みなさんはSNS(Sorcial Networking Service)を使っていますか?Twitter、LINE、FacebookやInstagramなど、一度は使ったことがあるのではないでしょうか。学校や職場でも連絡を取ろうと思ったらなにかしらのSNSを使うことが多いと思います!とても便利な世の中になりましたね!
ですがいつでもネット上でつながることができる便利さの裏には、問題がいくつもあります。その1つが『誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)』です。みなさんの中にも「誹謗中傷を受けたことがある!」という方もいるかもしれません。とても辛いことですよね・・・。
そこで、今回は「誹謗中傷の原因や対処法」について話していきます!この記事を読んでいただければ、誹謗中傷を受けていてそれを解決したい人や、なぜ誹謗中傷が起きるのかを知りたい人のお力になれると思うので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
SNS上での誹謗中傷の原因は匿名性にある?

SNS上での誹謗中傷の原因のひとつとして「匿名性」がよく挙げられます。では、なぜ匿名性があることで誹謗中傷が起きるのか、解説していきます!
匿名だからバレないという思い込み
匿名だから名前がわからない、という勘違いから誹謗中傷をしてしまう人がいます。しかし名前がわからないのはあくまでも表面上ということを覚えておきましょう!開示請求をすることで誰が書き込みをしたのか簡単にわかるようになっています。「匿名=バレない」ではありません!
相手も人間であることの認識が薄い
インターネットでは相手の顔が見えないため、つい悪口を書いてしまったり、言いすぎてしまったりしてしまいます。現実世界で本人を目の前にして誹謗中傷ができる人はあまりいないと思います。なのでSNS上でも「相手は自分と同じ人間だ」ということを忘れないようにしましょう!
リスクがあまりないように思える
「匿名だからバレないという思い込み」と似ていますが、名前や顔、所属を伝える必要がないため、誹謗中傷をすることに対するリスクがあまりないように思えてしまうことも問題の1つです。実際は電話番号やIPアドレスなどから個人情報が特定できるので大きなリスクを背負っています。
誹謗中傷をする人の心理ってどうなっているの?

先ほど匿名性がなぜ誹謗中傷につながるのかを説明しましたが、今度は誹謗中傷をする人の心理について解説していきます!
嫉妬
「自分よりお金をもっている人」や「自分より人気がある人」など、自分より相手が優れていることへの嫉妬心から誹謗中傷をしてしまう人がいます。それよりも「あの人を越えてやる!!」くらいの気持ちでいるほうがいいと思うんですが・・・。
正義感
芸能人の不倫や薬物使用など、誰かが不祥事を起こした際に正義感から誹謗中傷をしてしまう人も多いです。悪いことをした人には何をしても良いという考えの人もいますが、良い人悪い人どちらに対してでも誹謗中傷を言うことは間違っています!
気晴らし
学生でも社会人でも、生活していればストレスは溜まるものですよね。そのストレスを発散するために誹謗中傷を繰り返す人もいます。たとえどんなにストレスが溜まっていても、相手を傷つける言葉を使わないように注意しましょう。
大したことじゃないと思ってしまう
普段友達と会話するときのテンションで誹謗中傷をしてしまう人は、本人は大したことないと思っています。しかし言われた側からするととても辛い場合もあります。言葉は人を殺す武器にもなりえることを頭に入れておくべきでしょう。
誹謗中傷を受けた時の対処法はこれ!

SNSを使っていく上で個人差はあるかもしれませんが、誹謗中傷を言われることもあると思います。なので誹謗中傷を受けたときの対処法を紹介していきます!
思い切ってSNSを辞めてしまう
いきなり最終手段ですね(笑)ですが立派なひとつの手段です。SNSを辞めてしまえば誹謗中傷を受ける機会もかなり少なくなります。またピッツバーグ大学の研究で、SNSの使用頻度が高いほどうつ病になりやすい傾向ががあることもわかっています。
誹謗中傷を受けたらブロックする
「誹謗中傷は嫌だけどSNSを辞めるのはちょっと・・・。」という方いますよね。私もそうです!その場合は、誹謗中傷をしてくる人をブロックしてしまいましょう!そうすれば誹謗中傷を見ることも少なくなり、安らかな心で生活することができます(笑)
誹謗中傷に動じないメンタルを鍛える
「いちいちブロックするの面倒くさい!」という人にお勧めの方法です。メンタルを鍛えると誹謗中傷が気にならなくなるだけでなく、自分の心を強く保つことができます。メンタルは「瞑想」で簡単に鍛えることができるので試してみてください!
誹謗中傷と批判の違いとは?

誹謗中傷と批判の境界線を引くことは難しいですが、判断基準のひとつとして「根拠があるかないか」が挙げられます。しかし根拠があってもなくても言われた側が誹謗中傷と受け取ってしまうこともあるため、判断基準としてはまだ完ぺきではありません。
正直に言ってしまうと、あきらかな中傷を除けば誹謗中傷と批判に明確な違いを見つけるのは難しいです。ですが難しいからこそ個人個人がSNSに書き込む前に「誹謗中傷になってしまうんじゃないか?」と確認することが大切なのではないでしょうか。
自分基準で「これは大丈夫でしょ!」と判断せずに、相手の立場に立って考えてみてください。自分がされて嫌なことは人にしない、という小学校で教わった当たり前のことがSNSでコミュニケーションをとる上でも大切になってきます!
まとめ
- 誹謗中傷の原因のひとつに匿名性がある
- どんな理由があっても誹謗中傷はよくない
- 誹謗中傷と批判の違いを考えることが大切
インターネットの発達により、家にいても学校にいても職場にいてもSNSに書き込むことができるようになりました。そのため誹謗中傷も片手で簡単に書き込めるようになってしまいました。SNSは便利で手軽なツールですが、手軽である反面、簡単に人を傷つけることもできてしまいます。
SNSで発信したことは消すことができないですし、悪口を言う側も言われる側も全くメリットがありません。誹謗中傷はかならずあなたの不利益になってしまうということを忘れずにSNSを利用してほしいと思っています!
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