば・・・そう!皆さんご存知のカビです!浴室などの水回りに多いイメージですよね?カビは水回りで発生しやすいのですが、それだけではありません。押し入れやタンス、食器棚やシンク下の収納、寝具の裏側など家のどこにでもカビは発生するのです!
カビが発生する原因として、先程お話しした結露が関係しています。カビ菌はいつも空気中に漂(ただよ)っていますが、湿気の多い場所を好むため結露を放置している湿った場所や、水滴が付いたままのシンクや浴室に多く繁殖します。そしてカビは放置すると人間の健康にも影響を及ぼすのです!
家だけでなく、人にまで影響が出てしまうのは怖いですよね。ではそんな結露やカビを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
誰でも簡単にできる湿気対策!
結露やカビを防ぐためには、まず連鎖が起きる原因でもある湿気の対策をしなければなりません!湿気を防ぐ方法はいろいろありますが、今は置くだけで湿気を吸収してくれる除湿剤(じょしつざい)が増えて便利になりましたよね!
しかしそれだけでは湿気は取り切れません。他にも扇風機を利用して簡単にできる湿気対策をまとめてみました!
扇風機でも湿気対策できる?
扇風機があるご家庭も多いですよね。扇風機の使い方は涼むためだけではないのです!皆さんは梅雨の時期の洗濯物に困ってはいませんか?そこで扇風機の便利な活用方法をご紹介!
部屋干しも湿気の原因になってしまいます。しかしあまり外に干せませんよね?そんな時に扇風機を利用します!洗濯物はぎゅうぎゅうに干すのではなく少し間隔を空けて干し、全体に扇風機をあてるだけで早く乾きます!首振り機能を使うことでよりしっかりと乾かすことができます。
洗濯物が乾くことにより湿気が減りますし、衣類のカビの発生防止にもなるので是非試してみてくださいね♪
扇風機でこまめな換気を!
「換気したいけど、窓1つしかないし・・・。」という人も多いですよね。窓が1つでも扇風機を使えば換気ができます!しかし扇風機をただ回しているだけでは、室内の空気を使って風を出しているだけなので換気にはなりません。正しい使い方を見ていきましょう!
部屋に窓がない場合は、部屋に扇風機を置いてドアを開け廊下に向けて風を送ります。部屋に窓が1つある場合は、窓から少し離した位置に扇風機を置いて開けた窓に向けて風を送ります。こうすることで、室内の空気が外に送り出されて換気ができるのです!
これなら簡単にできそうですよね♪しかしまだ安心はできません!扇風機を利用した室内の換気をご紹介しましたが、他にも湿気が多くてもわっとする場所思い浮かびませんか?次はどんな場所に湿気が多いか換気方法も一緒に考えてみましょう。
場所によって違う!?正しい換気や湿気防止の方法
皆さんは窓を開け風通しを良くして換気しますよね?しかし風通し良くすれば室内の換気にはなるのですが、家全体が換気されるわけではありません。では「他にどこを換気すればいいの?」と思う人もいますよね。そこで家の中の換気するべき場所をまとめてみました!
入浴後はとくに注意!
皆さんご存知の通り浴室は一番湿気が多い場所!正しく換気をしないと湿気やカビの原因になります。浴室の換気も意外と簡単なんですよ!お風呂を出る前にサッと温水で浴室内を流し、その後で冷水を同じように流します。最後に乾いたタオルで浴室内を拭いて水気を取るだけ!
温水はシャンプーなどの汚れを落とし、冷水は浴室内の温度を下げてカビを発生しにくくする役割があります。可能なら窓を開けたり換気扇をつけたりして乾いた状態にしておきましょう。
浴室の使用後に拭き掃除してる人は多いのではないでしょうか?拭く前に少しプラスして、温水と冷水も試してみてくださいね♪
水回りはもちろん!キッチンに潜(ひそ)む湿気
キッチンにはシンクがあるので湿気がかなり多くなっています。食器棚やシンク下の収納がじめっとしてる事ありませんか?梅雨は収納にも注意が必要です。キッチンは火や水を使うので、温度が高く湿気が発生しやすい空間なのです!
キッチンの換気は、棚や収納の引き出しなどを全て開けましょう。物を詰め込みすぎていると湿気が溜まる原因にもなってしまいます。隙間ができるように収納して、使わないものは別の場所にしまっておいたり処分をしましょう。
そして冷蔵庫や食器棚など大きな家具の裏側は湿気が溜まってカビが生えやすいため、壁から少し離して設置するようにしてくださいね♪もちろん換気だけでなく、シンクも使用後はできるだけ水気を取りましょう!
実はカビが生えやすい!?布団に注意!
どの部屋も窓を開けて換気するのは当たり前ですが、それでも湿気を取り切れない物はありますよね。寝てる時は意外と汗をかいている!なんて話し聞いた事はありませんか?その汗を吸収してるのが寝具です。
そして起きたとき自分の寝ていた所が熱を持っていたりしますよね。そのままにしておくと、寝具の裏側にカビが発生してしまいます!その寝具を床に敷きっぱなしにしておくと床にまでカビが発生することも・・・。嫌な思いをする前に!寝室や自室の湿気対策をまとめてみました。
寝室や自室の換気もしっかりと!
布団を干すのはもちろんですが、雨が続くと干せませんよね。しかし汗を吸っている布団をずっと使っていると湿気がたまって細菌やカビの繁殖に繋がります。そんな時はシーツをこまめに換えて、起きたら必ず布団を畳むようにしましょう!清潔を保つことで菌の繁殖を防ぎます。
クローゼットや押し入れは扉を開けて換気し、タンスなどの収納は引き出しを全て開けて換気しましょう。ついつい洋服などぎゅうぎゅうに詰めがちですが、それも湿気が溜まりやすい原因になるので余裕をもって収納していらない物は処分しましょう!
収納などは意外と盲点でした・・・。しかし既にやっているものや簡単な湿気対策など、どれもすぐにできそうなものでしたね♪
まとめ
- 湿気によって悪影響は連鎖する
- 結露は夏でも発生する
- 湿気対策には扇風機が便利
- 換気する場所はいろいろあるが、簡単にできる
湿気から連鎖する恐ろしい影響がわかっていれば、予防や対処ができそうですね☆その時は是非、参考にしていただけると嬉しいです♪これから本格的に梅雨が始まりますが、湿気対策と換気をしっかりとしてジメジメした梅雨を乗り切りましょう!
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