誰もが一度は星座占いをした経験があると思います。そのときに星座名とセットで並べられているマークが気になったりしませんでしたか?私はデザイナーさんが星座のイメージに合わせて作ったものだと思っていました・・・。
あと星座に詳しい人ってなんだかロマンチストで素敵に見えたりもしますよね!実は星座のマークには面白い由来があるのです!
今回の記事では星座のマークについてご紹介していきます!星座の知識を身に着けて自分の魅力をあげてしまいましょう♪
星座のマークの意味

では早速星座の記号が意味することを順番にご紹介いたします。普段なんとなくTVや雑誌などで見ている星座に、どんな意味があるのか気になりますよね。
星座は全部で12個あり、実は記号の由来は主にギリシャ神話からきているのです。
牡羊座(おひつじ座)
牡羊の角を表しています。イメージは、攻撃的、勇敢(ゆうかん)で勇ましい、行動力などです。牡羊が角を障害物に突き当たるまでに突進したり、角は威嚇(いかく)や闘いに用いられることに由来しています。この牡羊はギリシャ神話に登場する神ゼウスが遣わした黄金の羊のことです。
黄道(こうどう)十二星座の最初の星座であることから、開拓者、先駆者、パイオニアなど牽引(けんいん)するイメージもあるのです!
また、牡羊座が最初の星座であることから双葉をイメージしているとも言われています。牡羊座が頭部を司ることから「眉と鼻」をイメージしているなど様々な解釈がされているのです!羊は群れをなしたりおとなしいイメージですが、星座の意味は想像と違うので驚きですよね!
牡牛座(おうし座)
牛の角と顔を表しています。これは円が顔、その上に角が描かれているのです。雄牛はおっとりマイペースなイメージがありますが、頑固(がんこ)さもあります。つまり、控えめかつ頑固という星座になります!この牛はギリシャ神話で神ゼウスが恋する女性に近づくために化けた牛です。
また、牛の角にあたる半円は「月」と「女性性」、顔の部分の円は「太陽」と「男性性」をイメージしているという説もあるのです。
同じ星座のマークなのに「牛」だったり「月」だったりと、全く別の解釈(かいしゃく)があって面白いですよね♪
双子座(ふたご座)
双子の姿を表しています。この双子はギリシャ神話に登場する天界の双子のカストルとポルックスのことです。双子座は反する二つの顔を持っており、二重性、二元性を表します。
また、ギリシャ数字のⅡを表しているともいいます!二重性をあらわす双子座の特徴をわかりやすく表現しているのです。
双子でⅡだから覚えやくていいマークだと思いました!
蟹座(かに座)
カニの甲羅(こうら)とハサミを表しています。カニは海辺に生息しており、潮の満ち引きに大きく影響を受けることから蟹座は感情の波が激しいタイプとされています。蟹座の蟹はギリシャ神話でヘラクレスの足を挟んだ化け蟹カルキノスのことです。
また、女性の乳房(にゅうぼう)を象徴しているという説もあるのです!乳房は母性の象徴あり、蟹座は胸部を司(つかさど)る星座でもあります。
かに座なのに女性の乳房を象徴しているという説は意外すぎて驚きです!
獅子座(しし座)
ライオンの尻尾を表しています。獅子座は百獣(ひゃくじゅう)の王のライオンを意味しており、王者としてのプライドを象徴しているのです。また、獅子座は自己表現の星座でもあります。
また、ライオンのたてがみという説もあるのです。獅子座のライオンはギリシャ神話のヘラクレスの冒険に出てくるライオンのことです。
ライオンのイメージどおりプライドなどを表していてわかりやすい星座マークですね!
乙女座(おとめ座)
乙女座は様々な説があります。乙女の髪、古代の医学の象徴である「m」、稲穂を持つ乙女、ハープと乙女などです。
意味ですが「m」は、純潔または性的な謙虚(けんきょ)さを表します。右のループは、乙女座が善悪の区別、善良かを見分ける能力も示しているのです。また、几帳面(きちょうめん)で客観的に分析する星座でもあります。
「m」の部分が見た目通り「m」が由来だったのと、そのままの解釈もあるんだとビックリしました!
