食品ロスへの取り組みでゴミを減らす!家庭で出来る簡単なやり方とは?

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「もったいない」という言葉は、日本人なら誰もが知っていて使った事のある言葉や考え方です。小さい頃ご飯を残してしまったり、まだ使えるのに捨ててしまった時には親からよく注意をされたものです。しかし、外国ではそういった言葉や考え方はなく、日本ならではの発想でした。

しかし、2004年にケニア出身で女性環境保護活動(かんきょうほごかつどう)家のワンガリ・マータイさんが、ノーベル平和賞を受賞しスピーチをした時に「MOTTAINAI」を言葉にした事で世界から注目を浴び、その後日本に関係なく使われる様になりました。

近年日本では「食品ロス」による問題が挙がっています。そこで、再び「もったいない」を意識し改善しようとする取り組みが行われており、それは企業だけでなく私達の家庭でも出来るのです。今回は、私達1人ひとりが家庭や外出先で出来る食品ロスへの取り組み方をご紹介します!

食品ロスへの取り組みでゴミを減らして、環境問題を改善しよう!

食品ロスとは簡単に言うと「まだ食べられる食品や料理を捨てる事」です。2019年4月に発表された農林水産省(のうりんすいさんしょう)の資料によると、日本で捨てられる食品の量は1,561万トンで、その内まだ食べられるのに捨ててしまう食品の量は643万トンだそうです。

なんだかピンと来ない数字ですが、「毎日1人お茶碗1杯分の量を食べずに捨てている」と言われたらどう思いますか?想像してみましょう。あなたは食事でお茶碗1杯のご飯が出された時、食べずにゴミ箱に捨てる・・・そのような事を皆、気づかないうちにしているのです。

それは家庭内だけでなくコンビニやスーパー、外食での食べ残しも当てはまります。「もったいない」と思いませんか?そして、ただ「もったいない」だけではなく食品ロスは深刻(しんこく)な環境問題へと繋がっていくのです。

食品ロスと環境問題って関係あるの?

まだ食べられるのに捨てるという行為は、ゴミの量を増やしている事と同じです。ご存知の様に捨てられたゴミは燃やして処理を行うのですが、燃やす量が多ければ多いほど地球温暖(おんだん)化の原因でもある二酸化炭素(にさんかたんそ)も多く排出されてしまいます。

今、日本を含め世界では二酸化炭素を減らそうと努力しているのにも関わらず、これでは意味がありません。また、燃やして小さく処理したゴミを積み立てる為の場所(埋め立て地)も必要になり、そこで起こる土の汚染も問題視されているのです。

さらに、燃やす為に必要な燃料や費用もゴミの量が多くなる程かかってきます。お茶碗1杯分は自分1人だと対した事無いように思いますが、「お茶碗1杯×日本の人口」と考えると相当な量ですよね。それを燃やしていると想像すると、どれだけ私達は無駄な事をしているのか分かります。

食品ロスを減らす為に、企業ではどんな取り組みがされているの?

食品を作っている製造業や売っている販売店、食事を提供しているレストランなどでは食品ロスを減らす為に、以下の様な努力をしています。

企業が取り組んでいる食品ロス削減の方法
  • 製造業

1.多く作りすぎない様にする。

2.賞味(しょうみ)期限を長くする。

3.販売出来る期限の見直し。

  • 販売業(スーパー、コンビニ、百貨店)

1.売り切る様にする。(必要以上に仕入れない。バラ売りやグラム売りが出来るようにする。)

2.運搬(うんぱん)時による商品の欠損(けっそん)を少なくする。

  • 外食産業(飲食店)

1.調理時に出るゴミを減らす。(野菜や果物の皮を薄く切るなど。食べられる部分をなるべく捨てない様にする。)

2.調理ミスを減らす。

3.食べきれない分を持ち帰る事が出来るサービスを作る。 

各業種ごとに様々な工夫をして、食品ロスを減らそうと努力しているのが分かります。実際に日本の食品ロスの大半を占(し)めているのは企業側です。しかし、企業側だけが食品ロスの減少に取り組むだけではいけません。

先ほどの農林水産省のデータによると企業側で出る食品ロスの量は年間352万トン、家庭で出る量は291万トンとあまり差がないです。このまま企業側が順調に減らしていけば、いつかは家庭で出る食品ロスの方が多くなるでしょう。私達も普段の生活で食品ロスを減らす工夫が必要なのです。

家庭で簡単に出来る食品ロスへの取り組み方とは?

