ご安心を!トイレットペーパーの原料不足はデマ!しかし相次ぐ品薄状態

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スーパーに買い物に行ったら、トイレットペーパーの棚が空っぽ……不安になりますよね?でも、みなさん安心してください!現在、「コロナウィルスの影響でマスクに次いで”トイレットペーパーが無くなる”。」という噂が広がっていますが、全くのデマ情報です!買いだめる必要は全くありません!

TVやネットニュースでも同じような事が報道されていますが、スーパーやドラッグスアなどではトイレットペーパーの爆買い状況が続いています。トイレットペーパーが品薄状態なのは単純に店頭で予想以上に売れてしまって、配送が間に合ってないだけです。在庫は十分にあります。

もう一度言います!トイレットペーパーの原材料不足は100%ガセネタです! 信じないでください。それでは、これから私が「100%ガセネタです!」と言い切れる根拠、なぜトイレットペーパーの品薄状態が続いているのか、私たちができることについてお話しします。

トイレットペーパー不足!?どうしてデマだと言えるの?

まずは根拠となる3つの情報を紹介させていただきます。

トイレットペーパー不足がデマの根拠
  • トイレットペーパーの在庫情報
  • トイレットペーパーはほとんど国産!?
  • 政府や製糸メーカーによる発表
 

それでは順に一つずつ見ていきましょう。

トイレットペーパーの在庫情報

                                                 

日経ビジネスのtwitterによると、トイレットペーパー業界は在庫は潤沢にあると発表しています。

引用ツイッター

このツイートは、日経ビジネス電子版が日本家庭製紙業界に直接取材した内容です。業界が「在庫は潤沢にある」と発表しています。

トイレットペーパーはほとんど国産!?

日本で流通しているトイレットペーパーの98%は国産です。この数値は、100%国産と言っても過言ではないでしょう。ところで皆さんはトイレットペーパーが新聞紙や牛乳パックなどの古紙を原料に製造されていることをご存知でしょうか?

日本製紙連合会のHPによれば、日本の古紙のリサイクル技術は世界トップレベルで2018年の古紙利用率は64.3%、回収率は81.5%とあります。ちなみに、紙の原料に使用される木材チップの輸入先はベトナム、オーストラリア、チリ、南アフリカなどです。中国は一切関わってません。

つまり、トイレットペーパーの原材料は古紙なので中国がどうのこうのといった噂は全く関係ないんです。

政府や製紙メーカーによる報道

一般人のTwitterやネット記事よりも信頼性の高い情報源からもトイレットペーパーの買い貯めを控えるようにと発信されています。これもネット記事ですが…笑。この記事ではその一部を紹介させていただきます。

 
 
 
 
 
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加田裕之 かだ ひろゆき(@hiroyukikada)がシェアした投稿

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日本家庭紙工業会による発表です。「在庫は十分にある」と明記されています。製紙業界がこうもハッキリと噂を否定していることも珍しいです。かなり信憑性の高い情報源の一つであることは間違いないでしょう。

 
 
 
 
 
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宮島貴俊(@tm.38427)がシェアした投稿

引用インスタグラム

こちらの投稿でもデマ情報であるとはっきり名言されています。政府による発表なので、最も信頼できる情報だと言い切れます!Twitterで知識のない一般人が話すことを信じるよりも、政府や業界からの発表の方が説得力百倍です!

なぜ、デマにもかかわらず品薄状態が起きてしまったのか?

では、なぜトイレットペーパーの買い付け騒動が起こってしまったのでしょうか?私なりに分析してみました。考えられる要因は以下3つです。

デマなのに品薄が続く理由
  • SNSや噂を通し、広がってしまった 
  • マスクの品薄状態が続いているため、みんなの不安が余計に刺激された 
  • 誤情報とわかっていても、売れ切れてしまっているので買ってしまう 

つまり、誰かがふとSNSで「トイレットペーパーが無くなるかもしれない。」と一言呟いたとします。現在の状況的(マスクの品薄状態)に、その一言はいい感じにみんなの不安を刺激します。そうなると、その投稿を信じた人たちがお店のトイレットペーパーを買い占めてしまいます。これがまず第一段階です。

次に、「トイレットペーパー不足は誤情報です。」とNEWSが報道してももう遅いです。なぜならその段階で既にお店にトイレットペーパーは少ないわけですから、買い貯め目的ではなく普通に必要な人たちも「買わなくちゃ!」と思ってしまいます。これが第二段階です。(←現状)このようにして現在トイレットペーパーは品薄状態にあると考えれます。

じゃあどうしたらいいの?

私たちがすべきなのは…買い貯めをせずに待つのみです。私たち消費者にできることはありません!強いていうなら、身近に「ウチのトイレットペーパーが無くなってしまった…。」という人がいたら分けてあげましょう。注意すべきなの高い転売品を買わないこと!お店側も買い貯めを防ぐために在庫を小出しにするでしょうし、配送も直に追いつきます。

注意すべきなのは高い転売品を買わないこと!お店側も買い貯めを防ぐために在庫を敢えて小出しにするでしょうし、配送も直に追いつくでしょう。供給は間に合います。ちなみにトイレットペーパーの平均的な使用量は、1人あたり一週間で1ロールだそうです。無駄遣いしなければ大丈夫でしょう。

まとめ

トイレットペーパー不足騒ぎはデマ!その根拠は…?というお話でした。以下はまとめになります。

  • トイレットペーパーの在庫は十分にある
  • ほぼ100%国産なので中国の影響を受けていない
  • 政府や製紙会社も誤情報であると断定している

「原産国は中国だから、マスクの次はトイレットペーパーが無くなる。」というのは一見納得しがちな根拠なので、多くの人が本当だと信じてしまうのは無理がないですね。一昔前、オイルショックの時も同じようにトイレットペーパーが店から消えました。しかし、それも誤情報によるものでした。「歴史は2度繰り返す」とは本当ですね 笑

ですが、しっかりとした知識やリサーチ力さえあれば誤情報に流されず、正しい判断が可能です。少なくともこの記事をご覧になられてる時点で、皆さんのリサーチ力は確実にあります。←上からでスミマセン

直に品薄状態を解消されるので、落ち着いて待ちましょう。くれぐれも転売ヤーの手口に乗らないように注意してください。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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