『約束のネバーランド』レイの父親は誰?今までの物語からネタバレ考察

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ピーターパンでお馴染(なじみ)のネバーランド。それが楽しい世界ではなく、子ども達にとって残酷(ざんこく)なものだったらどうでしょう?白井(しらい)カイウさんと出水(でみず)ぽすかさん作『約束のネバーランド』は、残酷な世界から逃げる子ども達の様子が描かれています。

主人公達は孤児(こじ)院で心穏やかな日々を過ごしていましたが、ある日恐ろしい事実を知ったが為に、孤児院から逃げ出そうとするファンタジーです。複雑に絡み合った物語は、時に読者をアッ!と驚かせますし、疑問も沸(わ)かせます。

その1つが、主人公の仲間の1人・レイという男の子の父親です。一体レイの父親が誰なのかを、今までの物語からネタバレを含めて考察してみました!

『約束のネバーランド』レイの父親は誰?母親は?

主人公のエマは同い年のノーマンやレイ、兄弟達と母親代わりのイザベラと孤児院で楽しい日々を過ごしていました。しかしある時、エマとノーマンは里親の元へ行ったはずの子どもが殺され、しかも鬼に「食用(しょくよう)」として出荷(しゅっか)されていく場面を目撃

なんと、孤児院は食用の子どもを育てる農園だったのです!それを知ったエマとノーマンは見たことをレイに伝え、残された子ども達と孤児院から逃げる計画をしようと相談します。すると、レイは初めから孤児院が農園で、自分達が食用だということを知っていたと言うのです!

レイは優(すぐ)れた頭脳(ずのう)の持ち主で、周りが遊んでいても毎回木陰(こかげ)で読書をして知識を蓄(たくわ)えていました。孤児院が「農園」だと知ったのは本から学んだのでしょうか?実は、レイの驚くべき能力に隠されていたのです!

レイはなぜ孤児院の正体を知っている?驚きの能力と母親の存在

レイが初めから孤児院が農園だと知っていた理由は、「幼児期健忘(ようじきけんぼう)」だったことにありました。「幼児期健忘」とは、普通なら母親のお腹の中から3歳までの記憶がだんだんと消えていくのに対して、消えずに残っているという症状(しょうじょう)のことです。

テレビでもまれに、「お母さんのお腹の中ででんぐり返りをしていた」とか、母親の声や感情が分かったなどと話す幼い子どもがいますよね。レイも同じで、母親を通して孤児院の正体や鬼の存在を知っていたのです。そこで次に気になるのは、「レイの母親」ですよね。

レイに孤児院の様子を見せ、正体や鬼の存在を結果的に知らせていたということは、母親が孤児院の関係者でなければ真実は分かりません。では、レイの母親は誰なのでしょう?・・・なんと意外なあの人だったのです!

レイの母親はなんとシスター・イザベラ!親子の悲劇(ひげき)的な再会

レイの母親はシスター・イザベラでした。イザベラも、レイが自分の産んだ子どもだと気付きます。2人が親子だと分かったのは、イザベラがレイがお腹の中にいた頃に口ずさんでいた「歌」にありました。レイはその歌を覚えていて口ずさんでいたことで、親子だと分かります。

その「歌」はイザベラも農園で食用として育てられていた時に、レスリーという男の子から特別に教えてもらったもので、2人だけの秘密(ひみつ)の歌でした。レスリーの歌を知っているのは、レスリー本人とイザベラ、そして、お腹の中の赤ちゃんだけです。

イザベラがエマ達のいる農園に来た時、木陰で読書をしながら秘密の歌を口ずさんでいるレイと出会います。イザベラが「その歌、どこで?」と聞くと、レイは悲しそうに微笑(ほほえ)み、イザベラはお腹の赤ちゃんに口ずさんでいたことを思い出し、衝撃を受けるのでした。

レイの父親は誰?

イザベラは「なぜ、僕を産んだの?」とレイに聞かれると、「私が生き延(の)びる為」と答えます。イザベラも食用として出荷される身でしたが、生き延びる為に農園の管理者(孤児院のシスター)として鬼と契約(けいやく)しました。生産者側になれば、出荷されずにすむからです。

しかし、農園の管理者になるには条件があり、優れた頭脳を持っていることと、出産することなのでは?と言われています。イザベラは優れた頭脳を持っていたのと、出産もレイを身ごもり産むことが出来たので合格しました。

次に気になるのは、レイの父親ですよね。残念ながら、レイの父親はまだ明らかにされていないのです。もどかしいですが、今までの物語からレイの父親ではないかという人物を探ることは出来ます。

レイの父親を今までの話からネタバレ考察

レイは人工授精(じゅせい)によって命を授(さず)かり、イザベラのお腹の中から生まれたのではないかと考えられています。そのような描写(びょうしゃ)が物語の中にあったらです。父親が一体誰なのか気になりますよね。

そこで、今までの物語から父親として考えられる人物を挙げて考察していきましょう!