では、どの様にして私達は食品ロスの減少に取り組めば良いのかまとめてみました。どれも難しい事はなく簡単に出来るものばかりなので、さっそく本日から取り組められますよ♪

家庭で出来る食品ロス減少への取り組み方
  • 買い過ぎない。食べられる分だけ買う。
  • 奥の商品から取るのではなく、手前の商品から取る様にする。
  • 正しい保存方法で保管する。
  • 冷凍保存を活用する。
  • 料理を作る時には残っているものや、先に買ったものから使う。
  • 作り過ぎない。食べきれる分だけ作る。
  • 野菜や果物の皮は薄(うす)く切る様にする。食べられる部分をなるべく捨てない様にする。
  • 余った食材での使い切りレシピを探して作ってみる。 

あなたが取り組められそうなものはありましたか?いきなり全部やらなくても良いんです。普段の買い物や調理方法を見直して「意識する事」が大切なのです。まずは出来そうなものから意識して取り組んでみましょう!慣れた頃には、以前より食費が下がっているかもしれませんよ。

また、「フードドライブ」という余った食品をまとめて地域のボランティア団体に寄付(きふ)をして、食事に困っている人を助ける活動があります。缶詰やお菓子をはじめギフト類も寄付出来ますが、地域や各団体によって条件があるので確認してから行って下さい。

外食先でも意識してみよう!

外食先でも少し意識をしてみましょう。小さな事ですがコツコツと積み重ねる事で、食品ロスの減少に繋がっていきます。

外食先で出来ること
  • 頼み過ぎない。食べきれる分だけ頼む。
  • 食べ残した料理を、持ち帰る事が出来るお店に入る。 

お腹が空(す)くと、目に入るメニューどれも美味しそうで頼みたくなっちゃいますよね。ですが、勢いに任せて料理を頼んで食べ残してしまうと食品ロスになりますし、作った方に申し訳ないです。最初は食べきれる分だけの食事を頼んで、まだお腹に余裕があれば追加で注文しましょう。

まだ日本では食べ残した料理を持ち帰る事が出来る飲食店は少ないです。理由は、持ち帰った後の食中毒(しょくちゅうどく)などの衛生面的な事からでした。夏場は特に心配ですよね。でも少数ですが実践してるお店もあるので、見かけた時には積極的に入っても良いのではないでしょうか。

まとめ

  • 日本では「食品ロス」が問題になっている。
  • 「食品ロス」とはまだ食べられるのに捨ててしまう事である。
  • 毎日1人お茶碗1杯分の量を食べずに捨てている。
  • 食品ロスが多いとゴミも増える事から、環境問題にも繋がっている。
  • 食品ロスを減らす為に、企業は様々な取り組みをして努力をしている。
  • 家庭でも食品ロスを減らす為に努力する必要がある。

戦後、日本では「物が足りない」状況が長く続いていました。その時の苦しみを乗り越え改善し、現代では何不自由なく暮らせる様になりましたが、今度はその「豊かさ」が問題を起こしています。

物が足りない時代の人達は、常に物を大切に扱い無駄なく最後まで使いきる方法を考えていました。それは食べ物に対しても同じです。野菜の皮1枚も無駄にはしませんでした。しかし今は、自分の好きな物を好きな量だけ使ったり食べたりして、他は捨ててしまう事が多くなっています。

今こそ、もう1度「もったいない」を意識する時ではないでしょうか。あなたは最近「もったいない」という言葉を使いましたか?ぜひ意識してみて下さい。

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