「あー今日も仕事でミスしちゃった・・・。なんて自分はダメなんだ・・・。」「他の人はいいよなぁ。なんで自分だけうまくいかないんだろう?」毎日の中でこのように感じてしまう事ってありませんか?
周りの人の方が何となく優れていて、自分より幸せそうに感じてしまい、それに比べて自分は・・・。というようなネガティブ思考に陥(おちい)ってしまうのは、現代社会を生きていく中で誰しもが経験することだと思います。
もし、この思考を少しでも変える方法があったとしたら?今回は「自己肯定感(じここうていかん)」の高め方についてまとめました。つい他人と自分を比べてしまう、自分に自信が持てないと言う悩みがある方、必見ですよ!
そもそも自己肯定感とは?

自己肯定感とはいったい何でしょうか?一言で言うならば「自分自身の価値を認める」ことです。
「自分には価値があるんだ!!」と思えると仕事で小さなミスがあったとしても、反省してすぐ立ち直れたり、他人と比べて自分の価値を計る必要が無いため、他人と自分を比較(ひかく)せずとも自分に自信を持つことができます。
特に日本人は自己肯定感が低い傾向(けいこう)にあり、「自分に満足しているか?」という質問に対し、お隣の韓国では73%、アメリカでは87%の人が自分に満足している!と回答したのに対し、日本は約45%、2人に1人は自分に満足していないというデータが出ています。
自分に自信を!自己肯定感を高める方法5選!

自分は自己肯定感が低いと知って落ち込んでしまう方、大丈夫です。なぜならば、自己肯定感は今からでも高めることができます!!!自分の習慣、考え方を少し変えるだけで、無駄に落ち込んでしまわない自分、自身のある自分を手に入れることができますよ。
私も自己肯定感が高いほうではないですが、書いていることをやってみて少し考え方が変わってきました。一つずつできそうなことを生活に取り入れてみて下さいね!
自己肯定感が低いことを知る
自分の自己肯定感が低いことを知っていると、落ち込んでしまうことがあっても「自分は自己肯定感が低いからこのように感じているんだ」と客観的な目線で考えることができます。客観的な見方ができれば、対策や解決策が考えやすくなり、次の成功へ繋(つな)げやすくなりますよ。
嫌なことがあると、「自分はなんてダメなんだ・・・。」と思って考えが止まり、解決の方法などを見つけることができなくなることってありませんか?
先ほど述べた通り、自己肯定感はいつでも高めることができます。自己肯定感が低いことはあなた自身に価値がないというわけではなく、自分自身の価値に気づけていない状態(じょうたい)です。落ち込まなくて大丈夫!
自分の感情に嘘をつかない
日本では感情を抑えることが美徳とされています。しかしそれは自分の感じている感情を否定している、すなわち自分を否定していることになり、自己否定が続くと自分の価値を見失ってしまう原因になってしまいます。
しかし怒りを感じたらすぐ怒鳴(どな)ったり、物や人にあたってしまうというのは世間的にいけません。感情に正直なのはそれはそれで良いと思いますが・・・。そこでおすすめなのが感じた感情を紙に書くという方法です。
紙に書くことによって自分が感じた感情を客観視でき、改めて自分がどう思ったのかが分かるようになります。感じた感情を抑え込むのではなく、感じたことを受け入れることで自己否定から離れるというやり方です。
小さな目標を作る
小さな成功体験を重ねることで、「自分はできるんだ!」と感じ、自分の価値が高まります。人はついつい大きな目標を立てがちで、達成できずに自己嫌悪(じこけんお)に陥ってしまうという経験はありませんか?
そこで大きな目標の中に小さな目標を作りましょう!例えば「5kgやせる!」と大きい目標を立てたら、その中に「30分は運動する」「今日はお菓子を食べない」など大きな目標を達成するための毎日できそうなぐらい小さな目標を作り、達成していきましょう。
「こんな小さい目標じゃ人に笑われちゃうよ」と思う方もいるかもしれません。声を大にして言いたいのは、「他人の評価より自分ができたかの方が重要」ということです。私は「よそはよそ、うちはうち」のスタンスで考えています!
完璧主義をやめる
完璧主義の考えだと「完璧なら成功、それ以外は失敗」と思い、自分のことを「まだ完璧じゃない」という理由で嫌ってしまうことがあります。完璧主義が原因で、つらい思いをしているという人はいませんか?
100%の結果はいつも出せるわけではなく、出せなかった自分に対して嫌悪感を持ってしまいます。人間である以上いつも100%の結果が残せることはありません。完璧主義を貫(つらぬ)くのではなく、妥協点(だきょうてん)を見つけてみるのをおすすめします。
完璧でなければ評価されないのでしょうか?完璧でなくともあなた自身の価値は変わりません。
短所を長所に置き換える
自分の短所が目に付いて、自分が好きになれないと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。短所と長所は表裏一体(ひょうりいったい)で、短所を長所に言い換えることが可能です!
例えば自分が優柔不断(ゆうじゅうふだん)なところが好きになれないなら、気遣いができる、よく考えてから行動に移すと置き換えられます。怒りっぽいなら自分の感情に素直だ、マイペースならおおらかな人といった感じにに長所に変えられますね。
短所を単に欠点としてみるのではなく、秘められたポテンシャルなんだ!と考えるのはおすすめです!この考え方ができれば少し心が楽になりますよ!!
まとめ
- 自己肯定感とは「自分自身の価値を認める」こと。
- 自己肯定感が高まれば自分に自信が持て、他人と比べて落ち込まなくなる。
- 自己肯定感は習慣、考え方でいつからでも高めることができる。
他人と比べることは誰もがよくしてしまいがちで、そのたびに「自分はダメだなぁ・・・。」と感じてがっかりしてしまうことが多くあり、それは自分自身の価値を分かっておらず、他人と比べてしか価値を感じられないことが原因だと知ることができました。
自分が好きになれば他の人も好きになれるので、自分に自信が無く人のことが好きになれない方も、まずは自己肯定感を高めて自分のことを好きになってみて下さい!
もしこの記事が自己肯定感が低いことで悩んでいる方に届いたらとても嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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