その①:農園出身者

農園の管理者となるには、優れた頭脳を持っている人しかなれません。そして、鬼にとって人間の「脳」はご馳走(ちそう)で、優れた頭脳を持っていればいるほど美味しいのだとか。もし、優れた頭脳をもっている者同士の子どもが生まれたらどうでしょう?

優れた頭脳を持つ子どもが生まれる可能性は高く、鬼にとって価値がありますよね。レイの父親も農園出身者で、優れた脳を持つ人物ではないかと考えられます。農園では、脳を鍛(きた)える為に勉強がおこなわれていて、勉強の様子から誰が優れているかが分かります。

優れた子どもを生産する為に、優れた頭脳の持ち主の子種(こだね)を取り、人工授精がおこなわれ農園管理者の候補(こうほ)者に出産させている、と考えることが出来ます。

その②:ジェイムス・ラートリー

ラートリー家は、鬼と人間世界の間を仲介(ちゅうかい)する役を担(にな)っています。ジェイムスはその一家の長男で、エマ達のいる農園に「ウィリアム・ミネルヴァ」と名前で本を寄付(きふ)していました。しかし、寄付した本の中身はただの物語ではなかったのです!

ジェイムスは送った本に細工をして農園の秘密や鬼のこと、安全に人間だけが住む集落への行き方などを記しました。では、なぜそうしたのでしょうか?物語では、食用として作られ食べられていく子ども達に、未来を選ばせたかったからとあります。でも、こうも考えられませんか?

農園の中に「自分の子どもがいる」としたら・・・。食用の子ども達の運命を嘆(なげ)きながらも、人間の世界の平和を守る為に任務をおこなっていましたが、自分の子どもが農園にいるとなれば、「農園から逃げて、生きる」という選択肢を与えたいのが親心ではないでしょうか。

その③:ピーター・ラートリー

ラートリー家の次男で、ジェイムスの弟です。ラートリー家は鬼と人間との間に、平和の「約束」を交(か)わした祖先を持つ特別な一家な為、食用として鬼に出荷されません。農園のオーナーでもあるので、生産者側でもあります。

頭脳も良いですし、優れた遺伝子(いでんし)も持っていそうです。また、ラートリー家の名は「高級ブランド」のようなものなので、子種の候補として強いですよね。兄・ジェイムスと同様に、弟のピーターにも可能性は考えられると思います。

その④:レスリー

イザベラに、秘密の歌を教えてくれた男の子です。イザベラと同じ農園の出身者で、ひとり木陰で口ずさんでいたところ、イザベラに聞かれて教えます。その歌は彼が作曲した歌だそうで、イザベラにとって心の支えとなっていました。

レイも、みんなが遊んでいる時ひとり木陰で本を読んでいる様子があるので似ていますよね。ですが、イザベラの回想(かいそう)でレスリーは12歳以前に出荷されたとなっています。そうなると、子種をもらう事は不可能です。

しかし、物語でレスリーの遺体(いたい)が描かれていないのと、出荷されたエマと同い年のノーマンが実は生きており、違う農園で研究の実験体として過ごしていたように、レスリーもその可能性があることから、父親ではないかと考えました。

まとめ

  • 『約束のネバーランド』は、孤児院の秘密を知った子ども達が脱獄(だつごく)する物語。
  • レイは優れた頭脳の持ち主で、胎児(たいじ)~3歳の頃までの記憶を残っていることから、孤児院の秘密を初めから知っていた。
  • レイの母親は、孤児院のシスターで母親代わりのイザベラ。
  • 父親は不明。父親として考えられる人物はいるが、物語ではまだ明かされていない。

『約束のネバーランド』に登場するレイの父親が誰なのか、今までの物語からネタバレも含めて考察していきました。日だまりのように温かくて優しい孤児院が、実は恐ろしい場所だと知った時、主人公達はどんなに絶望(ぜつぼう)したことでしょう。

その中でもレイは母親のお腹の中からの記憶が全て残っていて、初めから孤児院の正体と鬼の存在を知っていたことや、母親を特定した時の気持ちははかりしれません。レイがイザベラに言った「なぜ、僕を産んだの?」という言葉は切なく、心が締(し)めつられます。

しかし、父親が誰なのかは分かっていません。2020年10月に発売された最終巻までに分かることを期待しましょう!同年12月には映画公開も決定し、連載が終わってもまだまだ熱が冷(さ)めない『約束のネバーランド』。アニメ化もされているので、ぜひ漫画と合わせてお楽しみ下さい♪

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