天秤座(てんびん座)
天秤を表しています。この天秤は、ギリシャ神話の正義の女神であるアストレアの物で、この世の善と悪を測るものです。バランスと調和、公正さと平等を表しています。
また、西に沈む太陽を表すという説もあります。
天秤なのでバランスなどを表しているイメージ通りの星座でした!初めて見たとき、オメガに見えてしまった方もいるのではないでしょうか♪
蠍座(さそり座)
さそりを表しています。M字の先に矢印があり、さそりの尾の毒針を表しています。毒針は死を彷彿(ほうふつ)とさせますが、そこから再生し根底からの脱却を促す星座と言われているのです。
また、このさそりは、ギリシア神話に登場する、英雄オリオンを刺し殺した蠍とも言われています。さらには、「男性器」のシンボルであるという説もあるのです。
「m」はさそりには見えませんが矢印が毒針を表しているというのはわかりやすいですね!
射手座(いて座)
弓矢を表しています。意欲と特定の事柄、特定の方向に集中すること、豊かさへの欲求を象徴しているのです。
また、弓矢を引いているのはギリシャ神話の賢者(けんじゃ)ケイローンと言われており寿命を司る星座とも言われています。
矢印を弓矢と見立ててるのはわかりやすいと思いました!
山羊座(やぎ座)
ギリシャ神話で変身に失敗し頭がヤギ、尻尾が魚になった牧神(ぼくしん)パンの姿を表しています。左が角のあるヤギの頭、右が曲がった魚の尾を表しているのです。山羊座は控えめ、慎重(しんちょう)な努力家、誠実かつ責任感をあらわしています。
星座のヤギが下半身が魚と知らなかったため驚きました。頭がヤギ、尻尾が魚と分かってもマークからはイメージするのは難しいかもしれませんね♪
水瓶座(みずがめ座)
波打つ水、波紋(はもん)を表しています。水瓶座はギリシャ神話のガニメデをモデルとしており、彼が持っている水瓶の水の波紋が星座記号となっているのです。
「共鳴し合う2つの波動」を表しているという説もあります。上の波動を精神性や理想、下の波動を物質や現実とを示しているのです。
水だけで瓶の部分はマークで表していないので分かりづらいマークだと思ってしまいました!
魚座(うお座)
二匹の魚がお互いの尻尾をリボンで結んだ姿を表しています。魚はギリシャ神話の女神アプロディテと息子のエロイースを表しているのです。魚に変身をして怪物から逃げる際に、離れ離れにならないようお互いの身体をリボンで結んだといわれています。
魚をどのように表しているのかと考えていたら、まさか二匹の魚を表していて驚きました。魚同士が離れ離れにならいようにリボンで結んだという神話も興味深いですね!
星座の起源や歴史は?

星座の起源はとても古く、紀元前3000年にまでさかのぼります。
当時のメソポタミア地方の羊飼いたちが、星空を見上げて、星を見て動物などの姿を想像しました。これが星座の起源になったと言われています。
そして、その多くが古代ギリシャへと伝わっていき、ギリシャ人によって神話や伝説と結び付けられました。
日本に星座が来たのはいつ?
これまで解説した星座は、西洋で広まったものです。では、西洋星座が日本に来たのはいつ頃なのか気になりませんか?
実は、西洋星座が日本でも使われ始めたのは明治以降です!それ以前の日本では中国の星座が使われていました。ちなみに、中国星座は、2500年前に作られた星座体系で、西洋などの影響を受けずにできたオリジナルのものです!
まとめ
- 星座の記号の由来は主にギリシャ神話
- 星座の起源は紀元前3000年前
- 西洋星座が日本に普及(ふきゅう)したのは明治以降
今回は星座の記号の意味についてご紹介いたしました!もしかしたら星座の記号は目にしたことはあるけど意味は知らなかったという人が多かったのではないでしょうか!
星座は全部で12個ありますが記号の由来は主にギリシャ神話からきています。星座の記号を全部覚えてみたいと考えている方はギリシャ神話も合わせて覚えると効率がいいかもしれませんね!
また、星座の起源は紀元前3000年前で、西洋星座が日本に普及したのは明治以降だということもわかりました。星が見える夜に、ぜひ星座に関する事を調べてみて下さい♪面白いことがわかるかもしれませんよ!
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